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【写真学校教師のひとりごと】vol.22 久保木英紀について④
わたし菊池東太は写真家であると同時に、写真学校の教員でもあった。 そのわたしの目の前を通り過ぎていった若手写真家のタマゴやヒナたちをとりあげて、ここで紹介してみたい。 その人たちはわたしの担当するゼミの所属であったり、別のゼミであったり、また学校も別の学校であったりとさまざまである。 これを読んでいる写真を学ぶ学生も作品制作に励んでいるだろうが、時代は違えど彼らの作品や制作に向かう姿が少しでも参考になれば幸いだ。 ▼【写真学校教師のひとりごと】 久保木英紀について [clink url="https://picon.fun/photo/20240812/"] [clink url="https://picon.fun/photo/20241012/"] [clink url="https://picon.fun/photo/20241212/"] 久保木英紀の写真展が近づいてきた。6月17日からだ。 次の誕生日で50才だという。人生半ばにして初写真展、すばらしいよ! 2025年「マイホームタウン」 NikonSalon 20代初期にデビュー展をやって、しばらくのブランクの後、再デビュー展をやるというのはときどきあるのだが、今回のこのようなケースは初めてのことだ。 と、述べてきて、ふと自分の言葉にチラリと違和感を感じた。 数回前にとりあげた棚木晴子である。 かの女こそが、卒業後しばらくしてから初個展を開催した、わたしのまわりでは最初の人間だ。 ただ、棚木は在学中に学年総代をやったり、有名作家のもとで写真を扱う仕事をしてきたり、写真の最前線で生きていたので、なにか錯覚していた。 棚木の初個展のときも、最初の展覧会という認識がほとんどなかったのが事実だ。 わたしの感覚がくるっていたのだ。 久保木の話にもどる。 今は写真の最終セレクトをどうしよう、とか仕上げをどうしようとかいろいろ悩んでいるときだと思う。 この悩みは写真展が決まった者の特有の悩み、いってみれば特権みたいなものだ。 後から後悔しないように、今のうちにしっかり悩んどけ!そしてそれを楽しめ! 展示が決まった写真のテーマ性、考え方、撮り方が認められたのだから、その写真を撮ることだ。今しかできないことだと思う。 自分のやっていることに疑いなく、自信をもって取り組めるなんてことは、いつもあることではない。いまだけだ。 いつもほどには迷うことなくフレーミングし、シャッターを押すことができるだろう。 個展のタイトルは「マイホームタウン」。 かれの生まれ故郷ではないが、もの心ついてからずっと住んできた土地だ、そして今も。 茨城県の牛久である。 かといって”心のふるさと”、”心のよりどころ”的なべったりした感じなわけでもないようだ。 久保木はもともとがさっぱりした性格なのである。 かれの写真もけれん味のないさっぱりとした、キレのいい写真といえる。 それが近年ふとしたことでわたしの写真教室に通いだし、そこで今回の写真展、マイホームタウンの原型ともいえる写真を撮りだしたのがきっかけになった。 それは時とともに変化していく町の様子を時間差で追いかけたものだった。 それが今回中途半端で終わらず最後までいけたのは、以前にも述べたように子供へのしつけというか教育が頭の片隅にあったからだ。 途中で放り出すことができなかったのだ。子供の存在というものが、久保木本人のために大きく寄与したのである。 大げさに言えば子供の存在によって、かれは生き方をまっとうすることができたのだ。 でもそういった判断をしたのは久保木本人の人間性だから、今回は間違いなくようやったといえるだろう。 菊池東太 1943年生まれ。出版社勤務の後、フリー。 