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最新記事一覧NDS&NPI学校トートバックのイラスト担当!Maniackers Designイラストレーター・佐藤麻美のオシゴトのハナシ。
PicoN!を運営している、専門学校日本デザイナー学院(NDS)と日本写真芸術専門学校(NPI)。オープンキャンパスや学校見学会に来場してくれた方にお渡ししている、わたしたち自慢のトートバックがあります。イラストを手掛けるのは、NPI卒業生で現在イラストレーターとして活躍する佐藤麻美さん。群馬にあるデザインスタジオ「Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)」でお仕事をされています。 ▽以前、PicoN!記事でもご紹介させていただきました [clink url="https://picon.fun/design/20220528_dp/"] ▽Maniackers Designは1995年に設立し、群馬県高崎市を拠点に様々なメディアで活動をしているデザインスタジオです。 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 イラストレーター・佐藤麻美さんのオシゴトのハナシ。 これまでブランドロゴ、ポスターイラスト、キャラクターデザイン、雑誌の表紙、旅MAPイラスト、看板…などなど、多岐にわたりイラスト・デザイン制作担当をされています。今回は佐藤麻美さんに、イラストレーターのお仕事について、実際に制作担当されたイラストをご紹介いただきながらお話を伺いました。またイラストやデザインを学ぶ専門学生に向けたアドバイスもお話いただきました。 NHK毎日ロシア語テキストの表紙を彩る、愛くるしい動物たち。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 NHK毎日ロシア語のテキスト表紙を1年間担当しています。12か月、通年のイラストを担当するにあたり、イラストの雰囲気や色合い、タッチが大きくずれないように意識して描いています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 編集担当の方と相談しながら、ロシアにいる動物たちをメインに描いています。各月ごとのテーマに沿ってイラストを描くうえで、細かな設定や情報を取り入れながら(例えば、ハリネズミの背景に描いた「キノコ」は実際にロシアに生息している品種である、とか、調べてみるとこの植物はロシアの夏時期には生えていないな…とか)、ロシアのことを想像しながら描くのがとても興味深いです。自分でゼロからイラストを描くのとはまた違った面白さがあります。 永く愛されるよう願いを込めたキャラクター「nolbé (ノルベ)」。 群馬の言葉訛り「乗るべ(乗ろう!)」から【 nolbé 】をネーミングし、バスのキャラクターを制作しました。新しく地域の交通ICカードが作られるときに、担当者の方と私たちで話合いました。今回、わかりやすくバスをそのままキャラクターにしよう、という話になりました。お年寄りから子供まで、みんなに愛されるようにという願いを込めて。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 装飾が多い特徴的なキャラクターよりも、シンプルで、可愛げのある、耐久性の強いキャラクターをデザインすることを私たちは得意としています。必然性や意味を強めるために、安易にデザインせず、クライアントから細かなヒアリングをして出てきた要素をデザインに取り込んでいきます。そうすることで既存のキャラクターやデザインと被ることを避けられます。過去には、クライアントであるお店の歴史と紐づけてうさぎのキャラクターをつくったり、創設者をイメージしたおじいちゃんのキャラクターをつくったりもしました。 この投稿をInstagramで見る Otafukuma PokuPoku(@otafukuma)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Otafukuma PokuPoku(@otafukuma)がシェアした投稿 現在、クライアント様からのご依頼だけでなく、自分のオリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」もグッズを自主制作していて、ポップアップショップに出展したり、ショップにグッズをおろしたり、お店とコラボしたりしながら楽しんでいます。 フランスのセレクトショップ 【 DEJIMA store 】にてリソグラフプリントを販売中 パリで日本の工芸品を扱うDEJIMA storeにて私のリソグラフプリントが4点販売中です。憧れの場に自分の作品が販売され、とても嬉しいです。SNSをきっかけにお声掛けいただきました。ネットに自分のイラスト作品を掲載する事でこんな風にご縁がつながることもあるのだな、と面白さを感じました。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る INVENTAIRE(@inventaireparis)がシェアした投稿 地元の人々と、愛情をこめてつくる雑誌「THE GUNMA」のMAPイラスト。 