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【NDS卒業生の活躍】あさみみちゃんポップアップイベントを渋谷サクラステージにて開催中!
あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント 「かわよきPOPUPでございます!」が渋谷サクラステージにて開催中! 専門学校日本デザイナー学院 イラストレーション科を卒業した吉野さんが、渋谷のサクラステージで開催中の「あさみみちゃん × 歌舞伎座」コラボ期間限定POP UPショップのグッズデザインを担当しました! LINEスタンプなどでもおなじみの『あさみみちゃん』は、「あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ」の女の子。25歳のOLで、日本一のマスコットキャラクターを目指しています。 浅いことしか言わないウサギちゃんなので、「あさみみちゃん」という名前なのだそう。 ポップアップ会場は、あさみみちゃんと仲間たちのグッズやパネルがたくさん!ピンクで統一された店内にテンションが上がります。 ポップアップオリジナルデザインのクリアファイル2種。コレクションしたくなる可愛さ…!使うのがもったいないです。 ランダムキーホルダーも購入。ダニーくんをゲットしました。 また、会場にはミラー風のパネルや、あさみみちゃんたちの等身大パネルが設置されており、フォトスポットも充実!さまざまな楽しみ方ができるポップアップストアです。 ポップアップイベントは4月13日まで開催中 イラストを学んだ学生がこのように活躍していることは、専門学校日本デザイナー学院のスタッフとしても大変嬉しく思います。 専門学校日本デザイナー学院から徒歩わずか5分のサクラステージ。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね! ▶グッズ詳細はこちら https://asamimichan.com/news69/ 展覧会名|あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント「かわよきPOPUPでございます!」 会 期|2025年3月14日(金)-2025年4月13日(日) 会 場|渋谷サクラステージ SHIBUYA SIDE 3F ときめきSTAGE 時 間|10:00-21:00 入 場 料|無料(フリー入場) ↓PicoN!アプリインストールはこちら

アイドルオーケストラ「アイオケ」 × NDS コラボインタビュー
総合デザイン科ビジュアルデザイン専攻の3年生「新映像演習III」の授業において、アイオケの新曲を使用した Fake OOH を制作する産学官連携プロジェクトを実施しました!指導は本校講師の土井昌徳先生です。 今回は、アイオケのメンバー(リーダー:三田萌日香さん、サブリーダー:ゆゆ・THE・エクスカリバーさん)と制作に携わった学生(下嶋くん、宿利さん)の対談インタビューになります。制作の秘話や今回の映像について沢山語っていただきました。 https://youtube.com/shorts/0PuoqAhyGJ0?si=I5apZx6FbMhF8X9w https://youtube.com/shorts/drWndE-RUxs?si=Zzgvh47ViaYbjCxx 今回、アイオケとNDSがコラボしてみた感想を聞かせてください!楽しかったことや大変だったことはありましたか? 三田萌日香:「やっぱり今、縦型の動画がすごく流行ってるじゃないですか。私たち自身も、縦型のドラマとか撮影することが増えてきていて、"こういう時代になってるんだな~"って改めて感じました!それに、こんな楽しいCGを作ってもらえて…自分たちが映ってるのがちょっと不思議な気持ちです(笑)。でも、こういう動画はこれからもっと流行るんじゃないかなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「個人的には、実際に存在しないものをあるように見せながら撮影するのがすごく難しかったですね。でも、今日こうやって完成した映像を見たら、本当にあるように見えて…もう感動しました!」 下嶋 :「やっぱりCGがあるのとないのとでは、全然違いますか?」 三田萌日香:「めちゃくちゃ違います!CGの細かい部分までこだわっていて、ファンの皆さんが喜ぶような仕掛けがたくさん詰まってて、すごく良かったです。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「そうそう!例えば、ヴァイオリン担当のメンバーが青色のヴァイオリンを使ってるんですけど、それもちゃんと再現されてたんですよ。しかも、メンバーカラーのハートの風船とかも登場してて…そういう細かい部分まで作り込まれてるのがめちゃくちゃ嬉しかったです!」 