著作 ヤタヘェ~ナバホインディアン保留地から(佼成出版社) ジェロニモ追跡(草思社) 大地とともに(小峰書店) パウワウ アメリカインディアンの世界(新潮社) 二千日回峰行(佼成出版社) ほか 個展 1981年 砂漠の人びと (ミノルタフォトスペース) 1987年 二千日回峰行 (そごうデパート) 1994年 木造モルタル二階建て (コニカプラザ) 1995年 アメリカンウエスト~ミシシッピの西 (コニカプラザ) 1997年 ヤタヘェ 北米最大の先住民、ナバホの20年 (コニカプラザ) 2004年 足尾 (ニコンサロン) 2004年 DESERTSCAPE (コニカミノルタ) 2006年 WATERSCAPE (コニカミノルタ) 2009年 白亜紀の海 (ニコンサロン) 2013年 DESERTSCAPE-2 (コニカミノルタ) 2013年 白亜紀の海2 (ニコンサロン) 2015年 日系アメリカ人強制収容所 (ニコンサロン) ほか [clink url="https://picon.fun/photo/20220626_pfw/"] ↓PicoN!アプリインストールはこちら

デザイン深化論──携帯電話から生まれたエモーションの美学 【Vol.2】心を駆動するデザイン
文 / 写真:砂原哲 コーディネート:竹島弘幸 / 竹内基貴 こんにちは、砂原です。今回は、Vol. 1でご紹介した「au Disign Project」の広がりから、現在の活動をご紹介したいと思います。 「ファッションとしての価値を持つ携帯電話」というコンセプトのもと、様々な苦労の末に発売まで漕ぎつけた携帯電話「INFOBAR」。結果、大変な好評を博し「デザインケータイ」という新ジャンルが生まれる先駆けとなりました。 [caption id="attachment_24144" align="alignnone" width="750"] ⓒKDDI[/caption] 2007年1月にはニューヨーク近代美術館「MoMA」の永久収蔵品にも選定されました。ちなみに米国で初代iPhoneが発表されたのは奇しくも2007年1月でした。 Function(機能)を超えてEmotion(感情・情緒)をデザインすること。Emotionは「エモい」の「エモ」ですね。「au Design project」では「INFOBAR」の後も数多くの携帯電話やスマートフォンのデザインを手がけていますが、そのデザイン思想の根底には常に「Emotion」がありました。もちろん「機能性」は維持しつつ、「かわいい」「かっこいい」「心地いい」など、時に控えめに時に大胆に人の心を動かすデザインを目指しました。 「au Design project」の活動内容については『ケータイの形態学』という書籍にまとめてあります。ご興味ありましたら是非ご覧ください。無料でau Design projectのウェブサイトで公開しています。 20年を超える「au Design project」の活動を通して、素敵な言葉をたくさんの方からいただきました。「au Design project」がきっかけでデザイナーになったんです!と言われた時は心底嬉しかった。デザインが人の心を動かしてその方の人生に良い影響を与えるとしたらこんなに素晴らしいことはありません。 ある方が「au Design project」のプロダクトについてこんなコメントを寄せてくれました。「毎日、目にし、手にするたびにちょっと幸せな気分になれる」。なんて素敵な言葉でしょう。こんな風に感じてもらえるデザインを一つでも多く世に送り出せたらどんなに幸せでしょう。 2023年11月、この言葉をキーコンセプトにINFOBAR 20周年を記念した展覧会「Digital Happiness / いとおしいデジタルの時代。展」を六本木の21_21 DESIGN SIGHT Gallery 3で開催しました。展覧会では「初代INFOBAR型Apple Watch Case」と「生成AIマスコットUbicot(ゆびこっと)」のプロトタイプを発表しました。 [caption id="attachment_24141" align="alignnone" width="750"] Photo: Satoshi Sunahara[/caption] 現在「au Design project」の活動は携帯電話やスマートフォンのデザインからデザインやアートそしてXRやブロックチェーン、AIなどの先端テクノロジーを掛け合わせ新たな価値を生む統合デザインへとシフトしています。企画・開発する対象は変わっても「Emotion」をデザインするという根幹は変わっていません。 2020年、コロナ禍の最中に東京国立博物館、文化財活用センターと「5G で文化財 国宝『聖徳太子絵伝』 AR でたどる聖徳太子の生涯」を共同制作しました。 [caption id="attachment_24176" align="alignnone" width="750"] (出典)adp.au.com[/caption] 現代アートの領域では、2011年に前衛芸術家・草間彌生さんとコラボレーションした携帯電話を開発した流れを継ぎ、彫刻家・名和晃平さんの作品をARで体験可能にする「AR × ART KOHEI NAWA」(2020-2022年)を制作。 [caption id="attachment_24177" align="alignnone" width="750"] (出典)adp.au.com[/caption] 最近ではバーチャルシンガー花譜などが所属するレーベルKAMITSUBAKI STUDIOとバーチャル舞台劇「御伽噺」の共同制作を行っています。 [caption id="attachment_24178" align="alignnone" width="529"] ⓒKDDI /KAMITSUBAKI STUDIO[/caption] このテキストを読んでいただいている皆さんは、クリエイティブなお仕事を目指していたり、既になんらかの形でクリエイティブなお仕事に就いている人が多いのでないかと思います。まだ仕事になっていなくても、デザイン、アート、写真、映像、漫画、アニメ等、ジャンルはともあれ何かを自分の手で生み出す喜びを知る種族に属する人たちだと思います。 その喜びは例えばSNS上での安易な「承認」から得られる喜びよりもずっと深く人生をかけるに値するものです。また、素晴らしい作品に出会うことで得られる感動、享受する喜びも同様です。 「創造する喜び→享受する喜び→創造する喜び……」皆さんは是非この連鎖を生み出す動因であり続けてください。 昨年、染色家の柚木沙弥郎さんが101歳でお亡くなりになりました。Eテレ「日曜美術館」の特集「Оh!SAMMY DAY 柚木沙弥郎101年の旅」の中で柚木さんは「ワクワク」という言葉を何度も口にしていました。私たちがふだん口にする「ワクワク」と違って、柚木さんの「ワクワク」は本物だと思いました。 100歳を超えてなお本物の「ワクワク」を口にできる創造的な人生、憧れませんか? 砂原哲 | SUNAHARA Satoshi 1970年埼玉県熊谷市生。東京都荒川区出身。上智大学文学部哲学科卒業後、映像プランナー等を経て、1998年に第二電電株式会社(現KDDI株式会社)へ入社。2001年、auブランドの価値向上を目的に携帯電話のデザインを革新するプロジェクトを立ち上げ、コンセプトモデルを発表。2002年au Design projectとして本格始動し、2003年INFOBARを開発・発売。以降、深澤直人氏、マーク・ニューソン氏、草間彌生氏など数多くのデザイナー、アーティストとの協働により、70機種を超えるau Design project /iidaブランドの製品企画・プロデュースを手がける。 INFOBAR、talby、neon、MEDIA SKINがニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されるなど、手がけた携帯電話・スマートフォンは国内外様々な美術館にコレクションされている。グッドデザイン賞金賞、DFAアジアデザイン賞大賞など受賞歴多数。著書に「ケータイの形態学」(六耀社)がある。 au Design project ウェブサイト

「美術のこもれび」Rayons de soleil dans l’art ㉒ ― 岡﨑乾二郎について
岡﨑乾二郎 について 専門学校日本デザイナー学院東京校 講師の原 広信(はらひろのぶ)です。 今回ご紹介しますのは『岡﨑乾二郎』(おかざきけんじろう)。現役の日本人アーチストで現在も創作、発表活動を行っている東京出身の日本の代表的な現代美術家です。美術作品の発表とともにアートを論じる美術批評家として執筆活動も行っていて、私の6歳年上の作家でもあり、若輩の時から作品展を見学し続けて、リアルタイムで触れてきた作家の一人です。 現役の日本人アーチストについてこのコラムでご紹介するのは、第6回の『大竹伸朗』氏以来です。岡﨑乾二郎の作品は日本各地の美術館などに収蔵されています。 