群馬のご当地雑誌「THE GUNMA」でおすすめスポット・まち歩きMAPイラストを担当しています。8月号ではみなかみエリアの紹介イラストを描きました。群馬の素敵なスポットをイラストで伝えるこのお仕事を通して、私自身ももっと群馬の魅力を伝えたいと感じるようになりました。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 日課としてお散歩の時間をつくっていて、目に映る、木や落ち葉、動物、建物など自然や近所の風景がイラストやお仕事の描くアイディアにつながっています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 2024年7月9日発売POPEYE8月号で「〈DAMD〉の車に乗って、僕らしいひとり旅をカスタム。」に黒磯のマップとイラストを描きました。 イラストレーターとしてお仕事するうえで大切にしている「コミュニケーション」。 イラストレーター、デザイナーというお仕事は、依頼をしてくださるクライアント、企業の方や発注者とやり取りすることも多いです。大切にしている事は、密にコミュニケーションをとることです。自分を選んでお声掛けしてくださった方と、一緒に良いものを作っていきたい、という想いを込めています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 Maniackers Designは群馬にある会社です。代表の佐藤正幸が地元である群馬をとても愛していて、地域の人々とのお仕事にとてもこだわりを持っています。打合せの場では細かなヒアリング、密なコミュニケーションを大切にしています。 例えば、クライアントの依頼内容にある背景や、込められた願い…など、依頼者の言葉と想いを深く理解することで、デザイナーとして新しい提案ができることも多いのです。私自身もイラストを描くお仕事をするうえで、コミュニケーションをとても大切にしています。 学生時代は、好きなことにのめりこんでどんどん色んなことを試してみてほしい。 学生の頃は、とにかく好きなデザインやイラストをたくさん見て、自分でもどんどん試しに描いたり作ったりして、のめりこんでいく時間が大事だと思います。失敗しても良いと思います。わからないことや気になることは先生に質問することも。いつも教えてくれる先生がいる学校という環境は特別だったと思います。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 あとは、自分の興味のない分野も勉強してみることも良いと思います。例えば、「自分はこれはちょっと興味がないかな…?」と感じても、学んでみるときっとその先には奥深い世界があるはず。自分の知識を広げておくことで、後に社会に出て働くうえで役に立つシーンもあると思います。 資料探しや調べ物をするスキルも大事になってくるかなと感じます。最近はChatGPTやAIなど、クライアントとの打合せでもどんどん出てきているので、自分の知りたい情報にすぐ辿りつくことができるか、など今後もっと重要になるような気がしています。 ▽ヤマハ発動機が運営するWEBサイト「HATSUDO」にてピックアップクリエイターとしてご紹介されています この投稿をInstagramで見る HATSUDO(@hatsudo_official)がシェアした投稿 --- みんなに愛されるイラスト。NDS&NPIのトートバック配布中。 佐藤麻美さんのイラストレーターとしてのお仕事や学生時代を振り返ってのお話をお伺いしました。好きなイラストを仕事にされている中でも、日々発見があり、新しいチャレンジをしていると話す佐藤さんの姿はとても輝いていて素敵でした。 佐藤麻美さんがイラスト担当したNDS&NPIの学園トートバックは、学校のオープンキャンパスや学校見学会にて皆さんにお渡ししています。 オープンキャンパス情報はこちら ↓PicoN!アプリインストールはこちら
65 PicoN
マンガ家・雲七紅、学生時代を語る。将来プロになるには「○○の概念」を大事にしよう。
マンガ家で専門学校日本デザイナー学院の卒業生でもある雲七紅さんにインタビュー。学生時代のお話や、新しく始まったコミカライズ連載『繰り返す夜会で、今夜もまた貴方から婚約破棄を』についてなどお話を伺いました。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 日本デザイナー学院の在校生時代の思い出や、当時どんな学生だったか?など教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="雲七紅" balloon="talk" balloon_shadow="true"]マンガ家を目指すという夢を決めてから入学したので、学べることが多くて嬉しかったです。 中学校や高校時代は周りの友達などに見せても「いいんじゃない?」「面白いと思う」など、無難にほめてくれるばかりで、なかなか成長につながる感想がもらえませんでした。 でも、NDSのマンガ科に入ってからは「どんな画材を使う?」「墨汁よりインクのほうが使いやすくない?耐水性もあるし」「この流れは読みづらいな、コマ割りの見せ方をこうしてみたら?」