学生の2人は今回のコラボを通してどんなことを感じましたか? 下嶋 :「CGを担当しました。アイドルとコラボするのは初めてで、"どういう表現にすれば楽しくなるかな?ファンの人が喜ぶかな?"って考えるのが一番楽しかったです。ただ、メンバーカラーや楽器の色の調整には結構こだわったので、納得いくまでが大変でした…!」 宿利 :「企画を担当しました。今までにない企画を考えるのは本当に大変だったんですけど、アイオケさんらしい映像にできたかなと思います。特に、3Dモデリングを活かした映像や、楽しい雰囲気の曲にぴったりな動画に仕上げられたのが良かったです!」 アイオケのお二人にお聞きします!未来のディレクターやクリエイターである学生たちと一緒にお仕事をしてみて、何かアドバイスはありますか? ゆゆ・THE・エクスカリバー :「実は、学生さんとコラボするのは今回で2回目なんですよ。でも、毎回思うんですけど、学生さんと一緒に作品を作るのって本当に楽しいし、やりやすい。もちろんいい意味でね(笑)。」 三田萌日香:「すごく一生懸命に私たちに向き合ってくれるし、素直に意見を聞いてくれたり、『もっと良くしたい!』って気持ちがめちゃくちゃ伝わってくるんですよ。だから、プロになってもその気持ちをずっと大事にしてほしいなって思います!また一緒にお仕事できたら嬉しいですね。」 宿利 :「ありがとうございます。私たちもまたご一緒できるように頑張ります!」 もし次もアイオケさんとコラボできるとしたら、どんなディレクションをしてみたいですか? 宿利 :「ショートドラマをやってみたいです。今回、アイオケの皆さんが演技もすごくお上手で、私のディレクションがなくても自然に演じてくださったのが感激で…!なので、渋谷だけじゃなくて、全然違う風景の中でも撮影したら面白そうだなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「それめっちゃ良いですね!インスタとかYouTubeのショート動画にも使えそう!!」 下嶋 :「僕は、実体験型のホラー短編ムービーとかMVを作ってみたいです。なかなかアイドルとホラーを組み合わせた映像って少ないと思うので、ファンの皆さんも楽しめるような"体験型"のものにしたら面白いかなって」 三田萌日香:「それ絶対楽しい!もう全部実現させましょう!!」 今回の映像の"ここを見てほしい!"というこだわりポイントを教えてください! 宿利 :「CG部分には特に力を入れたので、細かい装飾とかを注目してもらえると嬉しいです。ファンの人なら気づいてくれそうな仕掛けもあるので、何度も見て楽しんでもらえたらいいなって思います。」 三田萌日香:「めっちゃコアなファンの方なら気づくレベルで細かい部分までこだわってもらったので、ぜひ学生さん2人の努力を見てほしいですね!しかも、新曲のタイトルや歌詞の一部も映像に取り入れてくれてるんですよ!ファンの皆さん絶対喜ぶと思います。」 下嶋 :「今回はFake OOHなので、"いかに本物みたいに見えるか"を意識しました。なので、『これ本物の広告なの!?』って思ってもらえたら大成功です。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「ほんとそれ!私たちが実際に見ても違和感なくて、トラックが360度作り込まれてるのがすごいなって思いました。あと、後ろにいる"白い犬"みたいなのが可愛かった。」 下嶋 :「あれ実は犬じゃなくて、熊なんですよ(笑)。テディベアが歌詞に出てくるので、それをモチーフにして作りました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「えっ、そうだったの!?ごめんなさい!!(笑)」 三田萌日香:「でも、こうやって細かいところに注目して何度も見てもらいたいですね。」 宿利 :「はい!何より、見てくれる人が楽しんでくれるのが一番嬉しいです!」 アイオケ × 日本デザイナー学院のコラボ映像、ぜひチェックしてみてくださいね! アイオケ公式サイト

デザイン深化論──携帯電話から生まれたエモーションの美学 【Vol.1】携帯電話のデザイン改革
