「絶叫学級~SKIPシティ降臨編~」絶叫学級作者のいしかわえみ先生にインタビュー
集英社の少女まんが雑誌「りぼん」で連載中の、専門学校日本デザイナー学院卒業生、いしかわえみ先生による人気まんが『絶叫学級』『絶叫学級 転生』の世界を体験できる展示が開催中です。
「絶叫学級シリーズ」とは
「絶叫学級シリーズ」は、埼玉県熊谷市出身の漫画家・いしかわえみ氏による少女まんがで、学校を主な舞台に、何気ない日常に潜む恐怖の世界をオムニバス形式で描いたホラーコミック作品。少女まんが雑誌「りぼん」(集英社)にて『絶叫学級』が2008年10月号から2015年3月号まで連載され、現在、同誌にて続編にあたる『絶叫学級 転生』を連載中(2015年7月号~)。人間の心に潜む欲望や闇、恐怖をテーマにしつつ、人として大切なことや教訓も数多く描かれている人気作品。
埼玉県川口市にあるSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザの、映像制作を楽しく学べる”参加体験型”の「映像ミュージアム」にて、展示が行われています。
「絶叫学級~SKIPシティ降臨編~」は、SKIPシティならではの最新映像技術を取り込んだ体験型の展示です。絶叫学級シリーズ作者の漫画家いしかわえみ先生に展示のお話を伺いました。
▼展示のレポートはこちら
今回の展示について
SKIP中学校と見立てて、SKIPシティさんが漫画の中からエピソードを選び、話に合わせて色々な仕掛けを作ってくださいました。心の中であったらいいなーと思っていたエピソードも含まれていたのでびっくりしました!
これまでは、りぼんフェスタで展示をしたことがありますが、このような体験型の展示は初めてです。
特に見てほしいところは全部なのですが(笑)
トイレのドアをノックすると…
家庭科室の時計が4:33(黄泉(よみ)さん)になってたり…
通り過ぎて見落としてしまうほど細かい仕掛けがいっぱいあります。
一番おすすめはトイレですかね。トイレは一番盛り上がって、みなさん一番反応がいいですよ!
マンガを作り出す魅力やイラストとの違いについて、いしかわさんのお考えをお聞かせください
マンガの魅力は、人一人の人生を自分で作り上げるところじゃないかと思います。イラストはそれを切り取っている瞬間かと思いますが、マンガはストーリーがあるので、人生を描けるところが一番の違いじゃないかと思います。
描いている途中は夢中ですが、どんどん積み重なってくるとこういうことがあったんだなって感慨深くなるというか、これがこの子の人生なんだなって思えた時が嬉しいですね。
マンガが難しいから手が出ないと思っているなら、あまり量を描こうとすると難しいので、フリとオチの2ページマンガから始めるとか、ハードルを下げて挑戦してみてほしいと思います。
展示をこれから見にくる方へのメッセージをお願いします!
普通の展示ではないので、没入感ある絶叫学級の世界に入ることができると思います。
大小さまざまな面白い仕掛けがあるので、見るだけではなくいっぱい探って体験してください!
いしかわえみさん、ありがとうございました!
専門学校日本デザイナー学院では、夏にいしかわえみさんトークイベントを計画中です。
今回の展示についてだけでなく、いしかわさんのお話をたくさんお聞きする予定ですのでお楽しみに。
詳細発表をお待ちください!
展示情報
展覧会名:絶叫学級~SKIPシティ降臨編~
会 期:2022年4月19日(火)~2022年9月4日(日)
会 場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
入 館 料:大人520円/小中学生260円(常設展も入場可)
主 催:埼玉県
後 援:埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会
協 力:りぼん編集部/リバプール
企画制作:株式会社デジタルSKIPステーション
お問合せ:映像ミュージアム 048-265-2500
H P:http://www.skipcity.jp/event/vm/zekkyo