「印象が弱い、線太くしたりベタ入れた方がいいんじゃない」などなど、友達と相談できたことが刺激になりました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 印象に残っている先生のエピソードや、タメになった教えがあれば教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]「ストーリー構成」「編集実務論」をご担当された金子博亘先生(マンガ編集者)の授業が、マンガを描く上での基礎意識や考え方を形成するうえでタメになりました。 入学前は絵にばかりに目がいき、その部分しか伸ばしてこれなかったので、キャラクター、ストーリー、読者に認められる創り方、などなど1人では勉強できない技術的な知識を学べたことがとても大きかったです。 あとマンガやネームの描き方を教えてくださったダンヨシコ先生(マンガ家)の授業も良かったです。当時は「何か難解で、すごいものを描かなくちゃっ」と思っていたので、すごくつまずいていたんです。でもダン先生のシンプルでわかりやすいアドバイスを受けて描いた課題を投稿したら、初めて2作品も受賞できました。何気ない基本的なアドバイスでしたが、伝えるときも描くときも「シンプルさ」「わかりやすさ」が大事だと思わされました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 新作に込める思いや、 作品ができるまでの経緯を教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]小説『繰り返す夜会で、今夜もまた貴方から婚約破棄を』のコミカライズ作品を連載させていただいてます。文章を読むのが苦手なので、絵にするための解読作業にだいぶ時間がかかりました。どんなキャラが出るのか、どこにいて、どう動くのかを絵にして、どうやってマンガにして読者に楽しんでもらえるかを担当さんと練ってました。本当に難しいですが、面白い原作なので楽しく描き進めさせてもらってます。ぜひ読んで欲しいです![/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 最後に、在校生の皆さんへメッセージをお願いします。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]私自身の在校中から今までの経験を通じて伝えたいことは、「時間の概念を大事にしてほしい」です! 「たかが2年、されど2年」――という以前に、そもそも1日がたった24時間しかないと思ってない、感じてない人が多いです。 24時間と頭でわかっていても、たとえば「夜、バイト終わってから課題やればいいや」って思って結局終わらなくて、適当になってしまった……なんて経験はないですか? 課題だけならまだいいのですが、そのうえ在学中の皆さんはやはりゲームをしたり、友達と会ったり遊んだりなど色々したい年頃だと思います。だからこそ、一日にできることは限られている、という基本的なことを忘れないでください。 プロのクリエーターになるためには締め切りを守るのもそうですが、「自分が1時間なり30分なりの間にどれだけの作業ができるか」を知ってるか知らないかによっても今後の運命が変わってきます。経験上、それを知らずにいた人からクリエイターの道を諦めていった気がします。 今一度「自分は一日になにができるか、どれだけできるか」ということを見直してみてください。 新しいマンガ家やイラストレーター、クリエイターが、NDSから出ること楽しみにしております。[/word_balloon] 雲七紅(くもなこう) マンガ家・イラストレーター。魔法使いやファンタジーもの、女の子を描くのが好き。主な作品は、『ミラクル相談室 ネット&スマホのトリセツ』『ミラクルきょうふ! 本当に怖いストーリー』シリーズ(西東社)など X(旧Twitter) Instagram ↓PicoN!アプリインストールはこちら
59 PicoN
マンガ家になるには?何をしたらいい? – PicoN!進路相談~マンガ編~
マンガは国内における1つの文化として、今や当たり前のものとして根付いています。そんなマンガを自分の手で描きたい、自分のアイデアをマンガで表現したいと考える人はたくさんいます。しかし、「マンガ家になりたいけれど、具体的に何をすればいいのかわからない」というケースも多く、貴重な時間を無駄にしてしまう人も珍しくありません。 そこで本記事ではマンガ家を目指す人・興味のある人に向けて、「マンガ家になる方法」を解説します。具体的にどんなアクションを起こすべきなのかも解説するので、何をしたらいいのか迷っている人もぜひ参考にしてください。 マンガ家になる主な方法 マンガ家になる際には、いくつかの方法があります。どの方法を選ぶかは個人の自由ですが、どんな手段が一般的なのかをまずは把握し、自分に合っているものを選択するとよいでしょう。 以下では、マンガ家になるための主な方法を解説します。 新人賞に応募する マンガ家を目指す際には、新人賞に応募する方法が一般的です。各雑誌の編集者は、定期的にデビュー前の人たちを対象にしたコンテストを実施しています。