文 / 写真:砂原哲 コーディネート:竹島弘幸 / 竹内基貴 PicoN!読者のみなさん、こんにちは。砂原哲と申します。「au Design Project」 のプロデューサーをしています。今回はその「au Design Project」のご紹介をしたいと思います。 みなさんは、「INFOBAR」という名前の携帯電話をご存知ですか?「INFOBAR」は2003年10月にauから発売された携帯電話です。 今年成人式を迎えた人たちが生まれた2004年~2005年の例えば表参道あたりにタイムスリップすると「INFOBAR」を手に歩く人とすれ違うかもしれません。iPhone登場前夜の東京の風景です。「INFOBAR」のカラーバリエーションは4色。それぞれ「NISHKIGOI」「ICHIMATSU」「BUILDING」「ANNIN」とユニークなカラー名称がついています。 [caption id="attachment_23839" align="alignnone" width="700"] 出典:ⓒKDDI[/caption] 「INFOBAR」はアニメや漫画にも多く描かれています。最近だと『東京卍リベンジャーズ』に登場します。稀咲鉄太の使っている携帯電話が「INFOBAR」です。『東京卍リベンジャーズ』のストーリーは2007年の設定らしいです。だとすると稀咲は3~4年「INFOBAR」を使っている計算になります。1年ごとに携帯電話を買い替える人も多かった時代ですから、稀咲は当時としては結構長く大切に使ってくれている。これはすごく嬉しいですね(笑) 「INFOBAR」は私が立ち上げた「au Design project」から生まれました。デザインを手がけたのは日本を代表するプロダクトデザイナーの深澤直人さん。当時の女子高生たちはケータイをラインストーンなどでキラキラにデコってファッションアイテムとして楽しんでいました。いわゆる「デコ電」ですね。今だとスマホカバーがその役割をしていますが、当時は携帯電話本体に装飾を施すのが一般的でした。そして授業中みんな画面を見ないでキーを打っていました。「INFOBAR」の特徴的なキーデザインはこれがヒントになっています。 一方、世界中でインテリアデザインに注目が集まっていた時代でもありました。裏原宿などに生息していたファッション感度が高くお金のある人たちはイームズやプルーヴェの椅子などで自分の部屋を飾る。ただそのお洒落な空間に合う家電がない。冷蔵庫もダサい、固定電話機もダサい、炊飯器もダサい、日本の家電のデザインはどれもこれもダサい、見えないように隠すしかない。そんな不満に応える家電が登場し「デザイン家電」ブームが起こります。 パソコンの世界ではインテリアに溶け込むトランスルーセント(半透明)な筐体がポップで美しい初代iMac (1998年)が登場していました。 [caption id="attachment_23662" align="alignnone" width="636"] 画像引用元:Wikimedia Commons|the first computer from Apple[/caption] しかし携帯電話は家電同様の有り様でした。感度の高い人たちセンスに合致する携帯電話デザインが皆無。そうした人たちは海外製の携帯電話、モトローラとかノキアとかエリクソンといったメーカーの携帯電話を愛用していました。私自身も携帯電話デザインに不満を抱いている一人でした。女子高生たちはデコることで自分たちの欲望に叶うものにしていましたが、そもそもの携帯電話本体のデザインをなんとかしたかった。 [caption id="attachment_23647" align="alignnone" width="467"] 出典:AdobeStock[/caption] 「au」という携帯電話サービスのブランドがスタートしたのは2000年7月。誕生したばかりでドコモやJ-PHONE(現ソフトバンク)と比べ見劣りするところも多かったんです。この新ブランド「au」のブランド力向上の任を担った部門に当時の私は所属していました。デザインの力で「au」をおしゃれでセンスのいいブランドにしたい!できる!その思いで2001年2月、「au Design project」の前身となるプロジェクトを始動させたのでした。 (vol.2へ続く) 砂原哲 | SUNAHARA Satoshi デザインプロデューサー / KDDI株式会社 エキスパート 2002年、携帯電話のデザインを革新するプロジェクトau Design projectを始動。2003年、第1弾モデルINFOBARをリリース。以降、深澤直人氏、マーク・ニューソン氏、草間彌生氏など数多くのデザイナー、アーティストとの協働により、70機種を超えるau Design project / iidaブランドの携帯電話・スマートフォンの企画・プロデュースを手がける。INFOBAR、talby、neon、MEDIA SKINがニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されるなど、プロデュースした携帯電話・スマートフォンは数多くのミュージアムにコレクションされている。グッドデザイン賞金賞、DFAアジアデザイン賞大賞など受賞歴多数。著書に「ケータイの形態学」(六耀社)がある。 au Design project ウェブサイト
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【NDS卒業生の活躍】あさみみちゃんポップアップイベントを渋谷サクラステージにて開催中!
あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント 「かわよきPOPUPでございます!」が渋谷サクラステージにて開催中! 専門学校日本デザイナー学院 イラストレーション科を卒業した吉野さんが、渋谷のサクラステージで開催中の「あさみみちゃん × 歌舞伎座」コラボ期間限定POP UPショップのグッズデザインを担当しました! LINEスタンプなどでもおなじみの『あさみみちゃん』は、「あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ」の女の子。25歳のOLで、日本一のマスコットキャラクターを目指しています。 浅いことしか言わないウサギちゃんなので、「あさみみちゃん」という名前なのだそう。 ポップアップ会場は、あさみみちゃんと仲間たちのグッズやパネルがたくさん!ピンクで統一された店内にテンションが上がります。 ポップアップオリジナルデザインのクリアファイル2種。コレクションしたくなる可愛さ…!使うのがもったいないです。 ランダムキーホルダーも購入。ダニーくんをゲットしました。 また、会場にはミラー風のパネルや、あさみみちゃんたちの等身大パネルが設置されており、フォトスポットも充実!さまざまな楽しみ方ができるポップアップストアです。 ポップアップイベントは4月13日まで開催中 イラストを学んだ学生がこのように活躍していることは、専門学校日本デザイナー学院のスタッフとしても大変嬉しく思います。 専門学校日本デザイナー学院から徒歩わずか5分のサクラステージ。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね! ▶グッズ詳細はこちら https://asamimichan.com/news69/ 展覧会名|あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント「かわよきPOPUPでございます!」 会 期|2025年3月14日(金)-2025年4月13日(日) 会 場|渋谷サクラステージ SHIBUYA SIDE 3F ときめきSTAGE 時 間|10:00-21:00 入 場 料|無料(フリー入場) ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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毒甘可愛いを描く、イラストレーター・こんぺ伊藤さん PicoN!インタビュー
専門学校日本デザイナー学院を卒業後にゲーム会社勤務・デザイナーを経て、2024年5月からフリーランスのイラストレーターとして活躍中、こんぺ伊藤さん。毒っぽくて可愛いキャラクターと中毒性のある世界観がファンを魅了しています。今回はこんぺ伊藤さんの作品紹介と、現在イラストレーターとしてお仕事をするまでの経緯や「イラストレーター」というキャリアについてお話をうかがいます。 現在フリーランスのイラストレーターとして活躍中のこんぺ伊藤さん!作品のご紹介をおねがいします 毒々しくて甘くて可愛い女の子のイラストをメインに描いています。「中毒性のあるイラスト」をコンセプトに、現在はSNSを中心に作品を公開しています。 ほかにも自主制作でブックレットやポストカードなどのグッズを作っています。 お仕事ではどんなイラストを描いているのでしょうか? 石黒千尋様のVtuber活動1周年記念キービジュアルを担当させて頂きました˚✧₊ pic.twitter.com/rbAALexSa8 — こんぺ伊藤 (@konpe0217) April 28, 2023 最近のお仕事はVtuberのキャラクター制作がとても多いです。Vtuberの方々は記念イベントによってキャラクターのファッションや仕様がバージョンアップすることも多く、そういった季節ごとのご依頼も増えています。一般の方から、グッズのイラストを依頼されることもあります。 私自身、トレンドや流行に乗ってお仕事できるのがとても楽しく、自分のイラストが誰かの為に役立っているのが嬉しいです。 専門学校日本デザイナー学院ではコミックイラストを中心に学んでいましたが、将来はイラストレーターになることを目標にしていたのでしょうか? はい。昔から絵を描くのが好きで、高校生の頃は美術部に所属し、スマホで絵を描いたりしていました。「将来はイラストレーターになる!」ということを視野に、専門学校を選びました。 専門学校日本デザイナー学院が主催している「高校生マンガイラストグランプリ」のイラスト部門で優秀賞を受賞したことをきっかけに、入学しました。 当時はどんな専門学校生活を送っていましたか? クラスメイトが全員、絵を描くのが好きというのがとても刺激的な毎日でした。切磋琢磨し合える仲間がいるのはとても大事だと思います。講師もみなさん現役のクリエイターとして活躍している先生方なので、作品制作においてもクリエイターならではの視点で具体的なアドバイスをもらえるのが嬉しかったです。 あとは、「グラフィックデザイン」の授業があったのは、ポートフォリオを作るときや就職活動の際にもとても役立ったと思います。就職活動の時には自分でいろいろな会社求人をネットで探しましたね。学校のキャリアセンターの先生と履歴書を作ったり、面接練習をしたり、サポートもしてもらいました。 卒業後、ゲーム会社に就職後、どんな業務を担当していたのでしょうか? デザイナーとしてゲームのアバター制作を担当していました。着せ替えのファッションアイテムや小物、など幅広いデザインに携わることができ、また当時の業務がスキルアップ、いまの自分のイラスト制作・お仕事にもつながっていると感じています。 毒地雷ナースちゃん pic.twitter.com/wnbPR3tAah — こんぺ伊藤 (@konpe0217) October 18, 2024 当時はとても忙しく、SNSでの発信はお休みしていたのですが…ふと自分のオリジナル作品を発信しはじめると、たくさんの「好き」という声が届き、フリーランスのイラストレーターとして独立することを決めました。 