【初心者のためのマンガ講座】描きたい“シーン”を考えよう!
「マンガを自分でも描いてみたい!」…と考えている未来のマンガ家に送る「初心者のためのマンガ講座」!
この記事では、マンガ制作に必要なスキルや考え方、アイデアの出し方などをご紹介していきます。
マンガを描いてみたくなったら、まずはここで紹介するやり方を試してみてください!
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今回のテーマは「描きたい“シーン”を考えよう!」
登場人物が最高に映える、物語のクライマックスとなるシーンを考えてみましょう!
準備するもの
マンガのシーンを考えるのに必要なのは、
紙とペン!
今回もこれさえあれば十分です!
前回主人公キャラクターを考えたときと同じように、実際に描きたいシーンを紙とペンを使ってどんどん描いていきましょう。
ネタ帳に描き溜めるも良し、どんな紙でもいいのでたくさん描くことが大事です!
頭の中で物語を想像する
描きたい“シーン”と言っても、具体的にどういうシーンのことなのか想像しづらいですよね。
まずはなぜ描きたいシーンを考えるべきなのか解説します。
それはズバリ、
マンガの話を作るためのきっかけ
のためです!
物語を考えるとき、「こういう風に始まって」「こういう展開があって」「こういう驚きがあって」・・・
と想像をいくら巡らせても、なかなか話としてまとまらないものです。
そこでまず最初に“こんなシーンをマンガで描いてみたい!”と思うシーンを考えてみましょう!
そのシーンが物語のクライマックスとなるわけです。
主人公キャラクターを考えるときと同様、ここでは絵の上手下手は関係ありません!
とにかく想像して描いてみるということが大切です!
そしてそのシーンに繋がる話を考えることで物語が自然と出来上がってくるはずです。
先に物語のゴールを決めてしまうわけですね。
例えば、マンガを読んでいて「この見開きページすごく絵が凝っててかっこいい!」といった印象に残るシーンがあるかと思います。
そのシーンが作者が“描きたかったシーン”である可能性が高いです!
「こんなシーンがあったらかっこいいな!」「盛り上がるな!」という想像が物語を考える軸になります。
とくに物語がうまく考えられないと悩んでいた方には、ぜひおすすめの方法です!
どんなシーン(物語)がよいか
物語を考えよう!といっても、どういうシーンを考えたらよいか悩みどころかと思います。
悩んでいる方、まずは、
・感動する話
・かっこいい話
・印象に残る話
といった定番の話を考えてみましょう。
定番の話というのは、読まれる可能性が高く人気なジャンルでもあります。
描きたいマンガ(物語)というものは描きたい本人が「こんな話があったらいいな」と思えるお話です。
まずはたくさん想像し、ペンを動かしてみましょう!
まとめ
登場キャラクターがいて、描きたいシーンから物語がある程度想像できて、、、だんだんとマンガを描く材料が揃ってきましたね。
キャラクターもシーンも、作者の想像から生み出されるものです。
「こんなキャラクターがこんな活躍したら面白いな!」と思えるものをたくさん想像してネタを溜めていきましょう!
次回はいよいよ「プロットを立てよう!編」
本格的なマンガを描く準備に入っていきます!
監修/資料提供:ニコーラ先生
文:PicoN!編集部 黒田