【クリエイターの就活】言語化能力を上げる5つの方法(後編)

言語化力を上げる方法が知りたいです
コミュニケーションミスを減らしたいです

 

このような疑問や悩みに答えます。

 

本記事の内容

・言語化能力を上げるメリット

・言語化能力を上げる5つの方法(前編)

 

 

この記事を書く私は、専門学校日本デザイナー学院、日本写真芸術専門学校のキャリアセンターで毎日平均2〜3人の個別相談を行うスタッフです。

学生と話しているとよくある質問に「相手にもっと適切な言葉で伝えたい」というものがあります。

とはいえ、私が最初から「言語化」できたかというと、まったく出来ていませんでした。

しかし、言語化や情報整理に関するの書籍を何冊か読んでいるうちに、いくつかの「共通点」が見えてきました

そこで今回は、これからクリエイティブ業界で働く上での「言語化能力を上げるメリット」や「言語化能力を上げる具体的な5つの方法」についてお伝えします。

 

言語化能力を上げるメリット

言語化能力を上げるメリットはズバリ、キャリアップに直結することです。

例えば、上司や同僚、顧客との円滑なコミュニケーションは、仕事の成果を大きく左右します。

言語化能力が高い人は、周囲からの信頼も得やすく、リーダーシップを発揮する上でも不可欠なスキルです。

他にも、いま抱えている問題を言葉で具体化できると、その原因を分析しやすくなり、解決策を導き出しやすくなりといった問題解決能力アップも期待できます。

 

言語化能力を上げる具体的な5つの方法(後編)

それでは実際にどうやって言語化力を上げれば良いのか、についておすすめの方法をご紹介します。

👉️本記事を前半から読みたい方はこちらからどうぞ!

 

3. 伝える力を磨く

 

具体例を交える

具体的な例を挙げることで、相手に内容が伝わりやすくなります。

例え話の「例え」として、キャリアデザインに関するものをここに例示します。

早期に自己分析を行うことで、自分の強み、弱み、興味、価値観、将来の目標などを明確に理解できます。
これにより、「自分は仕事に何を求めているのか」という軸が定まります。
例えば、デザインの仕事において、「新しいことにチャレンジするのが好き」なのと「言われたことをきっちりこなすのが好き」なのとでは、取り組む仕事や役割が全く異なります。

このように、具体例を交えて話すことで、イメージしやすくなり、結果として相手に伝わりやすくなります。

質問をする

相手に質問を投げかけることで、理解度を確認したり、会話を深めることができます。

会話のキャッチボールをしましょう、ということもこれに近いかも知れません。

フィードバックを求める

話し方や説明について、相手に意見や感想を求めることで、改善点を見つけることができます

例えば、キャリアセンターに行って、直接専門家からアドバイスを受けることは、最も効果的なフィードバックです。

自分より知識と経験がある専門家からアドバイスをもらうことは、求める成果を最短距離で得ることができ、結果として時間の節約になります。

 

4. 書く力を高める

日記やブログを書く

毎日少しでも良いので、起こった出来事に対する自分の考えを文章にする練習をします。

私自身も日記をかれこれ5年以上続けていますが、考えを書き出すだけで自分を客観視できたり、今やっていることの延長線上に新しいアイデアを着想することは日常茶飯事です。

要約する練習をする

新聞記事や本の一節などを読み内容を短くまとめる練習をすることで、文章の構成力や表現力が向上します。

まずは、自分の言いたいことをひと言で言うとどうなるのか?を考えてみるのが良いかも知れません。

添削してもらう

書いた文章を誰かに読んでもらい、客観的な意見やアドバイスをもらうことは、非常に有効な学習方法です。

 

5. 観察力を養う

身の回りのことを注意深く見る

日常の風景、人々の行動、物の様子などを意識して観察し、それを言葉で表現する練習をします。

参考にしたいのが、本校講師である玉置先生の言葉。

この動画を11分のところから観てみよう→

ひとことで言えば、

「面白いな」「きれいだな」「格好良いな」という感覚を日常から鍛えること

ということです。

見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触るといった五感で感じたことを言葉にすることで、より豊かな表現が可能になります

 

まとめ

これらのコツを意識して実践することで、少しずつ言語化能力は向上していくはずです。

焦らず、楽しみながら取り組んでみてください。

もっと具体的なアドバイスが必要であれば、遠慮なくキャリアセンターなど専門家を頼ってくださいね。

 

PicoN!編集部 かみさく

 

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