これからチャレンジしたいことや目標がありましたらぜひ教えてください! ずっと向上心を持ってイラストを描き続けていきたいです。自分の視野・可能性を広げるためにオフラインのクリエイターイベントにも積極的に足を運んでいます。夢は、自分の画集を出すこと!150作品掲載を目標に、これからも頑張っていきたいです。 こんぺ伊藤さん、ありがとうございました!ゲーム会社への就職やVtuberのイラスト制作など、お仕事やキャリアについてもお話いただきました。これからイラストレーターを目指したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。今後のイラスト作品もとても楽しみです…! \\ こんぺ伊藤さん Xにて最新作品掲載中! // @konpe0217 \\ NDSのイラスト体験授業はこちら! // オープンキャンパス・体験授業 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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前編【対談】世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024受賞記念!デザイナー福島治先生×NDS在校生河内瑠未さん
第14回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024でU30+STUDENT部門で銅賞を受賞した専門学校日本デザイナー学院 総合デザイン科グラフィックデザイン専攻3年 河内瑠未さんと、2012年に日本人初のグランプリ受賞をした福島治先生の対談企画です。 今回受賞した河内さんのポスター作品「心について考える」について、制作段階でのエピソードや工夫、世界的に大きなコンペティションで受賞をした率直な気持ち、またデザイナーである福島先生の視点で感じ取った印象などについてお話をお伺いしました。 アイディアから制作・撮影まで。ポスターに込められた想いとこだわり。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]この度は受賞おめでとうございます!本当に素晴らしい作品で、今日は聞いてみたいことが山ほどあります。(笑)[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]よろしくお願いします!こうして貴重な機会をいただけて嬉しいです。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]今回、「世界ポスタートリエンナーレトヤマ」応募のために作品を制作をしたのだと思いますが、アイディアや発想の段階を含めて、どのように形にしていったのでしょうか。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]最初のラフ段階では、別の案もありました。ハートが2つ重なって、ほどけていくようないるような。でもそれだとどこか既視感があって。学校の先生にも相談をして、心臓を編んでみるのはどうかなとアイディアが生まれました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]見る人に柔らかさ与えますね。心臓は編まれている赤いパーツが帽子のようなイメージで擬人化されているようにも感じました。今までやったことのないチャレンジを自然とできるというのは素晴らしいことだと思います。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。これまでも学校の課題制作含めていろいろな作品を作ってきましたが、今回自分でも1番ピンときたというか、納得して作りこめたというか。「モノ作りって楽しい!」ってのめり込んだ感覚でした。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]今までよりも、ちょっと、頭1つ抜き出たかな、という感覚でしょうか。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]はい。撮影も自分でライティングや角度など微調整を繰り返しながら何度も何度も撮り直しました。影のつき方とか、どうやったら自然に見えるのかな、とか。撮影後にPhotoshopで編集もして、納得いくまで何パターンも制作しました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]実物よりも濃度が上がって、リアリティ、存在感のある強さがうかがえます。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]本当はもうすこし赤の部分が紫っぽく、黄色もすこしオレンジっぽい色味でしたが、人間の心の繊細さを感じるような柔らかい印象にしたかったんです。毛糸を使って編んだのも、心臓だけどグロさを感じさせるというより温かみを感じるように仕上げたかったのが理由です。実際の臓器の色を忠実に表現することもできたかもしれませんが、そうすると作品のコンセプトと合わないな、と。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]やっぱり自分で作るからこそオリジナルが生まれるんですよね。すでにそこに何らかの形で存在してるものを、どう加工したり組み合わせたりしていくか。僕は今まで人が見たことがないデザインや世界感っていうのを見ることにとてもワクワクします。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]秋に学校のアートフェアで学内展示「small voice」を制作しました。そのなかで「埃」を作ったんです。色んなところから綿や埃を集めてきて、髪の毛混ぜてみたり、とにかくリアルなものを作りました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]うんうん、なるほど。