オモシロ創作グッズ紹介 vol2 「世界で一番黒い絵具 暗黒ブラック」

みなさん、絵を描くうえで黒って大事ではないですか?

思い通りの色を作るために調色したり、作品の印象を引き締めるために黒を使用したり。

そもそも色というのは、光が物体に当たって反射する際に、吸収されずに反射されて目に届く光が「色」として認識されるものです。

そのなかでも黒というのは光が吸収されてしまい反射される光が少ないほど、真っ黒となるわけです。

ということで今回は世界で一番黒い絵具

ターナーアクリルガッシュ「暗黒ブラック(ANKOKU BLACK)」を試してみたいと思います。

暗黒ブラックと比較するのは、同じくターナー社の一般的な黒「ジェットブラック(JET BLACK)

このジェットブラックも、とても濃い黒としてこれまで有名な黒でした。

ではさっそく絵具を出してみます。

 

まずこの時点で濃度が違います。

暗黒ブラックは粘り気がとても強く、チューブの口の形状のまま崩れません。

では塗って乾かしてみると、

右側が暗黒ブラック、左側がジェットブラック

いかがでしょう、写真だとわかりずらいかもしれませんね。

ジェットブラックも十分黒いのですが、暗黒ブラックの方が黒に深さがあるように感じます。

では次に立体を塗って比較してみます。

今回はこの少し潰して凹凸を付けた紙コップをそれぞれの絵具で塗ってみます。

乾かしながら塗り重ねて、比較してみると、、、こちら↓

右側が暗黒ブラック、左側がジェットブラックで塗った紙コップです。

拡大してみます。

いかがでしょう?

暗黒ブラックの方が立体感がわかりずらくなるほど真っ黒ですね。

世界一黒い絵具、いかがでしたでしょうか?

アイディア次第でこの「暗黒ブラック」の面白い使い方をした作品が生み出せそうですね。

ターナーの公式ページには注意事項も書いてあります。

・水に濡れないようにしてください。

・乾いても手に触れないようにしてください。

・塗膜を大きく動かすと割れる可能性があります。

塗膜は強くはないようですね。

描いたあとに触れないで済む保護ができる作品だといいかもしれません。

現在この「暗黒ブラック」の単品販売はしておらず、12色セットの「暗黒ブラックセット」として販売されています。

気になった方はぜひこのターナーのアクリルガッシュ「暗黒ブラック」を使って、作品作りに活かしてみてください!

 

PicoN!編集部 横山

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