
“LINEマンガ”に聞いてみた!~学生の気になるアレコレ~
今やマンガを楽しむ方法はたくさんありますが、
ちょっとした休憩時間などにサクッと読むことができるスマホやタブレットでの読書が主流になりつつありますよね。
その中でも圧倒的な人気を誇るのが、「LINEマンガ」です。
豊富なジャンルで個性あふれる作品が揃い、どんな読者でも自分にピッタリのマンガに出会える場所です。
LINEマンガでしか読めない作品があるのも魅力のひとつ✨
今回はNDSマンガ科 総合マンガ創作専攻の1年生より寄せられた疑問について、
LINEマンガ編集部 インディーズ室 室長 の長田さんにお話しを聞くことができたので、その内容をお伝えします。
マンガが好きな方、マンガ家やマンガアシスタントなどのお仕事に興味がある方は必見です!
さっそくいってみましょう!

LINEマンガで人気のジャンルとしては、この4つとなります。
・ロマンスファンタジー
「再婚承認を要求します」「よくある令嬢転生だと思ったのに」「四度目の夫」
・アクションファンタジー
「俺だけレベルMAXなビギナー」「アカデミーの天才剣士」
・学園恋愛
「作戦名は純情」「幼馴染コンプレックス」「先輩はおとこのこ」

若い読者の方はもちろん多いのですが、実はそれだけでなく、幅広い年代に利用されています。
特にwebtoonの場合、文字もスマホで読むのに適したサイズになっており、60代以上の読者も多くなっております。
一例とはなりますが、私の知り合いの60代の女性は、「スマホでマンガを読む場合、文字が小さくて読めずに、都度、画面を拡大して読んでいたけど、webtoonの場合は拡大しなくても読めるから、最近はwebtoonばかり読んでいる」と仰っていました。

個人的な意見ではありますが、ネーム(構成)だと考えております。
昔に比べ最近は、紙書籍より電子書籍での売上が大きくなっており、また、スマホでマンガやwebtoonを読む読者が増えていますので、スマホで読まれることを前提としたコマ割り・文字の大きさを意識した構成が、読者から求められていると思っています。

LINEマンガは国内アプリ累計ダウンロード数が5000万を突破(※2024年8月時点)しており、
多くの読者にリーチできる可能性があることが、マンガ家を目指す方にとっては魅力的に映るのではないかと思っております。

先ほどの回答と重複しますが、大勢の読者に読まれる可能性がある点です。
また、アニメ化され、2025年2月に劇場公開された「先輩はおとこのこ」のように、LINEマンガで人気になれば、映像化される可能性もございます。

大きく分けると2つございます。
マンガやwebtoonを出来るだけ1名で描きたいという意欲がある方は、LINEマンガ インディーズへの投稿をお勧めします。定期的にコンテストも実施しており、LINEマンガ インディーズのXのアカウントで告知しておりますので、是非、フォローをお願い致します。
なお、原作・ネーム・線画・着色など、自分の得意な分野を活かしたい方は、分業制のクリエイタースタジオへの応募をお勧めしております。

留学生など外国人はいたりしますか?
LINEマンガ編集部では、オンライン持ち込みを常時受け付けております。
なお、もし、「直接編集に会って対面で意見を聞きたい」ということでしたら、コミティアなどの出張編集部に定期的に参加しておりますので、是非、お越しいただければと思います。
また、持ち込みにお越しになる年齢層は、体感ではありますが、20-30代の方が多い印象です。留学生の方の場合、持ち込みではなく、LINEマンガ インディーズに投稿される方が多いと感じています。
インタビュー協力:LINEマンガ編集部インディーズ室 室長 長田 英将 様
長田さん、ありがとうございました!
個人的に、LINEマンガをはじめとしたマンガ配信サービスは若者しか利用していないのでは?
と思っていましたが、幅広い年齢層の方々に支持を得ていることがわかりました。
子供のとき、学生のときに好きだった作品や、過去に話題となった作品がスマホ1つあれば楽しめるというのは本当に魅力的ですよね。
幅広い年代の読者に支持され、多くの方々に読んでもらえるチャンスですので、
マンガを描いている方はぜひ、オンライン持ち込みやコンテストに作品を出してみてはいかがでしょうか?
私も引き続き、LINEマンガで作品を読み漁ろうと思いました!
LINEマンガ編集部さまには、本校主催「高校生マンガ・イラストグランプリ」の審査員もつとめていただいております!
ぜひ、LINEマンガ編集部賞を受賞された作品もチェックしてください!
🏆第22回高校生マンガ・イラストグランプリ受賞者発表
第23回高校生マンガ・イラストグランプリの特設サイトは4月以降に開設予定です。
Xのアカウントなどでお知らせいたしますので、ぜひフォローをしてお待ちください!