スマホで手軽に『物撮り(商品撮影)』に挑戦!
今回は、スマホで手軽にできる『物撮り(商品撮影)』をご紹介します!
SNSに載せたいけどなかなかうまく撮れない、自宅の蛍光灯だと暗く映ってしまって影が気になるなど、”モノ”を撮影するときに困ったことはありませんか?
いつものスマートフォンでの撮影に一工夫するだけで、自宅で簡単にきれいに商品撮影をすることが可能になります!
用意するもの
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・被写体となるモノ
・LEDライト
・トレーシングペーパー
・背景用画用紙
・マスキングテープ
★あると便利なもの
・クリップ
・透明のバインダー
・スマホ用三脚
セットの作り方
自宅のテーブルと壁を使用してブースをセッティング。
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今回は一人でも簡単に物撮りができるようにバインダーにトレーシングペーパーを挟んで自立するディフューザーを作成し、使用して撮影しました!
ディフューズの効果とは?
ディフューザーには光を拡散させて影を柔らかくする効果があるので、モノを撮る際にはディフューザーを使うとよりキレイに撮影が可能になります。
今回はバインダーとトレーシングペーパーを使用して簡易的なディフューザー作ってみました!
トレーシングペーパーがない場合は、ビニール袋でも簡単に柔らかい光が完成するので是非試してみて下さいね!
効果にどれくらい違いが出るのか見てみましょう。
ライティングをして実際に撮影!
〇ライトなしの場合
全体的に暗く、光が回っていない状態です。
全体的に光量が足りていない印象に。
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ここから実際に光を当ててライティングしていきます!
横からライトを当てる
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〇ディフューズなし
LEDの光をモノに直接当てて、撮影しました。
強めの影が出ていてコントラストが効いており、クールでスタイリッシュな印象に!
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〇ディフューズあり
トレーシングペーパーを通して撮影してみました!
ディフューズすることで全体に光が回り、柔らかく明るい印象になりました。
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トップライトを当てる
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〇ディフューズなし
上から直接ライトを当てて撮影しました。
横からのライティングに比べると光が全体に回り、商品全体が明るく映っています!
影が濃くはっきりと出るため、力強くシャープな印象に。
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〇ディフューズあり
こちらは上から光を当て、トレーシングペーパーを使用して撮影してみました!
影の濃さが和らぎ、全体的に柔らかく明るい印象に仕上がっています。
シンプルな商品でも、優しい雰囲気を出したいときにおすすめのライティングです。
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いかがでしたか?
ちょっとした工夫で、同じ被写体でも写真の印象は大きく変わります。
「光の向き」と「ディフューズ」を意識するだけで、ぐっとレベルアップした物撮りが可能に!
ぜひ、おうちで試してみてくださいね!
PicoN!編集部松浦