心霊写真を作ってみたら意外と勉強になった。〜2023夏〜

霊として使う”人物写真”の撮り方

それでは風景に入る人物を撮影していきます。
「人物をスタジオで撮影する」と聞くと、プロ仕様のストロボだとか、大がかりな撮影セット等を想像する方もいるかもしれません。

ただ今回の人物撮影では、ごくシンプルなもの(機材)だけで撮影していきたいと思います。

どう撮影するかですが、
・人物を黒バックで撮影する
・風景写真の素材を見ながら光を合わせていく
今回はこの2点に絞っていきたいと思います。

まず黒バックですが、
黒布(2m×3m:2000円前後)
を背景に垂らしていきます。
2mちょっとあると全身が撮影しやすくなるので、こういった黒布が垂らせる場所を選んで撮影するといいですね。

ライトについてですが、今回は素材に使う風景写真の街灯がメインの光源になります。
その光は人物より高いところにあり、右上から左下に向かって光が拡散していますね。

これと人物の関係が同じようになるようにライトを配置していきます。

今回使うライトはどこにでもあるソケットライトです。
それを風景と人物の関係が同じになるように配置していきます。

可能な限り他の光がないような暗い場所を使って黒布を垂らします。
今回は撮影スタジオのポールを使っていますが、物干し竿等でも布を垂らすことことができます。
ライトも上から下に向かって入ればいいので身近なもので工夫して撮影をしてみてください。

実際に撮影すると、このように背景が真っ黒な中に人物が浮かび上がってくるような黒バックの人物を撮影できます。

この時、心霊写真としての“心霊感”を増すために、
・表情はおぼろげで
・目や口はあまりはっきりと見えないよう
撮影します。

特に、目がはっきり見えると活き活きして見えてしまうので、少し沈んで見えるように光の位置や立ち位置を調整してみましょう。

また、撮影時の注意点として、人物の撮影もあまりパース感が出ないように気を付けましょう。
レンズは50mm前後でカメラの高さは高くなり過ぎないように、腰から胸元あたりの高さで撮影してみるといいかと思います。

また合成位置に合わせてて
・左側に配置する場合→人物よりも右側から
・右側に配置する場合→人物よりも左側から
撮影しておくと、風景との馴染み方も増していくので意識しておくといいでしょう。

合成位置に対してカメラの位置も合わせましょう。

色の調整や黒のトーンを調整する時にRAWデータがあると後の調整がしやすいです。
ぜひRAWで撮影しておくようにしてみてください。

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