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カルチャーが生まれる街・渋谷の最前線「DIG SHIBUYA 2025」レポート
アートとテクノロジーの祭典「DIG SHIBUYA 2025」。2025年2月8日〜11日の4日間にわたり、渋谷を舞台に開催されました。 世界中のアーティストに公共空間や商業施設を開放し、実験的な取り組みを展開した本イベント。 会場を訪れた筆者が、クリエイティブテックの最前線をレポートします。 また、オープンなマインドでコミュニティを形成している点も、このイベントの魅力です。 今回は、「DIG SHIBUYA 2025」のPRを担当されている寺西藍子さんにお話を伺い、企画の背景や今後のビジョンをお聞きしました。 この記事では、「DIG SHIBUYA 2025」のオープンでグローバルな考え方をお伝えするとともに、アーティストとスタートアップによるクリエイティビティの数々をご紹介します。 世界から注目される渋谷でどんなカルチャーが生まれているのか、ぜひご覧ください。 (トップ画像キャプション:「DIG SHIBUYA 2025 presents: Shibuya Crossing Night Art」画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会) 多様性からカルチャーが生まれる街 [caption id="attachment_23461" align="alignnone" width="2000"] 「パイナップル・スクランブル by 大平龍一」渋谷公園通りで食事や交流を楽しむ人々の様子(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] 2024年にスタートし、今年で2年目を迎えた「DIG SHIBUYA」。アートとテクノロジーを掛け合わせている点が非常にユニークですが、どのようなプロセスを経てイベントが作られたのでしょうか。企画の背景について、寺西さんに伺いました。 渋谷の文化的資産に着目 企画の発端となったのは、新型コロナウイルスの影響を受けたエンターテイメント施設のリサーチだったそうです。渋谷ではナイトタイムエコノミーが活発ですが、コロナ禍で閉鎖せざるを得ない店舗が相当数に上りました。 そこで、渋谷区の担当部署で調査したところ、カルチャーを生み出しているスポットが170ヶ所もあると分かりました。そのため、「そうしたベニュー(※行事または活動の現場のこと)を文化的資産と捉えて、街に活気を取り戻せないかと考えた」と言います。 また、渋谷区ではスタートアップの支援に力を入れており、ここ数年、海外から「渋谷で起業したい」という声が多く寄せられているそうです。その理由を尋ねたところ、多数のスタートアップが「渋谷にはカルチャーがあるから」と答えたとのこと。 そうした声を聞いて浮かんだのが、渋谷のカルチャーを広く発信して、世界中の人々にこの街に来てもらおうというアイデアでした。その後、人と人が出会って刺激を受けるようなイベントを企画しようという話に発展していきました。 テック系のスタートアップとアートの融合 イベントを企画するにあたり、渋谷で活動するテック系のスタートアップに焦点を当てることになりました。日本のスタートアップが自国に収まるのではなく、視野を広げて成長するためには、グローバルな視点をもつ海外の人たちと交流し、お互いに刺激し合うことがとても重要だと言われています。 渋谷区は「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を基本構想とし、ダイバーシティを推進しています。異なる背景を持つ人々が交流する様子を見てきた寺西さんは、「多様性からカルチャーが生まれる渋谷の特性を、街に実装できないかと考えました」と話してくださいました。 加えて、起業家とアーティストの思想に共通点を見出したそうです。「『この街がこうなったらもっと良くなる』という理想の世界を描き、実現する方法を探る姿勢が似ていると感じます」と寺西さん。 そこで、XRやAI、Web3などのテクノロジーとアートを掛け合わせたプロジェクトにフォーカスし、テック系のスタートアップやアーティストの活動をショーケースする「DIG SHIBUYA」の企画が始動しました。 新たなカルチャーを育む土壌作り さらに、「DIG SHIBUYA」は、当初から新たなカルチャーを育む土壌作りも進めてきました。 テクノロジー、アート、カルチャー分野におけるオリジナルの展示企画やイベント企画を毎年募集し、チャレンジャーに発表の機会を提供しています。この公募制度により、国内外の起業家やアーティストが、革新的なアイデアを形にする実験場としてプロジェクトを行うことで、さらなる飛躍を遂げるチャンスになるのです。 加えて、本イベントを運営するSHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会が、スペースの無償提供や広報PRのサポートなど、バックアップ体制を整えているのも魅力的です。このように、新たなカルチャーが生まれる場を形成し、「渋谷の特性を街に実装する」という目標に向けて計画が進んでいきました。 