心霊写真を作ってみたら意外と勉強になった。〜2023夏〜

背景として使う”風景写真”の撮り方

心霊写真を撮る!!ということで、
まずは夜の街を散策して、「ちょっと霊がいてもいいかな!?」と思うような場所をピックアップ。

その風景を撮影するときのポイントは
・どこに
・どういった形で
霊に見える何かが入ってくるのかを想定して撮影しておきます。

今回は別で撮影した人物写真をPhotoshopを使ったシンプルな方法で夜の風景に合成していくので、うっすら人物が浮かび上がるような場所を想像しながら撮影していきます。

例えばこのような感じ。
赤の四角の辺りに人物(霊の合成)が入るようなイメージです。

その際に気を付けることは、あまり歪み(パース感)がないように撮影することです。
・35-50mm前後の焦点距離で撮影
・水平と垂直を取っておく
・カメラは腰の位置くらい(ウェストレベル)
で撮影しておくと、合成のときに人物を配置しやすくなります。
そして人物が入る場所の背景は、なるべく暗い場所を選んでおくと後でPhotoshopを使う時に合成しやすくなります。

また、夜の撮影ということで手持ちで撮影すると、
・感度が高くなる→ノイズが増える
・シャッタスピードが遅くなる→ぶれやすくなる
ことが想定されます。
これらを回避するためにも、しっかり三脚を据えて、可能であればレリーズを使って撮影しましょう。
レリーズがない場合はタイマーを使えばカメラを触らずにシャッターを切ることができるので試してみてください。
シャッターボタンを押すことによるわずかな手ブレを抑えることができます。

今回はこの写真を素材として使うことにしました。
川を挟んだ向こう岸に人物が浮かび上がる感じで合成していくために、人物を別撮りしていきたいと思います。

 

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