春からはじめるデジタルイラスト！おすすめソフトをご紹介♪

イラスト制作好きの皆さん。

春からデジタルソフトを使用して
イラストを描いてみませんか？

プロとして使うためには、まだまだ有料ソフトがメインですが、無料ソフトも機能が充実しているものがたくさんあります。
これから絵を描いてみたいという方、すでにデジタルイラストを描いているけど、別のソフトを試してみたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

■デジタルイラストを描くハードの違い

近年のデジタルイラストを描く方法としては以下のような方法が考えられます。

・パソコン・液晶タブレットで描く方法

・スマートフォン・タブレットで描く方法

パソコンや液晶タブレットに比べ、iPadやAndroidタブレット、スマートフォンの方が、初期投資も抑えながら気軽にイラスト制作をスタートできます。

ただ、より細かな描き込みをしたい場合や、本格的な制作をしたい場合などには、ハードを揃えて描く方が効率よく作業が進行することもあります。

皆さんが描きたい目的によって、使用するソフトを選んでみましょう。それでは、ここからは実際におすすめソフトをご紹介していきます。

【パソコン・液晶タブレット部門】
おすすめソフト3選

①CLIP STUDIO PAINT

イラスト制作といえば、なんといってもこのCLIP STUDIO PRO、通称クリスタは外せないです。実際の業界やイラスト制作を学べる学校などでも多く使用されています。主流となっているソフトを扱えると、将来的に色んな場面での制作に繋げていくことができるでしょう。

さて、このクリスタですが、タブレットでも使用できるアプリなのですが、今回はこちらの部門でノミネートさせていただきました。大きな特徴としては、表現方法の広さと、描く際のサポート機能の充実といったとこでしょうか。
また、お仕事として作品を納品する際に、書き出し方法を思い通りに選択できる点も大きな魅力です。
こちらのクリスタは、無料版、アニメーションなどのプロ現場でも使える機能を搭載したEX版、イラストや漫画制作に必要な機能が揃ったPRO版があります。

②PhotoshopCC

デザインやクリエイティブの分野での信頼と実績はピカイチ！Adobe社のPhotoshopCCをご紹介。

もともとは画像編集などで使用されるソフトですが、実はイラストを描くための機能も非常に多く備わっています。
ただ、ご自身にあったカスタマイズや設定が必要となりますので、他のソフトでデジタルイラストを描いたことがあるような方におすすめなソフトです。ただ、こちらはサブスクリプション形式の有料ソフトですのでご注意ください。プロの方のお話を聞いていると、他のソフトと組み合わせて、最後の効果や演出をする場面で使用される方も多いように思います。
さらに1つ上の作品に仕上げる際におすすめするソフトの代表となります。

③ペイントツールSAI

老舗のデジタルイラストソフトといえば、こちらが思い浮かぶというSAI。
現在はSAI2をインストールすることができます。こちらのソフトは有料ソフトですが、買い切りかつ低価格ですので、1アカウント持っていても全く損ではないソフトと言えるでしょう。

SAIの魅力は、なんといってもシンプルさ！初心者でも使いやすいインターフェースで、必要な機能だけを使いながら、自由な制作ができます。
Windows向けのソフトであったり、他の有料ソフトと比べて、省略されている機能もありますが、プロのイラストレーターでも、こだわりを持って、愛して使い続ける方がいるくらい優れたソフトです。

【スマートフォン・タブレット部門】
おすすめソフト3選

①アイビスペイント

飛ぶ鳥を落とす勢いでユーザーが増加しているのが、このアイビスペイント。
もちろんPC版や有料版もありますが、無料版の品質が素晴らしい！最近の高校生などは、アイビスでデジタルイラストを描きはじめたという方がかなり多くいるんです。

意外と、すでにイラスト業界に携わっている方の方が触れたことがないソフトかもしれませんね。とにかく手軽にデジタルイラストを楽しめるのが魅力的なソフトですが、先にご紹介したクリスタとの連携も可能です。
例えば、外出先で思いついたラフを、アイビスペイントのスマホ版ソフトで描いて、自宅に戻った後にレイヤー情報を残したままPCのクリスタで描き込むことも可能です。ソフト間の情報に捉われず、使いやすい連携はありがたいですよね。

②Procreate

iPad向けの2011年に発売をされたイラスト制作アプリ。有料ですが、価格も据え置きで買い切りですので、一度購入してしまえば長く使用ができる高機能ソフトです。

筆者はデザイナーとして仕事をしていた経験がありますが、ラフスケッチなどは、このソフトを使用して制作をしておりました。扱いやすさや描くための機能はもちろん十分に備わっていますが、それ以上に魅力的なのが、多くの拡張子の読み込みと書き出しに対応していることです。出先で急ぎでデータを送らないといけない時、何度助けられたかわかりません。
こちらも本格的に描いていく場合には、多少機能性に物足りなさを感じる方もいると思いますが、イラストソフトの選択肢に1つには必ず入ってくるようなソフトです。

③Pixiv Sketch

絵を描き込んでいくというよりも、楽しくイラストを描くという点で、とても優れたソフトです。
皆様ご存知のイラストに特化したSNS Pixiv（ピクシブ株式会社）が開発を行ったソフトとなります。

使用料は無料！機能的にはかなり限定されていますが、他の方との交流ができるソフトとしては超優秀です。イラスト制作のライブ配信や各SNSへの簡単な投稿なども機能として準備されています。
まずは楽しくデジタルイラストを始めたい、制作の息抜きにお絵描きがしたい方には、ドンピシャのソフトです。

以上が今回おすすめするソフトとなります。

ただ、楽しく友人とシェアしながらお描きがしたい場合や、より扱いやすいUIでイラストを制作したいときなどは、今回ご紹介した以外のソフトも、かなり魅力的なものが揃っています。ぜひ皆さんの目的にあったソフトを探して、デジタルイラスト制作の相棒を見つけてみてくださいね！