「DIG SHIBUYA 2025」レポート [caption id="attachment_23464" align="alignnone" width="2000"] ハチ公前広場 DIG SHIBUYA サイン(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] 多様性からカルチャーが生まれる街という特徴に注目して企画された「DIG SHIBUYA」。 ここでは、「DIG SHIBUYA 2025」のレポートを通して、各スポットでどのような作品が展開されたのかご紹介します。 渋谷区立北谷公園 [caption id="attachment_23465" align="alignnone" width="2000"] 渋谷区立北谷公園 入り口[/caption] 渋谷区立北谷公園は、人々の交流や発信を促すスポットで、イベントスペースとカフェが併設されています。この会場で行われた展示やイベントを3つご紹介します。 パイナップル・スクランブル by 大平龍一 [caption id="attachment_23466" align="alignnone" width="2000"] 「パイナップル・スクランブル by 大平龍一」(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] 彫刻家・大平龍一によるプロジェクト「パイナップル・スクランブル by 大平龍一」。彼が魅了され続ける「パイナップル」をモチーフにした大きな彫刻作品が、まちなかに登場しました。この彫刻は、神南小学校の子どもたちとアクションペインティングの手法で彩色したもので、パイナップルの山車「移動する彫刻」として制作されました。 また、2月9日には、渋谷公園通りを交通規制して、道路のあちこちに「移動する彫刻」を出現させ、イベントや特別ライブなどを行ったそうです。来場者がライブやキッチンカーでの食事を楽しみ、散策して彫刻に出会うというシチュエーションは、まさにカルチャーが生まれる瞬間だったと言えるでしょう。 TYO「DO the XR(Shibuya XR festival)」 [caption id="attachment_23467" align="alignnone" width="2000"] TYO「DO the XR(Shibuya XR festival)」「舞踏石井組」の舞踏[/caption] TYOは、広告映像を中心としたコミュニケーションコンテンツの戦略立案・企画・制作を手掛けるプロデュースカンパニーです。 今回のイベントでは、「DIG SHIBUYA」の公募団体として採択され、XRカルチャーフェスティバル「DO the XR(Shibuya XR festival)」を開催しました。XRテクノロジーの技術を活用し、様々なジャンルのアーティストを、デバイスを通して公園に出現させました。 タブレットを利用すると、現実の風景にアーティストが登場し、間近でパフォーマンスを鑑賞できます。また、VRデバイスとヘッドホンを装着し、よりリアルな体験ができるコーナーも。 実際に試したところ、どの角度から見ても動きが滑らかで、目の前にアーティストがいるかのようなダイナミックさに圧倒されました。 現実とバーチャル空間が混ざり合った新鮮な体験でした。 SHIBUYA PARK MUSIC Silent Live [caption id="attachment_23468" align="alignnone" width="2000"] 「SHIBUYA PARK MUSIC Silent Live」[/caption] 渋谷の公園で行うアーティスト応援プロジェクト「SHIBUYA PARK MUSIC」。公園で自由に演奏したり、気軽にライブを楽しんだりできる場を創出しています。 今回の「Silent Live」は、ライブをヘッドホンで聴くユニークなイベントです。観客がヘッドホンで没入感を味わえるとともに、近隣の環境に配慮することで、都市と音楽が共存できるという取り組みです。 筆者も体験しましたが、音質が非常にクリアで、アーティストの息遣いまで聞こえるため、配信される楽曲を聴くのとはまったく異なる感覚でした。パフォーマンスを見ながらじっくりと音楽に耳を傾けられるので、ライブを独り占めしているような贅沢なイベントでした。 SLOTH JINNAN [caption id="attachment_23469" align="alignnone" width="2000"] SLOTH JINNAN 入り口[/caption] 次にご紹介するSLOTH JINNANは、「クリエイティブな日常を共につくる」がコンセプトのコワーキングサロンで、ギャラリーや多目的スペース、バーなどが併設されています。人々が交流する場を作り出しているのが特徴です。 ここでは、AIの技術を活用した作品を2つご紹介します。 