まずご紹介するのは_ [caption id="attachment_23843" align="aligncenter" width="750"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 たまち 』1981年 12.6 x 24.4 x 22cm アクリル、ポリエチレン 高松市美術館蔵 / 香川県, 日本】 ※画像引用元:岡﨑乾二郎公式HP[/caption] 20センチ前後の立体で、クレジットの「ポリエチレン」との素材からおそらく軽量であろうレリーフ形状の作品です。曲線と直線で形成されたパーツが立体的に構成されています。そしてその面には微妙な色彩がマチエール(画肌)とともに施されていいます。平仮名で『たまち』というタイトルも面白いですよね。この作家は不思議なタイトルも特徴の一つです。 そして… [caption id="attachment_23845" align="aligncenter" width="750"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 そとかんだ 』1981年 14.1 x 33x 39.5cm アクリル、ポリエチレン 高松市美術館蔵 / 香川県, 日本】 ※画像引用元:岡﨑乾二郎公式HP[/caption] 『たまち』に続いて『そとかんだ』。作品全体の色合いとアクリル絵具のマチエールによって立体的な構成が軽妙なリズム感を生み出しています。写真画像では一つのアングルでしか見られませんが、実際の展示空間では、ゆっくりと移動しながら鑑賞すると違った姿に見えてくるのも魅力だと思います。また軽快な動きを感じる形状ですね。岡﨑乾二郎はこうした平仮名の地域名の作品群によって脚光を浴びるとこになりました。 そして… [caption id="attachment_23846" align="aligncenter" width="750"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 「手出しをするな。ということこそ、私たちにとって唯一の言葉である」ぐんぐん近づいてきたのよ。でもこなかった。音もしなかったし、まだ明るかった。そんなにあんまり呼ばないで。いま自分から行こうとしているのだから。なんであんなことを彼が言っていたのかわかったわ。然るにその日の午後になって、わたしたちの住んでいる住宅地のすぐ近くに、落ちたのです。ええ、私のしっている人は一人だけです。熱エネルギーの移動。これだけは自然のなりゆきにまかせるよりほかはない。いや、やはりそれは自然のしわざではない、化学者のしわざです。「手の下しようもなく、お行儀がいい。だからどうかわたしを日陰におかないで。」あんなことを、なんで彼がいっていたのか分かるでしょう? 』1990-91年 190 x 180x 320cm 鋼 大阪中之島美術館蔵 / 大阪府, 日本】 ※画像引用元:岡﨑乾二郎公式HP[/caption] 何ともタイトルが…長いですね!しかも口頭口調です。この作品は壁から離れて自立するオブジェとなっています。形状は鋭角的な直線・曲線と平板なパーツで構成され、それぞれのパーツが相互に支持するように絡み合う点では、前の二つの作品との共通性が見られます。鋼の材質とほぼ2~3メートルの立体サイズは展示室でも存在感を放っているでしょう。立体作品はぐるりと周囲を回ってみるとさまざまに姿に変えて見せている、と思うと現場で鑑賞してくなります。そして、タイトルの影響でしょうか、何やら作品がおしゃべりな感じにも見えてしまいます。 さて、続いては… [caption id="attachment_23912" align="aligncenter" width="725"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 サウモクのくさきに クワヒとうつくしみ、 かうむらしむ 』2000年 19 x 45x 36cm セラミック 豊田市美術館蔵 / 愛知県, 日本】 ※画像引用元:岡﨑乾二郎公式HP[/caption] 何とも不思議な作品です。この作品の材料はセラミック(陶土)とクレジットに表記されています。