面白い。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]そしたら学校の清掃の方に捨てられてしまって。(笑) でも、それは嬉しいことで。本物と思ってもらえた証拠です。それを機会に「やっぱり作ることって楽しい」「自分で作った方が伝わるな」と実感しました。[/word_balloon] 一本の「ほどける糸」。最後まで妥協せずにつくりあげた作品。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]ポスターのキャッチコピーの入れ方もうまいなと思いますね。配置に何か意図があったのですか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]あえてほどける糸を一本だしています。「don't pull.」は引っ張りたくなるけど引っ張っちゃいけない、っていうメッセージを込めています。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]デザインを作るとき、例えば「ここに置いたらカッコイイ」「綺麗に決まるな」っていう風にレイアウトしてしまいがちだけど、何を伝えるかっていう事を深く追求して工夫しているのが素晴らしいですね。かなりプロフェッショナルだと感じます。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。たくさん悩みましたが、自分でも納得のいく形になったと思います。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]でもきっと、そこまで突き詰めていかないと「賞を取る」ってことは難しい世界なんですよね。世界ポスタートリエンナーレトヤマも世界中から数千もの応募作品があって、受賞できる作品は本当に一握り。審査員の心を動かす力がないと、なかなか受賞は難しいです。 河内さんが最後まで自分で妥協せずにつくりあげた、というのが伝わってきました。最終的なオブジェとしての造形的な強さっていうのも大事にしています。たまたまの受賞じゃない。すごいことですよ。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]実際に富山へ授賞式に行かせていただいた際、富山美術館の最初の第一審査員を務めた方が声をかけてくださって。「私がこの作品推したんだよ」って言ってもらえて、自分の作品が誰かに届いている、と実感でき嬉しい瞬間でした。[/word_balloon] 授賞式・展示会で自分の作品と改めて対峙して、感じた率直な想い [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]受賞作品の展示会で、自分の作品と、自分以外の作品が展示されているのをみたとき、どう感じましたか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]海外出身の方の作品は特に、多様な表現があってとても刺激になりました。受賞作品はモノクロ作品も多く、自分の作品が良い意味でも目立っていたのかなと感じました。一方で、自分の作品はなんというか「学生の作品」だなとも感じて。 プロの方、現役デザイナーの方の作品をみると、やっぱり作りこみがすごいなと圧倒されました。洗練されていて、無駄なものがなくて。デザインでお仕事するってこういう事なのかって考えさせられました。クリエイター自身の個性や世界観もそれぞれの作品に感じました。私自身にはまだそういったものが確立していないので、尊敬や憧れの気持ちも生まれました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]なるほど。僕から見るとあまり学生っぽさは感じないかなあ。プロのデザイナーが作った作品、と感じます。特に言葉「don't pull.」の入れ方。一本糸が出ているのも、作為的なようには見えないけど、でも必ずそこに目がいってしまう。曲線上に置いてあることや、文字の大きさも含めて“引っ張りたくなる”ような感じが、センスが良くて大好きです。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。普段は課題制作など無我夢中だったり学校の講師とも真剣にモノづくりに向き合っていますが、なかなかこうやって褒められる機会がないので嬉しいです。(笑)[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]写真も自分で撮影したとのこと、工夫した点はありますか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]立体感を出すために、真ん中にピントを合わせてそれ以外はあえてふわっとぼかしています。全部にピントを合わせると体温みたいなものが感じられなくなってしまい「もの」として見えてしまうと考えました。真上から撮ったり、下から煽って撮ってみたり、アングルは試行錯誤しました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]結局これは心臓に見立てたいっていうのと、毛糸っていうことで、命のあるもの、心臓っていう血の通った大事な臓器である、といのをみる人に感じさせる創意工夫が見られます。[/word_balloon] 今回の受賞作品について制作当時を回想しながらさまざまな視点でお話いただきました。デザインを学ぶ専門学生である河内さんの真っ直ぐでありのままの想いや言葉、作品制作に対する姿勢を感じることができましたね。デザイナーである福島先生の視点でのコメントも非常に勉強になります。 対談はまだまだ続きます!記事の後編、公開をお楽しみに。 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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