Florian Zumbrunn with Jetski「Odysseys」 [caption id="attachment_23470" align="alignnone" width="2000"] Florian Zumbrunn with Jetski「Odysseys」[/caption] マルチメディアアーティストのFlorian Zumbrunnと、元Googleのクリエイティブ3人で立ち上げたクリエイティブ集団Jetskiによる作品「Odysseys」。Zumbrunnは、ジェネラティブアートや絵画・印刷の手法を駆使して、デジタルとアナログを横断する作品を制作しています。 ジェネラティブアートとは、コンピューターのアルゴリズムを利用して生成する作品のことです。また、データを学習させたジェネレーティブAIを活用すると、予測不可能な結果が生まれるのがユニークな点です。 繊細なモザイク画のように見える「Odysseys」は、ルールと偶然性、そしてアナログを融合させて、新しさと「慣れ親しんだ絵画を見ている安心感」を同時に生み出していると感じました。 NFFT「NFFT2025」 [caption id="attachment_23471" align="alignnone" width="2000"] NFFT「NFFT2025」(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] NFFT(New Future AI Fashion Technology )は、世界で活躍するAIクリエイターの最新ファッション作品を集め、Digital AI Fashion Movie 展を開催するプロジェクトです。 会場では、AI Prompt DirectorやAI Filmmakerが手がけた、世界トップレベルのAIファッションMovie 作品が公開されました。 “Regeneration”をテーマに、32名のクリエイターが創作した作品の数々。彼らの美意識から生まれた世界観が、生成AIによってリアルに立ち上がる様子は圧巻です。 また、モデルや風景、音楽に至るまで、すべて生成AIの技術を使って制作されたそうです。映像の中のファッションやビジョンが現実に変わっていくような感覚を味わいました。 勤労福祉会館 [caption id="attachment_23473" align="alignnone" width="2000"] 勤労福祉会館[/caption] 筆者が次に訪れた勤労福祉会館は、渋谷区で働く人の学びや福祉を向上させるための施設です。スポーツやサークル活動をしたり、コワーキングスペースを利用したりできます。 ここでは、仮想空間に焦点を当てた映像作品を2つご紹介します。 XRT「Around The Corner」 [caption id="attachment_23474" align="alignnone" width="2000"] XRT「Around The Corner」(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] XRTの「Around The Corner」は、集合的記憶が作られていく様子をビジュアル化した作品です。 1970年代の香港の公共住宅を舞台にデジタル空間を再構築し、当時の住民と観客がバーチャルで交流することで、記憶を形成します。 当時の風景は失われつつあるそうですが、仮想空間では時間の概念を超えて人々がつながりを持てるのです。 大きなスクリーンに投影された映像を前にすると、過去と現在の境界が薄れていき、自分も記憶の一部だという感覚になりました。 サイバー南無南無「サイバー南無南無@渋谷」 [caption id="attachment_23475" align="alignnone" width="2000"] サイバー南無南無「サイバー南無南無@渋谷」(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] サイバー南無南無は、仏教とテクノロジーアートが融合する体験を生み出すクリエイターグループです。 「サイバー南無南無@渋谷」では、テクノミュージックにアレンジされた読経と、立方体を組み合わせて作られたボクセルアートで、独自の世界を出現させました。 仏教の荘厳さとテクノロジーアートのポップさという異色のコラボレーションが魅力的で、思わず見入ってしまいます。 渋谷は都会のイメージがありますが、仏教の寺院や施設も多く存在します。街の背景にある文化を思い起こし、現代に重ねる試みでもあると感じました。 MIYASHITA PARK [caption id="attachment_23476" align="alignnone" width="2000"] MIYASHITA PARK 宮下公園北バイク駐車場(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] 最後にご紹介するのは、MIYASHITA PARKです。MIYASHITA PARKは、公園やショップ、ホテルなど、人々の憩いの場やカルチャーに触れられる施設が充実しています。 そんなMIYASHITA PARKの地下で、NEORT株式会社による「 BYOD² – BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」という展覧会が開催されました。 