
【何かを始めたい人へ】今日から始められる創作スタート図鑑
ちょっとした時間に、ちょっとした工夫で「自分だけの表現」が生まれる。
このコーナーでは、特別な道具や難しい準備なしでできる”気軽な創作アイディア”をご紹介していきます。
夢日記 ― 眠っているあいだの物語をメモする
夢をみたら、忘れる前に内容をメモしてみましょう!
ノートやスマホのメモアプリに書き留めておくと、不思議な自分の物語が少しずつたまっていきます。
あとから読み返すと「この設定面白いな」など意外な発見があるかもしれません。
今回は、6年以上夢日記を続けている編集スタッフが見た夢をいくつかご紹介します!
2023/01/21
廃校を探索してみんな幽霊に乗り移られた
キムチのカップ麺、乾燥わかめをお湯で戻して、蓋も閉じないまま外で持ち歩いてた
2022/12/10
あらゆる物を自分の武器に変えて戦える学校にいた
食堂にいるとき、武器を無くしたことに気づく
急いで周りの物をさがすけど、いいのが見つからなくて結局ステンレススプーンで戦いに挑む
相手はトングを持っている
勝てた
嬉しくて廊下に飛び出す
ミュージカルみたいにいろんな人が各教室で歌ってる
全員で楽しく外まで走った
自分の頭の中を掘り起こしているみたいで面白いですよ。
みなさんも創作アイディアとしてストックしてみてはいかがでしょうか。
無言ドキュメンタリー ― 自分の世界を映す5秒動画
スマホやカメラで、5秒くらいの短い動画をいくつか撮ってみましょう。
今回のテーマは「いま自分の目に映っているもの」。
通学路の空、机の上の文具、流れる景色…。
編集でつなげれば、自分だけの「無言ドキュメンタリー」が完成します。
声もテロップもなしでOK。あなたの視点そのものが作品になります。
日本写真芸術専門学校 昼間部 2年生の村井彩音さんがこのお題にチャレンジしました!
夏休み期間に撮影したそうです。一面の稲穂や海がとても美しいですね!
彼女の視点から見た世界ををみなさんはどう感じましたか?
コーヒーの染みアート ― 偶然から生まれる模様
コーヒーを紙に垂らして、できた染みの形を観察。
丸い輪郭が宇宙の惑星に見えたり、にじんだ線が花びらのように広がったり。
そこにペンで少し描き足すだけで、世界にひとつのアートが完成します。
「偶然のかたち」を楽しむ感覚でトライしてみましょう。
タイトル:ゆる恐竜
小さくてかわいいですよね。SNSのアイコンにしたくなります。
専門学校日本デザイナー学院 総合デザイン科 2年生 山内琴音さんは、
同じくコーヒーと紙を使ってさらに発展したものを制作しました。
ラベルにご注目ください!
特別に紙を購入することなく、
コピー用紙の上にコーヒーを垂らして質感を表現しているんです!
同じ材料でも活用の仕方は無限大ですね。
どれも、今日からすぐにできる小さな創作です。
「大きな作品を作らなきゃ」と思うとハードルが上がりますが、まずはちょっとした記録や遊びから。
気づけば、あなたの毎日が創作で彩られていくはずです。