在校生voice「憧れの仕事に就職するために」総合イラストレーション科 チョウアンチさん
PicoN!では在校生の学びの様子も定期的にお届けしていきます
今回は、専門学校日本デザイナー学院の総合イラストレーション科で学ぶ2年生チョウ・アンチさんにお話を伺いました。チョウさんは台湾出身の留学生。日本でイラストを学ぼうと決めたきっかけや、いま取り組んでいる作品について教えてもらいました。
Q.いま、授業ではどんなことに取り組んでいますか?
デジタルソフトを使用して絵を描くスキルを磨いています。入学の時はほとんど初心者でしたが、少しずつ慣れてきました。2年生に進級してからはAdobeソフト全般を授業で使うようになり、使えるツールも増えてきました。絵を描くにはさまざまな方法がありますが、いまはiPadで絵を描くことが多いです。イラストのほかに、3Dやアニメーション、コミックイラスト、水彩など幅広い分野を学べるのが刺激的で面白いです。
Q.デジタルを中心にイラストを描いているのですね。チョウさんは台湾出身の留学生ですが、日本でイラストを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。
入学前はアメリカの美術大学に通って、デッサンやアクリル絵画などを学んでいました。主に画材を使ったアナログ作品を描く技術を身に着けることができましたが、「将来はイラストレーターになりたい」と考えたときに、デジタルで絵を描くスキルを磨く必要があると感じました。それがイラストを総合的に学べ、マルチな作品制作ができる専門学校に進学をしようと決めた理由です。私も家族も日本が大好きで、何度か旅行に来たことがありました。慣れないこともまだありますが、日本での暮らしをとても気に入っています。
Q.イラストを描くことを仕事にしようと目標が決まっているのですね。チョウさんが最初に絵を描き始めたきっかけはなんでしたか?
小さいころから絵を描くのが好きでした。小学生のとき先生から「絵が上手だね」とほめられたことが嬉しかったのを、今でもよく覚えています。もともと好奇心旺盛で、好きなことに取り組むために、いつも積極的に行動するようにしています。インスタグラムで素敵な作品やイラストレーターさんをみつけ、研究もしています。最近、実は彫刻にも興味を持ち始めていて…。これから挑戦してみる予定です(笑)
Q.好きな事や興味のあることを“まずやってみる”って大事ですね。卒業後、将来の目標はありますか?
総合イラストレーション科は3年制なので就職活動はまだ少し先ですが、ゲーム会社のキャラクターデザインのお仕事に興味を持っています。絵を描く仕事に就き、また一人のアーティストとして個展や展覧会もひらいてみたいです。有名なイラストレーターになるのが夢です。
チョウさん、ありがとうございました。好きなことに没頭している様子、積極的に行動をしている姿がとても印象的でした。今後の活躍に期待しています!