ここでは、宮下公園北バイク駐車場で行われた展示の様子をお届けします。 NEORT「 BYOD² – BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」 [caption id="attachment_23477" align="alignnone" width="2000"] NEORT「 BYOD² – BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」[/caption] NEORT株式会社は、デジタルテクノロジーを駆使した新しいアートのためのプラットフォームを運営する組織です。 「 BYOD² – BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」は、誰もが自由にデジタル作品をアップロードしたり、作品を投影する機器を持ち込んだりできる、オープンな展覧会です。世界中から集まった作品がモニターにランダムに映し出され、刻々と変化していきます。暗闇の中で無数の作品に囲まれていると、渋谷のスクランブル交差点に佇んでいるような感覚になりました。 開かれた場でクリエイティビティが重なり合い、多様性からカルチャーが生まれる渋谷を体現していると感じる展示でした。 グローバルでオープンなコミュニティ [caption id="attachment_23478" align="alignnone" width="2000"] 「DIG SHIBUYA 2025 オープニングイベント& ミートアップ」の様子(画像提供:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会)[/caption] ここまで、「DIG SHIBUYA 2025」で展開された様々なプロジェクトをご紹介してきました。 本イベントを通して見えてきたのは、誰もが積極的に関われるオープンな考え方です。 来場者が単に作品を鑑賞するのではなく、インタラクティブな展示を楽しんだり、会場にいるアーティストと話したりと、コミュニケーションに重きを置いたイベントだと感じました。 寺西さんは、「『DIG SHIBUYA』にWeb3のマインドを取り入れ、オープンにすることを目指しています」と話します。Web3とは分散型インターネットの概念で、組織がデータを管理する中央集権型ではなく、ユーザーがデータを管理して分散させるのが特徴。誰かがルールを決めるのではなく、色々な人とコミュニケーションしながら決定していくWeb3の考え方は、渋谷の特性と共通しています。 また、「DIG SHIBUYA」のオープンなマインドは、海外のアーティストが参加するきっかけにもなっていると言えます。今回の公募プロジェクトに応募したグループのおよそ半数が、海外の団体だったそうです。 前回は日本の団体が多くを占めていたため、「グローバル化が進んできたと感じます」と寺西さん。海外のアーティストが渋谷に魅力を感じているのはもちろん、「DIG SHIBUYA」が誰にでも場を開いていることが、彼らのモチベーションに大きな影響を与えているのでしょう。 まとめ 「DIG SHIBUYA」は、作り手だけでなく、来場者にとってもオープンな場です。寺西さんは、「ほとんどの展示を無料にしているのは、多くの方々に気軽に見ていただきたいからです」と話します。 また、「アートやテクノロジーは敷居が高いと感じる方もいらっしゃるため、まずは気軽に楽しんでいただきたいです」と言います。 来年の「DIG SHIBUYA」の開催が決定したら、会場を訪れてみてくださいね。 また、プロジェクトの公募には、アートやカルチャーなどに最新テクノロジー(Web3、 AI、XR等)を絡めた活動実績があれば、団体・企業(スタートアップを含む)で応募が可能です。 本イベントに興味を持った方は、ぜひ情報をチェックしてみてください。 渋谷では、クリエイティブな人々の交流や活動があちこちで行われています。カルチャーが生まれる瞬間に立ち会うと、あなたの中にも新たなクリエイティビティが芽生えるかもしれません。 渋谷のカルチャーベニューで、多様な人々とのコミュニケーションを楽しみましょう。 (取材協力:「DIG SHIBUYA 2025」PR担当 寺西藍子様、取材日:2025年2月11日) 《イベント概要》※イベントの会期は終了しました 「DIG SHIBUYA 2025」 会期:2025年2月8日(土)〜11日(火・祝) 開催場所:渋谷公園通りを中心とした徒歩15分圏内の公共空間や商業施設 主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 共催:渋谷区 文/浜田夏実 アートと文化のライター。武蔵野美術大学 造形学部 芸術文化学科卒業。行政の文化事業を担う組織でバックオフィス業務を担当した後、フリーランスとして独立。「東京芸術祭」の事務局スタッフや文化事業の広報、アーティストのサポートを行う。2024年にライターの活動をスタートし、アーティストへのインタビューや展覧会の取材などを行っている。 note X

【NDS卒業生の活躍】あさみみちゃんポップアップイベントを渋谷サクラステージにて開催中!
あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント 「かわよきPOPUPでございます!」が渋谷サクラステージにて開催中! 専門学校日本デザイナー学院 イラストレーション科を卒業した吉野さんが、渋谷のサクラステージで開催中の「あさみみちゃん × 歌舞伎座」コラボ期間限定POP UPショップのグッズデザインを担当しました! LINEスタンプなどでもおなじみの『あさみみちゃん』は、「あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ」の女の子。25歳のOLで、日本一のマスコットキャラクターを目指しています。 浅いことしか言わないウサギちゃんなので、「あさみみちゃん」という名前なのだそう。 ポップアップ会場は、あさみみちゃんと仲間たちのグッズやパネルがたくさん!ピンクで統一された店内にテンションが上がります。 ポップアップオリジナルデザインのクリアファイル2種。コレクションしたくなる可愛さ…!使うのがもったいないです。 ランダムキーホルダーも購入。ダニーくんをゲットしました。 また、会場にはミラー風のパネルや、あさみみちゃんたちの等身大パネルが設置されており、フォトスポットも充実!さまざまな楽しみ方ができるポップアップストアです。 ポップアップイベントは4月13日まで開催中 イラストを学んだ学生がこのように活躍していることは、専門学校日本デザイナー学院のスタッフとしても大変嬉しく思います。 専門学校日本デザイナー学院から徒歩わずか5分のサクラステージ。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね! ▶グッズ詳細はこちら https://asamimichan.com/news69/ 展覧会名|あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント「かわよきPOPUPでございます!」 会 期|2025年3月14日(金)-2025年4月13日(日) 会 場|渋谷サクラステージ SHIBUYA SIDE 3F ときめきSTAGE 時 間|10:00-21:00 入 場 料|無料(フリー入場) ↓PicoN!アプリインストールはこちら

アイドルオーケストラ「アイオケ」 × NDS コラボインタビュー
総合デザイン科ビジュアルデザイン専攻の3年生「新映像演習III」の授業において、アイオケの新曲を使用した Fake OOH を制作する産学官連携プロジェクトを実施しました!指導は本校講師の土井昌徳先生です。 今回は、アイオケのメンバー(リーダー:三田萌日香さん、サブリーダー:ゆゆ・THE・エクスカリバーさん)と制作に携わった学生(下嶋くん、宿利さん)の対談インタビューになります。制作の秘話や今回の映像について沢山語っていただきました。 https://youtube.com/shorts/0PuoqAhyGJ0?si=I5apZx6FbMhF8X9w https://youtube.com/shorts/drWndE-RUxs?si=Zzgvh47ViaYbjCxx 今回、アイオケとNDSがコラボしてみた感想を聞かせてください!楽しかったことや大変だったことはありましたか? 三田萌日香:「やっぱり今、縦型の動画がすごく流行ってるじゃないですか。私たち自身も、縦型のドラマとか撮影することが増えてきていて、"こういう時代になってるんだな~"って改めて感じました!それに、こんな楽しいCGを作ってもらえて…自分たちが映ってるのがちょっと不思議な気持ちです(笑)。でも、こういう動画はこれからもっと流行るんじゃないかなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「個人的には、実際に存在しないものをあるように見せながら撮影するのがすごく難しかったですね。でも、今日こうやって完成した映像を見たら、本当にあるように見えて…もう感動しました!」 下嶋 :「やっぱりCGがあるのとないのとでは、全然違いますか?」 三田萌日香:「めちゃくちゃ違います!CGの細かい部分までこだわっていて、ファンの皆さんが喜ぶような仕掛けがたくさん詰まってて、すごく良かったです。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「そうそう!