粘土を素材として像を造形していく一般的に言う彫刻とは違います。この作品のフォルムはこれまでの3点の作品とは異なって作者の手の跡を感じさせない、材料の粘質と柔軟性を素材のままに表出して焼成しているように見えています。この作品からも材料の持つ性質と作者との相互対話が感じられて、それは岡﨑乾二郎の創作のベースにあると思います。 [caption id="attachment_23848" align="aligncenter" width="537"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 木炭木を育てる 』1986年 209 x 159cm 綿布、絹 千葉市美術館蔵 / 千葉県, 日本】 ※画像引用元:岡﨑乾二郎公式HP[/caption] やや左に傾いだ四辺形をした支持体に布材が切り貼りされています。それらの素材はプリント柄であったり染め物であったりしていて、色面構成として視覚的なコントラストを生んでいます。それら布辺の断線は直線や曲線、そして不規則なシルエットを持っていて、画面からは色彩と生地柄との不思議な混声合唱が聞こえてくるようです。 さて、最後になりましたいよいよ今回の作品です。 [caption id="attachment_23849" align="aligncenter" width="750"] 【岡﨑乾二郎 Kenjiro Okazaki『 耳を押し当てその向こうの気配を探る。ベールは柔らかな襞を作って、顔に落ち、神秘的で触れられない何かを感じさせる。花嫁のベールほど美しいものはない、透明で儚く脆いのは純粋だから。次の日、彼女は花嫁のベールを買いに行った。 雨が降れば夏になる。丘の頂から湖が見えた。夏はどこにいるのだろう。見晴らしてもすべては春のまま。スミレの花びらは雨を欲して萎れ、身を窄めていた。 何週もの遅れを取り戻そうと冷たい春のあと、暑い夏が慌てて訪れる。リネンの清らかな香りは婚礼のための白い布の束、仕上げのアイロンがけを待っている。 石畳の街に、太陽が降り注いでも石は決して花に変わらず、白壁の家が緑に覆われるわけでもない。太陽は街のあちこちの小さな公園にただ夏の装いをさせる。夏は公園の芝生にも自由に伸びることを許さず、いつも短く刈り揃えられていた。 』2024年 224.0 x 363.5cm アクリル、カンヴァス】 ※画像引用元:東京都現代美術館展覧会HP[/caption] こちらも長いタイトルを付与されています。左右と上下に4点の四角形のカンヴァスが組み合わされた作品で、淡く肌色に近い地色をもつその平面に半透明なアクリル絵具で彩色されています。絵の具は荒々しい痕跡で重なり合いつつ柔らかな色合いで描かれています。縦幅2メートル余りで横幅が3メートルを超えるもので、わりと大きいサイズですから、筆跡のストロークも大きなものであることが想像されます。また、カンヴァス一枚の平面ではなく4枚で構成された平面である点が、各々のパーツを組み合わせるこれまで紹介した作品の成り立ちに共通しています。 この作品の実物が鑑賞できるのが 4月29日から開催の『岡﨑乾二郎』展 です。 彼の幅広い創作活動を全体をじっくりと観覧することができます。 この展覧会は東京メトロ半蔵門線【清洲白河駅】から出て徒歩8分。東京都現代美術館での開催です。 春爛漫の空気のなか現代アートを満喫しに出かけましょう! 展覧会情報 岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here 会 期:2025年4月29日(火・祝)~7月21日(月・祝) 場 所:東京都現代美術館(東京都・江東区木場公園内) 公式HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/kenjiro/ [clink url="https://picon.fun/art/20250208/"] ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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【NDS卒業生の活躍】あさみみちゃんポップアップイベントを渋谷サクラステージにて開催中!
あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント 「かわよきPOPUPでございます!」が渋谷サクラステージにて開催中! 専門学校日本デザイナー学院 イラストレーション科を卒業した吉野さんが、渋谷のサクラステージで開催中の「あさみみちゃん × 歌舞伎座」コラボ期間限定POP UPショップのグッズデザインを担当しました! LINEスタンプなどでもおなじみの『あさみみちゃん』は、「あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ」の女の子。25歳のOLで、日本一のマスコットキャラクターを目指しています。 浅いことしか言わないウサギちゃんなので、「あさみみちゃん」という名前なのだそう。 ポップアップ会場は、あさみみちゃんと仲間たちのグッズやパネルがたくさん!ピンクで統一された店内にテンションが上がります。 ポップアップオリジナルデザインのクリアファイル2種。コレクションしたくなる可愛さ…!使うのがもったいないです。 ランダムキーホルダーも購入。ダニーくんをゲットしました。 また、会場にはミラー風のパネルや、あさみみちゃんたちの等身大パネルが設置されており、フォトスポットも充実!さまざまな楽しみ方ができるポップアップストアです。 ポップアップイベントは4月13日まで開催中 イラストを学んだ学生がこのように活躍していることは、専門学校日本デザイナー学院のスタッフとしても大変嬉しく思います。 専門学校日本デザイナー学院から徒歩わずか5分のサクラステージ。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね! ▶グッズ詳細はこちら https://asamimichan.com/news69/ 展覧会名|あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント「かわよきPOPUPでございます!」 会 期|2025年3月14日(金)-2025年4月13日(日) 会 場|渋谷サクラステージ SHIBUYA SIDE 3F ときめきSTAGE 時 間|10:00-21:00 入 場 料|無料(フリー入場) ↓PicoN!アプリインストールはこちら

アイドルオーケストラ「アイオケ」 × NDS コラボインタビュー
総合デザイン科ビジュアルデザイン専攻の3年生「新映像演習III」の授業において、アイオケの新曲を使用した Fake OOH を制作する産学官連携プロジェクトを実施しました!指導は本校講師の土井昌徳先生です。 今回は、アイオケのメンバー(リーダー:三田萌日香さん、サブリーダー:ゆゆ・THE・エクスカリバーさん)と制作に携わった学生(下嶋くん、宿利さん)の対談インタビューになります。制作の秘話や今回の映像について沢山語っていただきました。 https://youtube.com/shorts/0PuoqAhyGJ0?si=I5apZx6FbMhF8X9w https://youtube.com/shorts/drWndE-RUxs?si=Zzgvh47ViaYbjCxx 今回、アイオケとNDSがコラボしてみた感想を聞かせてください!楽しかったことや大変だったことはありましたか? 三田萌日香:「やっぱり今、縦型の動画がすごく流行ってるじゃないですか。私たち自身も、縦型のドラマとか撮影することが増えてきていて、"こういう時代になってるんだな~"って改めて感じました!それに、こんな楽しいCGを作ってもらえて…自分たちが映ってるのがちょっと不思議な気持ちです(笑)。でも、こういう動画はこれからもっと流行るんじゃないかなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「個人的には、実際に存在しないものをあるように見せながら撮影するのがすごく難しかったですね。でも、今日こうやって完成した映像を見たら、本当にあるように見えて…もう感動しました!」 下嶋 :「やっぱりCGがあるのとないのとでは、全然違いますか?」 三田萌日香:「めちゃくちゃ違います!CGの細かい部分までこだわっていて、ファンの皆さんが喜ぶような仕掛けがたくさん詰まってて、すごく良かったです。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「そうそう!例えば、ヴァイオリン担当のメンバーが青色のヴァイオリンを使ってるんですけど、それもちゃんと再現されてたんですよ。しかも、メンバーカラーのハートの風船とかも登場してて…そういう細かい部分まで作り込まれてるのがめちゃくちゃ嬉しかったです!」 学生の2人は今回のコラボを通してどんなことを感じましたか? 下嶋 :「CGを担当しました。アイドルとコラボするのは初めてで、"どういう表現にすれば楽しくなるかな?ファンの人が喜ぶかな?"って考えるのが一番楽しかったです。ただ、メンバーカラーや楽器の色の調整には結構こだわったので、納得いくまでが大変でした…!」 宿利 :「企画を担当しました。今までにない企画を考えるのは本当に大変だったんですけど、アイオケさんらしい映像にできたかなと思います。特に、3Dモデリングを活かした映像や、楽しい雰囲気の曲にぴったりな動画に仕上げられたのが良かったです!」 