新人賞に応募すると、プロのマンガ家から批評をもらえる可能性があるため、自分のマンガを見直す貴重なきっかけを得られます。もちろん、受賞すればそのままマンガ家としてデビューできるほか、賞金を獲得できるケースも多いです。 マンガ家を目指すのなら、どの出版社がどんなコンテストを行っているのかを確認し、応募する先を絞り込んでおくとよいでしょう。 出版社に持ち込む マンガ家になるのなら、出版社に直接作品を持ち込む方法もあります。事前にアポを取っておけば、編集者の人がマンガをその場で確認してくれます。多くの場合はダメ出しが行われ、最悪の場合には見込みがないとバッサリ切られてしまう可能性もあります。一方で、光るものがあればアドバイスをくれたり、修正して再度持ち込むように依頼されることもあります。マンガの完成度によって対応が変わるため、一概にデビューにつながるとは言えませんが、自分のマンガを見てもらう機会として利用するのもおすすめです。 ネットに掲載する マンガ家を目指す人のなかには、ネットに掲載して公開するケースも増えています。SNSやマンガの投稿サイトなどに作品を掲載し、不特定多数の人に見てもらう方法も近年は主流です。話題となって高い評価を得られれば、その噂を聞きつけた出版社から直接アプローチをかけられる可能性もあります。SNS発信のマンガが書籍化するパターンは珍しくないため、ネット経由でマンガ家になる方法も1つの手段になるでしょう。 マンガ家になるためにすべきこと マンガ家になるためには、何をすべきかきちんと把握したうえで行動することが重要です。マンガ家に必要な能力・スキルを身につけるために何をすべきなのか確認し、早めに対応するのが将来を左右する可能性もあるでしょう 。 以下では、マンガ家になるために何をすべきなのか解説します。 マンガを描くことを習慣化する マンガ家を目指すのなら、「マンガを描く」という行動を習慣化するのがポイントです。毎日マンガを当たり前のように描き、休まずに継続する精神力を育むことが、マンガ家になるための地盤となります。「気が向いたときにだけマンガを描く」「今日は気分が乗らないから描かない」といったスタイルでは、マンガ家になるまでの道のりが険しくなるでしょう。何も考えずにマンガを描けるくらいの気持ちが、マンガ家になるためには必要になります。 スキルアップと勉強を継続する スキルアップと勉強を継続して行うことも、マンガ家になるために必要なアクションです。マンガは常に進化しているため、さまざまなテクニックや表現方法が今でも編み出されています。そういった進化についていけるようにスキルの向上を図り、専門的な勉強を行うこともマンガ家になるためのポイントです。 昨今はテクノロジーの発展によって、マンガをデジタルで描くことが当たり前となっています。そのためマンガ制作に必要なソフトやツールの使い方を覚えて、作業を効率化するのも重要です。積極的に新しいソフト・ツールを活用し、自分に合った使い方を模索してみるとよいでしょう。 情報収集も欠かさない マンガ家になるのなら、情報収集も重要な仕事の一環です。マンガを描き続けることだけに集中していると、世間の情報に疎くなり、消費者のニーズを理解できなくなる恐れがあります。自分の描きたいことだけを描いて成功するマンガ家もいますが、多くの場合読者となる消費者が何を求めているのかを把握し、自分の作品に取り込んでいくことが大切です。ネット、テレビ、雑誌、人とのコミュニケーションなどから情報を収集し、作品に反映させることも試してみましょう。 マンガ家になるには専門学校の環境が最適! マンガ家になるには、専門学校のような学習環境が最適だと考えられます。専門学校ではマンガ家になりたい人に向けて、専門的な知識・技術の習得をサポートしています。マンガ家を目指す際に学歴や資格は必要ありませんが、専門学校で学んだ経験は将来に大きなメリットとなり得ます。少しでも効率よくマンガ家に必要なスキル・能力を高めるのなら、専門学校への進学がおすすめです。 まとめ マンガ家は人気な職業であるため、多くのライバルを相手に自分の魅力を出していかなければなりません。SNSなどを筆頭に作品を発表する場も広がっているため、これからマンガ家を目指すのなら「何をすればいいのか」「どんな準備が必要なのか」を明確に理解し、それに合わせたアクションを起こしていくのがポイントとなるでしょう。マンガ家を目指しているけれど、何をすればいいのかわからない人は、まずマンガを描き、それを誰かに見てもらうことから始めてみましょう。 マンガ家を目指してスキルアップを志すのなら、専門学校への進学がおすすめです。専門学校では昨今のマンガブームの需要に合わせて、専門の学科・コースを開講しています。「日本デザイナー学院」の「マンガ科」は実際にプロマンガ家を排出した実績があり 、初心者から経験者まで幅広く教えられる環境を整えています。これからマンガ家を目指して勉強をするのなら、「日本デザイナー学院」の「マンガ科」への進学をぜひ検討してみてください。「日本デザイナー学院」にはイラストレーターやグラフィックデザインを学べる学科もあるため、ぜひこの機会に詳細をご確認ください。
16 PicoN
