イラストレーター南無子が描く「ひな祭り」

夏にぴったりのひんやりとした絵を描く、イラストレーターとして活動中の南無子さん。

カラフルで夏らしく、どこか懐かしい繊細なイラストを多く手掛けています。

南無子
作家・イラストレーター
ひんやりした絵を描いています。
Twitter:@dendokokeshi
Instagram:nam_co
通販ショップ:https://paraiso.base.shop/

 

 

南無子さんのように、イラストレーターさんは自身の作風や得意とするテーマがあることが多いのですが、イラストを世の中に発表していると、テーマ指定でイラストを依頼されることがあります。その際に、自身のオリジナリティーを活かして作品制作をすることが、イラストレーターとして活動するには大事な能力になってきます。多くのイラストレーターの中から選ばれるには、他の人と差別化できる個性ある作品を常に追求することが大切、というわけです。

また、臨機応変にどんなイラストでも対応できるということも、お仕事では大事な力になりますよね。「このテーマは描けないです…」となってしまうと、声がかからなくなってしまうことに繋がりかねません。。イラストレーターとしてお仕事するとなると、むしろできないといけないのです…!

と、いうことで今回、夏やひんやりをテーマにした作品が多い南無子さんに、「ひな祭り」をテーマに作品制作依頼をしてみました!普段とは違うテーマですが、どのようなイラストを描いてくれるのでしょうか。

 

着彩の様子を動画にまとめましたので、まずは着彩の様子をご覧ください↓

 

まずは背景に青!ひな祭りと言えばピンクや緑を思い浮かべていたので、はじめからどんな作品になるかウキウキ。

ピンクの水玉のお着物が塗られていきます。淡いピンクでひな祭り感が出てきました◎

アイスやゼリーなどが良く似合うガラスの器の上には、菱餅や鞠を思わせるスイーツがとってもかわいいです。その中にある真っ赤なイチゴがポイント!桃の花やぼんぼり、吊るし飾りなど、ひな祭りのモチーフもカラフルに着彩し、完成です!

 

 

はじめにご紹介した南無子さんの作品の世界観は残しつつ、とっても素敵な「ひな祭り」に仕上げていただきました!

 

◆南無子さんより今回のポイント (使用画材:水彩絵具、水彩紙)
ひな祭りをテーマに作品を制作するにあたり、今まで描いたことのないモチーフをどう表現するかとても悩みましたが、自分が普段描いている個性も出せたらなと意識しました。
ひな祭りのモチーフをふんだんにあしらって、桃色をメインに春のプリンアラモードをイメージしました。

 

将来イラストを使ってお仕事がしたいと考えているみなさんも、普段よく描く得意なテーマだけではなく、たまには違うテーマで描いてみてはいかがでしょうか?

文・PicoN!編集部 三浦

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