生まれて初めて「Inkscape」を使ってみた件。

皆さん、素敵なデザインライフを過ごされていますか?

さて今回は、普段Adobe社の「Illustrator」を使っている私が、類似の機能性を持つと聞く「Inkscape」を初めて触ってみた結果をお知らせします。

果たして「Illustrator」しか触ったことのないおっさんは、「Inkscape」をそもそも触ることができたのでしょうか?

まずはダウンロード

何にせよ、まずはダウンロードしないと始まらない!ということで公式サイト(https://inkscape.org/ja/)からダウンロードをしました。私はMac(M1)を使用しているのですが、Winをはじめとして各種OSにも対応しているようですので、お好きなバージョンをダウンロードしてくださいね。ちなみに使用料金は無料です。寄付も受け付けているようですので、余裕のある方はぜひご協力されてくださいね。

じゃあ、使ってみよう!

ということで、インストール後に早速使い始めてみます。

新規でドキュメントを作ることもできますが、SNSや各デバイスなどのテンプレートもたくさん準備されているので、すぐに目的のサイズで制作ができます!

 

操作性はわかりやすい!

さて早速操作をしてみます。UIに関しては、Illustratorを使ったことがあれば、何となくわかる感じ…。ただ、どちらかというと描写することに重点が置かれているような操作性のような気がしました。Illustratorと比較すると、レイアウトを作り込むというよりは、ベクター画像を描くことに特筆した強みがあるように感じました。

 

気になったところ

制作から書き出しまで一通り触ってみましたが、最後に気になった点をひとつだけご共有させていただきます。それは、細かい作り込みを行うには不向きかもという点です。

無料ソフトとしては、文句のつけようが無いほど優れていると感じました。また、簡易的にデザインを行いたい場合も大変優れていると感じました。一方で、拘りをもった、細かな制作を行う際には、明らかに満足がいかないだろうと思う点もチラホラ。例えば、書き出し形式やカラーモードの自由度が低いんですよね。この辺を細かく調整できれば、ありがたいなと思います。

 

以上、Inkscapeをはじめて使った感想でした。

Illustratorには及ばないものの、何かあった際に持っておくと安心といった印象を受けました。

また、Windowsのペイントでは物足りず、とりあえず少しレベルアップしたデザインソフトに触れてみたいという方にはお勧めできるソフトでもあると思います。今回はマニュアルを使いませんでしたが、しっかりとマニュアルも準備されていますので、ぜひ一度触れてみてくださいね!

 

PicoN!編集部 九州校:佐藤

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