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PicoN!を運営している、専門学校日本デザイナー学院(NDS)と日本写真芸術専門学校(NPI)。オープンキャンパスや学校見学会に来場してくれた方にお渡ししている、わたしたち自慢のトートバックがあります。イラストを手掛けるのは、NPI卒業生で現在イラストレーターとして活躍する佐藤麻美さん。群馬にあるデザインスタジオ「Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)」でお仕事をされています。 ▽以前、PicoN!記事でもご紹介させていただきました [clink url="https://picon.fun/design/20220528_dp/"] ▽Maniackers Designは1995年に設立し、群馬県高崎市を拠点に様々なメディアで活動をしているデザインスタジオです。 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 イラストレーター・佐藤麻美さんのオシゴトのハナシ。 これまでブランドロゴ、ポスターイラスト、キャラクターデザイン、雑誌の表紙、旅MAPイラスト、看板…などなど、多岐にわたりイラスト・デザイン制作担当をされています。今回は佐藤麻美さんに、イラストレーターのお仕事について、実際に制作担当されたイラストをご紹介いただきながらお話を伺いました。またイラストやデザインを学ぶ専門学生に向けたアドバイスもお話いただきました。 NHK毎日ロシア語テキストの表紙を彩る、愛くるしい動物たち。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 NHK毎日ロシア語のテキスト表紙を1年間担当しています。12か月、通年のイラストを担当するにあたり、イラストの雰囲気や色合い、タッチが大きくずれないように意識して描いています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 編集担当の方と相談しながら、ロシアにいる動物たちをメインに描いています。各月ごとのテーマに沿ってイラストを描くうえで、細かな設定や情報を取り入れながら(例えば、ハリネズミの背景に描いた「キノコ」は実際にロシアに生息している品種である、とか、調べてみるとこの植物はロシアの夏時期には生えていないな…とか)、ロシアのことを想像しながら描くのがとても興味深いです。自分でゼロからイラストを描くのとはまた違った面白さがあります。 永く愛されるよう願いを込めたキャラクター「nolbé (ノルベ)」。 群馬の言葉訛り「乗るべ(乗ろう!)」から【 nolbé 】をネーミングし、バスのキャラクターを制作しました。新しく地域の交通ICカードが作られるときに、担当者の方と私たちで話合いました。今回、わかりやすくバスをそのままキャラクターにしよう、という話になりました。お年寄りから子供まで、みんなに愛されるようにという願いを込めて。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Maniackers Design(@mksd)がシェアした投稿 装飾が多い特徴的なキャラクターよりも、シンプルで、可愛げのある、耐久性の強いキャラクターをデザインすることを私たちは得意としています。必然性や意味を強めるために、安易にデザインせず、クライアントから細かなヒアリングをして出てきた要素をデザインに取り込んでいきます。そうすることで既存のキャラクターやデザインと被ることを避けられます。過去には、クライアントであるお店の歴史と紐づけてうさぎのキャラクターをつくったり、創設者をイメージしたおじいちゃんのキャラクターをつくったりもしました。 この投稿をInstagramで見る Otafukuma PokuPoku(@otafukuma)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Otafukuma PokuPoku(@otafukuma)がシェアした投稿 現在、クライアント様からのご依頼だけでなく、自分のオリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」もグッズを自主制作していて、ポップアップショップに出展したり、ショップにグッズをおろしたり、お店とコラボしたりしながら楽しんでいます。 フランスのセレクトショップ 【 DEJIMA store 】にてリソグラフプリントを販売中 パリで日本の工芸品を扱うDEJIMA storeにて私のリソグラフプリントが4点販売中です。憧れの場に自分の作品が販売され、とても嬉しいです。SNSをきっかけにお声掛けいただきました。ネットに自分のイラスト作品を掲載する事でこんな風にご縁がつながることもあるのだな、と面白さを感じました。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る INVENTAIRE(@inventaireparis)がシェアした投稿 地元の人々と、愛情をこめてつくる雑誌「THE GUNMA」のMAPイラスト。 群馬のご当地雑誌「THE GUNMA」でおすすめスポット・まち歩きMAPイラストを担当しています。8月号ではみなかみエリアの紹介イラストを描きました。