AdobeのAIが凄い！Adobe Firefly

2023年9月13日、「Adobe Firefly」の一般提供がスタートとなりました。

これまではベータ版が提供されていましたが、待ちに待った一般提供、そしてWeb版の提供がスタートとなります。うまく利用すれば、これまでの軽度な作業が一気に楽になるこのAIを利用してみてはいかがでしょうか。商用利用にも対応しており、Creative Cloudプランで契約をしている方は、透かしなしでの利用もOKですよ！

今後も機能が拡張されていく予定のFirefly。

今回は、現在使用可能な機能のうち、誰でも直感的に触れるものから3つご紹介します。

正直、一度Fireflyの楽しさに触れてしまったら、触れる前には戻れませんよ〜笑

Photoshop置き換え

置き換えるオブジェクトや範囲を指定するだけで、簡単に任意の画像変更ができます。

これまでの画像修正とは異なり、差し替える画像を準備する必要は一切なし！

差し替えたいものなどをキーワードとして入力するだけの簡単操作です。

まずは、画像を準備しましょう。今回は私のデスクにあった「ステックのり」と「シャチハタ印鑑」にモデルとなっていただきました。画像はどんな画像でも良いのですが、出来る限りデータサイズが軽い方が処理が早く終わるようです。

それでは早速Photoshopで画像を開きましょう。今回は、右の印鑑を印鑑に変えてみたいと思います。最初に「選択範囲」で印鑑を選択しましょう。選択後は「生成塗りつぶし」を選択します。

差し替えしたいイメージ内容を入力します。そうです、文字で入力するだけです！

今回は「可愛い犬」と入力して「生成」ボタンを押します。

生成中は、このようなポップアップが表示されます。今回は40秒程で生成が完了しました。

生成された画像が表示されます。複数案提示してもらえるので、好みのものを選択します。

完成した画像がこちら！通常のPhotoshop操作と同じく、引き続き彩度などの調整も可能です。

生成塗りつぶし

今度はWeb版で出来る画像編集です。自分が撮影した画像を元に背景をAI生成の世界に変更したり、一部を変更したりすることができます。

最初に撮影した画像を、指定の場所にアップロードします。

すると編集画面に推移し、どの場所に画像を生成するかを選択する画面になります。筆や選択範囲を利用して、選択部分を指示します。今回は背景を選択しました。

その後、生成したい画像のイメージを文字で入力します。今回は「宇宙」と入力をしてみます。入力が終わり次第「生成」ボタンを押下します。

生成された画像が表示されます。複数案を提示してもらえるので、好みのものを選択して完成です。

完成した画像は、そのままダウンロードすることも可能です。完成した画像がこちら。

なんとなく宇宙をイメージした画像に仕上がっていますよね。

テキスト効果

テキストプロンプトを使用して、スタイルやテクスチャをテキストに適用することができます。文字で書いてもイマイチイメージがつきませんので、実際にやってみましょう。こちらもWeb版のサービスです。

最初に指定の場所に作成したいテキストの文字列と、どのような文字スタイルにしたいかを入力します。入力したら「生成」ボタンを押しましょう。

編集画面に遷移後、細かなフォント種類やその他のイメージに差し替えることも可能です。

お気に入りのフォントに仕上がり次第、画像をダウンロードするとPNGデータで画像を保存することが可能です。

いかがでしたか？

今回はAdobe Fireflyで使用できる機能のうち、3つの操作をご紹介しました。

とても面白く、直感的に操作可能なソフトとなりますので、ぜひ皆さまもお試しくださいね。

PicoN!編集部　九州校：佐藤

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