アイオケのお二人にお聞きします!未来のディレクターやクリエイターである学生たちと一緒にお仕事をしてみて、何かアドバイスはありますか? ゆゆ・THE・エクスカリバー :「実は、学生さんとコラボするのは今回で2回目なんですよ。でも、毎回思うんですけど、学生さんと一緒に作品を作るのって本当に楽しいし、やりやすい。もちろんいい意味でね(笑)。」 三田萌日香:「すごく一生懸命に私たちに向き合ってくれるし、素直に意見を聞いてくれたり、『もっと良くしたい!』って気持ちがめちゃくちゃ伝わってくるんですよ。だから、プロになってもその気持ちをずっと大事にしてほしいなって思います!また一緒にお仕事できたら嬉しいですね。」 宿利 :「ありがとうございます。私たちもまたご一緒できるように頑張ります!」 もし次もアイオケさんとコラボできるとしたら、どんなディレクションをしてみたいですか? 宿利 :「ショートドラマをやってみたいです。今回、アイオケの皆さんが演技もすごくお上手で、私のディレクションがなくても自然に演じてくださったのが感激で…!なので、渋谷だけじゃなくて、全然違う風景の中でも撮影したら面白そうだなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「それめっちゃ良いですね!インスタとかYouTubeのショート動画にも使えそう!!」 下嶋 :「僕は、実体験型のホラー短編ムービーとかMVを作ってみたいです。なかなかアイドルとホラーを組み合わせた映像って少ないと思うので、ファンの皆さんも楽しめるような"体験型"のものにしたら面白いかなって」 三田萌日香:「それ絶対楽しい!もう全部実現させましょう!!」 今回の映像の"ここを見てほしい!"というこだわりポイントを教えてください! 宿利 :「CG部分には特に力を入れたので、細かい装飾とかを注目してもらえると嬉しいです。ファンの人なら気づいてくれそうな仕掛けもあるので、何度も見て楽しんでもらえたらいいなって思います。」 三田萌日香:「めっちゃコアなファンの方なら気づくレベルで細かい部分までこだわってもらったので、ぜひ学生さん2人の努力を見てほしいですね!しかも、新曲のタイトルや歌詞の一部も映像に取り入れてくれてるんですよ!ファンの皆さん絶対喜ぶと思います。」 下嶋 :「今回はFake OOHなので、"いかに本物みたいに見えるか"を意識しました。なので、『これ本物の広告なの!?』って思ってもらえたら大成功です。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「ほんとそれ!私たちが実際に見ても違和感なくて、トラックが360度作り込まれてるのがすごいなって思いました。あと、後ろにいる"白い犬"みたいなのが可愛かった。」 下嶋 :「あれ実は犬じゃなくて、熊なんですよ(笑)。テディベアが歌詞に出てくるので、それをモチーフにして作りました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「えっ、そうだったの!?ごめんなさい!!(笑)」 三田萌日香:「でも、こうやって細かいところに注目して何度も見てもらいたいですね。」 宿利 :「はい!何より、見てくれる人が楽しんでくれるのが一番嬉しいです!」 アイオケ × 日本デザイナー学院のコラボ映像、ぜひチェックしてみてくださいね! アイオケ公式サイト

マンガ連載~第40話~ 「そのストレスどこから?」編
進路や目標が見えなくなってモヤモヤ……そんな「ストレス」の正体、実は〇〇不足!? 技術は上がっているのに気持ちがついてこない…。描きたい気持ちを再確認しながら、自分の“好き”を見つめ直していく、ゆるくて深い青春トーク漫画第40話! ↓PicoN!アプリインストールはこちら 作・藤田岳生 マンガ・イラスト関係の専門学校を卒業後、マンガ作家のアシスタント業に就く。さまざまな作家さんの現場を渡り歩き、経験を積む。その後、イタリアのマンガ学校「LUCCA MANGA SCHOOL」の目に留まり、24歳での短期単身渡伊をはじめとして、幾度か現地の方を対象としたレッスンを行う。Web系など絵を描き始める方に向けての指導をはじめ多方面で活躍中。 Instagram ≫藤田先生の過去記事一覧 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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「卒業作品展2025」レポート—現代社会を見つめるデザイン
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後編【対談】世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024受賞記念!デザイナー福島治先生×NDS在校生河内瑠未さん
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【アナログイラスト初心者向け連載】第11回~花の描き方~

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平成から少女マンガは変わりつつある?!令和の「ちゃお娘」がときめく作品について中の人に聞いてみた。