群馬の素敵なスポットをイラストで伝えるこのお仕事を通して、私自身ももっと群馬の魅力を伝えたいと感じるようになりました。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 日課としてお散歩の時間をつくっていて、目に映る、木や落ち葉、動物、建物など自然や近所の風景がイラストやお仕事の描くアイディアにつながっています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 2024年7月9日発売POPEYE8月号で「〈DAMD〉の車に乗って、僕らしいひとり旅をカスタム。」に黒磯のマップとイラストを描きました。 イラストレーターとしてお仕事するうえで大切にしている「コミュニケーション」。 イラストレーター、デザイナーというお仕事は、依頼をしてくださるクライアント、企業の方や発注者とやり取りすることも多いです。大切にしている事は、密にコミュニケーションをとることです。自分を選んでお声掛けしてくださった方と、一緒に良いものを作っていきたい、という想いを込めています。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 Maniackers Designは群馬にある会社です。代表の佐藤正幸が地元である群馬をとても愛していて、地域の人々とのお仕事にとてもこだわりを持っています。打合せの場では細かなヒアリング、密なコミュニケーションを大切にしています。 例えば、クライアントの依頼内容にある背景や、込められた願い…など、依頼者の言葉と想いを深く理解することで、デザイナーとして新しい提案ができることも多いのです。私自身もイラストを描くお仕事をするうえで、コミュニケーションをとても大切にしています。 学生時代は、好きなことにのめりこんでどんどん色んなことを試してみてほしい。 学生の頃は、とにかく好きなデザインやイラストをたくさん見て、自分でもどんどん試しに描いたり作ったりして、のめりこんでいく時間が大事だと思います。失敗しても良いと思います。わからないことや気になることは先生に質問することも。いつも教えてくれる先生がいる学校という環境は特別だったと思います。 この投稿をInstagramで見る Mami Sato(@_mami_sato_)がシェアした投稿 あとは、自分の興味のない分野も勉強してみることも良いと思います。例えば、「自分はこれはちょっと興味がないかな…?」と感じても、学んでみるときっとその先には奥深い世界があるはず。自分の知識を広げておくことで、後に社会に出て働くうえで役に立つシーンもあると思います。 資料探しや調べ物をするスキルも大事になってくるかなと感じます。最近はChatGPTやAIなど、クライアントとの打合せでもどんどん出てきているので、自分の知りたい情報にすぐ辿りつくことができるか、など今後もっと重要になるような気がしています。 ▽ヤマハ発動機が運営するWEBサイト「HATSUDO」にてピックアップクリエイターとしてご紹介されています この投稿をInstagramで見る HATSUDO(@hatsudo_official)がシェアした投稿 --- みんなに愛されるイラスト。NDS&NPIのトートバック配布中。 佐藤麻美さんのイラストレーターとしてのお仕事や学生時代を振り返ってのお話をお伺いしました。好きなイラストを仕事にされている中でも、日々発見があり、新しいチャレンジをしていると話す佐藤さんの姿はとても輝いていて素敵でした。 佐藤麻美さんがイラスト担当したNDS&NPIの学園トートバックは、学校のオープンキャンパスや学校見学会にて皆さんにお渡ししています。 オープンキャンパス情報はこちら ↓PicoN!アプリインストールはこちら
65 PicoN
マンガ家・雲七紅、学生時代を語る。将来プロになるには「○○の概念」を大事にしよう。
マンガ家で専門学校日本デザイナー学院の卒業生でもある雲七紅さんにインタビュー。学生時代のお話や、新しく始まったコミカライズ連載『繰り返す夜会で、今夜もまた貴方から婚約破棄を』についてなどお話を伺いました。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 日本デザイナー学院の在校生時代の思い出や、当時どんな学生だったか?など教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="雲七紅" balloon="talk" balloon_shadow="true"]マンガ家を目指すという夢を決めてから入学したので、学べることが多くて嬉しかったです。 中学校や高校時代は周りの友達などに見せても「いいんじゃない?」「面白いと思う」など、無難にほめてくれるばかりで、なかなか成長につながる感想がもらえませんでした。 でも、NDSのマンガ科に入ってからは「どんな画材を使う?」「墨汁よりインクのほうが使いやすくない?耐水性もあるし」「この流れは読みづらいな、コマ割りの見せ方をこうしてみたら?」