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5分で読む!デザインのちょっとだけ、マニアックなとこ。 〜紙の種類をまとめてみた。〜

忘れた頃にやってくる記事。それが「5分で読む!デザインの基本」です。

しかし、ちょっと今回はマニアックすぎる内容になってしまいました…笑
ということで、タイトルを少し変えて
「5分で読む!デザインの“ちょっとだけ、マニアックなとこ。”」
と題してお送りします。

今回は、皆さんが普段からよく使っている「紙」の種類について、まとめてみましたよ!

「紙の定義」知ってますか?

紙はJISで
「植物繊維とその他の繊維を膠着(こうちゃく)させて製造したもの」
と定義されています。

簡単に言い換えると、植物の繊維を絡み合わせて薄く平面に伸ばしたものを、脱水して、乾燥させたものとなります。

紙は2つに大別できます

紙は「紙」「板紙」に分けることができます。

「紙」は一般的に印刷や包装に使われます。
一方で「板紙」は、箱などに加工されて使用されます。

「板紙」の分類を見てみよう

まずは「板紙」を見てみましょう。
分類は以下の図のようになります。

パッケージなどに利用されている分厚い紙が「板紙」だと思っていただければと思います。

原材料は、大部分が古紙でできています。なんと、80%超の原料が古紙でできている板紙もあるんですよ。そのほか、木材パルプ、わらパルプ、古紙パルプなども使われています。

板紙は厚さを持たせるために、一般的に3層から9層の多層構造となっており、用途や原材料などから分類をされています。用途、原料、品質などから分類をされています。

「紙」の分類を見てみよう

次に「紙」を見てみましょう。
分類は以下の図のようになります。

「紙」には多くの品種があり、「新聞用紙」「印刷情報用紙」「包装用紙」「衛生用紙」「雑種紙」に分類されます。

皆さんがよく印刷で使う「印刷情報用紙」は、特性や用途によって、さらに「塗工紙」「非塗工紙」に分類できたりします。
お店で皆さんが目にする「アート紙」「コート紙」「上質紙」などの名称は、この分類のことだったりするんです。こちらについては、またの機会に詳しくお話しできればと思います!

紙の種類をサクッとご紹介しました!

「紙には色んな種類があるんだなぁ〜」と感じていただければ大満足です!

皆さんが何気なく使っている「紙」も、目的や用途によって、これだけ分類がされているんです。
いつもと違う紙を使って見るだけで、表現が大きく変わったり、新たな表現のヒントを得られたりするかも知れませんね。

ぜひ色々な種類の紙に触れて、より多くの表現をされてください。
それでは、引き続き素敵なクリエイティブをお楽しみください♪

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