「印象が弱い、線太くしたりベタ入れた方がいいんじゃない」などなど、友達と相談できたことが刺激になりました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 印象に残っている先生のエピソードや、タメになった教えがあれば教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]「ストーリー構成」「編集実務論」をご担当された金子博亘先生(マンガ編集者)の授業が、マンガを描く上での基礎意識や考え方を形成するうえでタメになりました。 入学前は絵にばかりに目がいき、その部分しか伸ばしてこれなかったので、キャラクター、ストーリー、読者に認められる創り方、などなど1人では勉強できない技術的な知識を学べたことがとても大きかったです。 あとマンガやネームの描き方を教えてくださったダンヨシコ先生(マンガ家)の授業も良かったです。当時は「何か難解で、すごいものを描かなくちゃっ」と思っていたので、すごくつまずいていたんです。でもダン先生のシンプルでわかりやすいアドバイスを受けて描いた課題を投稿したら、初めて2作品も受賞できました。何気ない基本的なアドバイスでしたが、伝えるときも描くときも「シンプルさ」「わかりやすさ」が大事だと思わされました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 新作に込める思いや、 作品ができるまでの経緯を教えてください。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]小説『繰り返す夜会で、今夜もまた貴方から婚約破棄を』のコミカライズ作品を連載させていただいてます。文章を読むのが苦手なので、絵にするための解読作業にだいぶ時間がかかりました。どんなキャラが出るのか、どこにいて、どう動くのかを絵にして、どうやってマンガにして読者に楽しんでもらえるかを担当さんと練ってました。本当に難しいですが、面白い原作なので楽しく描き進めさせてもらってます。ぜひ読んで欲しいです![/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/PicoNロゴ_正方形-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]Q. 最後に、在校生の皆さんへメッセージをお願いします。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2024/10/202409111-2-300x300.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" name="雲七紅" balloon_shadow="true"]私自身の在校中から今までの経験を通じて伝えたいことは、「時間の概念を大事にしてほしい」です! 「たかが2年、されど2年」――という以前に、そもそも1日がたった24時間しかないと思ってない、感じてない人が多いです。 24時間と頭でわかっていても、たとえば「夜、バイト終わってから課題やればいいや」って思って結局終わらなくて、適当になってしまった……なんて経験はないですか? 課題だけならまだいいのですが、そのうえ在学中の皆さんはやはりゲームをしたり、友達と会ったり遊んだりなど色々したい年頃だと思います。だからこそ、一日にできることは限られている、という基本的なことを忘れないでください。 プロのクリエーターになるためには締め切りを守るのもそうですが、「自分が1時間なり30分なりの間にどれだけの作業ができるか」を知ってるか知らないかによっても今後の運命が変わってきます。経験上、それを知らずにいた人からクリエイターの道を諦めていった気がします。 今一度「自分は一日になにができるか、どれだけできるか」ということを見直してみてください。 新しいマンガ家やイラストレーター、クリエイターが、NDSから出ること楽しみにしております。[/word_balloon] 雲七紅(くもなこう) マンガ家・イラストレーター。魔法使いやファンタジーもの、女の子を描くのが好き。主な作品は、『ミラクル相談室 ネット&スマホのトリセツ』『ミラクルきょうふ! 本当に怖いストーリー』シリーズ(西東社)など X(旧Twitter) Instagram ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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NPI在校生の展示訪問「アレック・ソス 部屋についての部屋」展が東京都写真美術館にて開催中。
「アレック・ソス 部屋についての部屋」展が東京都写真美術館にて開催中 ソスは写真家として活動する初期からアメリカ国内を車で旅し、風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきましたが、出品作品シリーズのひとつ〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉ではそうしたロードトリップのスタイルではなく、各地でさまざまな人々を訪ね、その人が日々を過ごす部屋の中で、ポートレートや個人的な持ち物を撮影しています。「部屋」とそこに暮らす人をテーマとするこのシリーズが、本展を生み出すきっかけとなりました。 [caption id="attachment_21539" align="aligncenter" width="599"] アレック・ソス《Anna, Kentfield, California》 〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉より 2017年 東京都写真美術館蔵 ⓒAlec Soth[/caption] 本展では、初期を代表するシリーズ〈Sleeping by the Mississippi〉から、今秋刊行の最新作〈Advice for Young Artist〉まで、約60点の作品を6つのセクションで紹介します。30年に及ぶソスの歩みを振り返るだけでなく、「部屋」をテーマにソスのこれまでの作品を編み直す、東京都写真美術館独自の試みです。「ポートレートや風景、静物などを定期的に撮影しているが、最も親しみを感じるのは室内の写真だ」と作家は述べています。ソスの作品に登場するさまざまな部屋や、その空間にたたずむ人々に意識を向けることで、果たして何が見えてくるのか、展覧会と写真集共に多くの支持を得る作家の表現の魅力を探ります。(東京都写真美術館公式プレスリリースより) 先日、日本写真芸術専門学校(NPI)の学生たちが授業で「アレック・ソス 部屋についての部屋」展を訪れました。巨匠の作品をみつめる、学生たちの真剣な眼差し。作品を間近で見ることのできる大変貴重な機会です。 アレック・ソス氏は、国際的写真家集団「マグナム・フォト」に所属し、現代アメリカを代表する写真家です。本展示は “部屋” をテーマに構成されており、近作〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉を起点に、ソスの30年に及ぶ表現活動の魅力に迫ります。これから写真を学ぶ方や、写真に興味を持つ方にもぜひこの機会におすすめしたい展覧会です。 PicoN!単独インタビュー記事『Alec Soth(アレック・ソス)インタビュー 心の声を聞くために』も公開中 過去には本校講師の鳥原学先生によるPicoN!単独インタビュー記事『Alec Soth(アレック・ソス)インタビュー 心の声を聞くために』も公開しています。写真と向き合う彼の心の内にある言葉が綴られています。また写真を学ぶ学生たちに向けたメッセージもお伺いしました。ぜひこちらもご覧ください。 ▽記事はこちら [clink url="https://picon.fun/photo/20220902_as/"] また2021年に私たち日本写真芸術専門学校が開催したスペシャルトークショー「原点から未来へ ~アレック・ソスが見つめる世界~ 」にも特別講師として自身のアトリエからオンライン登壇いただきました。 [caption id="attachment_21542" align="aligncenter" width="750"] アレック・ソス氏が日本写真芸術専門学校のスペシャルトークショーで作品の解説をしている様子[/caption] [caption id="attachment_21543" align="aligncenter" width="750"] 彼の写真集と、撮影・制作当時のエピソードなど貴重なお話を伺いました[/caption] 東京都写真美術館「アレック・ソス 部屋についての部屋」展 は2025年1月19日まで開催中 写真展を通して写真家の作り出す展示空間で作品と対峙し、自分の感性に磨きをかけることができると思います。今回展示を訪れた学生たちも、自分たちの次なる作品の糧としていくことでしょう。 東京都写真美術館は日本写真芸術専門学校のある渋谷から電車で1駅。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。 展覧会名|アレック・ソス 部屋についての部屋 会 期|2024年10月10日(木)–2025年1月19日(日) 会 場|東京都写真美術館 2階展示室 主 催|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館 協 賛|東京都写真美術館支援会員 電 話|03-3280-0099 WEB|www.topmuseum.jp 開館時間|10:00-18:00(木・金曜日は20:00まで、1月2日、3日は18:00まで) ※入館は閉館30分前まで休館日|毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29-1/1)観覧料|一般800円(640円)、学生640円(510円)、中高生・65歳以上400円(320円)※( )は有料入場者20名以上の団体、当館映画鑑賞券提示者、各種カード等会員割引料金 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料 ※1月2日(木)、3日(金)は無料 ※オンラインで日時指定チケットを購入いただけます。事業内容は諸般の事情により変更する場合があります。 協力:東京都写真美術館 展示撮影:山下海 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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