例えば、ヴァイオリン担当のメンバーが青色のヴァイオリンを使ってるんですけど、それもちゃんと再現されてたんですよ。しかも、メンバーカラーのハートの風船とかも登場してて…そういう細かい部分まで作り込まれてるのがめちゃくちゃ嬉しかったです!」 学生の2人は今回のコラボを通してどんなことを感じましたか? 下嶋 :「CGを担当しました。アイドルとコラボするのは初めてで、"どういう表現にすれば楽しくなるかな?ファンの人が喜ぶかな?"って考えるのが一番楽しかったです。ただ、メンバーカラーや楽器の色の調整には結構こだわったので、納得いくまでが大変でした…!」 宿利 :「企画を担当しました。今までにない企画を考えるのは本当に大変だったんですけど、アイオケさんらしい映像にできたかなと思います。特に、3Dモデリングを活かした映像や、楽しい雰囲気の曲にぴったりな動画に仕上げられたのが良かったです!」 アイオケのお二人にお聞きします!未来のディレクターやクリエイターである学生たちと一緒にお仕事をしてみて、何かアドバイスはありますか? ゆゆ・THE・エクスカリバー :「実は、学生さんとコラボするのは今回で2回目なんですよ。でも、毎回思うんですけど、学生さんと一緒に作品を作るのって本当に楽しいし、やりやすい。もちろんいい意味でね(笑)。」 三田萌日香:「すごく一生懸命に私たちに向き合ってくれるし、素直に意見を聞いてくれたり、『もっと良くしたい!』って気持ちがめちゃくちゃ伝わってくるんですよ。だから、プロになってもその気持ちをずっと大事にしてほしいなって思います!また一緒にお仕事できたら嬉しいですね。」 宿利 :「ありがとうございます。私たちもまたご一緒できるように頑張ります!」 もし次もアイオケさんとコラボできるとしたら、どんなディレクションをしてみたいですか? 宿利 :「ショートドラマをやってみたいです。今回、アイオケの皆さんが演技もすごくお上手で、私のディレクションがなくても自然に演じてくださったのが感激で…!なので、渋谷だけじゃなくて、全然違う風景の中でも撮影したら面白そうだなって思いました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「それめっちゃ良いですね!インスタとかYouTubeのショート動画にも使えそう!!」 下嶋 :「僕は、実体験型のホラー短編ムービーとかMVを作ってみたいです。なかなかアイドルとホラーを組み合わせた映像って少ないと思うので、ファンの皆さんも楽しめるような"体験型"のものにしたら面白いかなって」 三田萌日香:「それ絶対楽しい!もう全部実現させましょう!!」 今回の映像の"ここを見てほしい!"というこだわりポイントを教えてください! 宿利 :「CG部分には特に力を入れたので、細かい装飾とかを注目してもらえると嬉しいです。ファンの人なら気づいてくれそうな仕掛けもあるので、何度も見て楽しんでもらえたらいいなって思います。」 三田萌日香:「めっちゃコアなファンの方なら気づくレベルで細かい部分までこだわってもらったので、ぜひ学生さん2人の努力を見てほしいですね!しかも、新曲のタイトルや歌詞の一部も映像に取り入れてくれてるんですよ!ファンの皆さん絶対喜ぶと思います。」 下嶋 :「今回はFake OOHなので、"いかに本物みたいに見えるか"を意識しました。なので、『これ本物の広告なの!?』って思ってもらえたら大成功です。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「ほんとそれ!私たちが実際に見ても違和感なくて、トラックが360度作り込まれてるのがすごいなって思いました。あと、後ろにいる"白い犬"みたいなのが可愛かった。」 下嶋 :「あれ実は犬じゃなくて、熊なんですよ(笑)。テディベアが歌詞に出てくるので、それをモチーフにして作りました。」 ゆゆ・THE・エクスカリバー :「えっ、そうだったの!?ごめんなさい!!(笑)」 三田萌日香:「でも、こうやって細かいところに注目して何度も見てもらいたいですね。」 宿利 :「はい!何より、見てくれる人が楽しんでくれるのが一番嬉しいです!」 アイオケ × 日本デザイナー学院のコラボ映像、ぜひチェックしてみてくださいね! アイオケ公式サイト
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【NDS卒業生の活躍】あさみみちゃんポップアップイベントを渋谷サクラステージにて開催中!
あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント 「かわよきPOPUPでございます!」が渋谷サクラステージにて開催中! 専門学校日本デザイナー学院 イラストレーション科を卒業した吉野さんが、渋谷のサクラステージで開催中の「あさみみちゃん × 歌舞伎座」コラボ期間限定POP UPショップのグッズデザインを担当しました! LINEスタンプなどでもおなじみの『あさみみちゃん』は、「あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ」の女の子。25歳のOLで、日本一のマスコットキャラクターを目指しています。 浅いことしか言わないウサギちゃんなので、「あさみみちゃん」という名前なのだそう。 ポップアップ会場は、あさみみちゃんと仲間たちのグッズやパネルがたくさん!ピンクで統一された店内にテンションが上がります。 ポップアップオリジナルデザインのクリアファイル2種。コレクションしたくなる可愛さ…!使うのがもったいないです。 ランダムキーホルダーも購入。ダニーくんをゲットしました。 また、会場にはミラー風のパネルや、あさみみちゃんたちの等身大パネルが設置されており、フォトスポットも充実!さまざまな楽しみ方ができるポップアップストアです。 ポップアップイベントは4月13日まで開催中 イラストを学んだ学生がこのように活躍していることは、専門学校日本デザイナー学院のスタッフとしても大変嬉しく思います。 専門学校日本デザイナー学院から徒歩わずか5分のサクラステージ。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね! ▶グッズ詳細はこちら https://asamimichan.com/news69/ 展覧会名|あさみみちゃん×歌舞伎座コラボレーショングッズ販売&ポップアップイベント「かわよきPOPUPでございます!」 会 期|2025年3月14日(金)-2025年4月13日(日) 会 場|渋谷サクラステージ SHIBUYA SIDE 3F ときめきSTAGE 時 間|10:00-21:00 入 場 料|無料(フリー入場) ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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毒甘可愛いを描く、イラストレーター・こんぺ伊藤さん PicoN!インタビュー
専門学校日本デザイナー学院を卒業後にゲーム会社勤務・デザイナーを経て、2024年5月からフリーランスのイラストレーターとして活躍中、こんぺ伊藤さん。毒っぽくて可愛いキャラクターと中毒性のある世界観がファンを魅了しています。今回はこんぺ伊藤さんの作品紹介と、現在イラストレーターとしてお仕事をするまでの経緯や「イラストレーター」というキャリアについてお話をうかがいます。 現在フリーランスのイラストレーターとして活躍中のこんぺ伊藤さん!作品のご紹介をおねがいします 毒々しくて甘くて可愛い女の子のイラストをメインに描いています。「中毒性のあるイラスト」をコンセプトに、現在はSNSを中心に作品を公開しています。 ほかにも自主制作でブックレットやポストカードなどのグッズを作っています。 お仕事ではどんなイラストを描いているのでしょうか? 石黒千尋様のVtuber活動1周年記念キービジュアルを担当させて頂きました˚✧₊ pic.twitter.com/rbAALexSa8 — こんぺ伊藤 (@konpe0217) April 28, 2023 最近のお仕事はVtuberのキャラクター制作がとても多いです。Vtuberの方々は記念イベントによってキャラクターのファッションや仕様がバージョンアップすることも多く、そういった季節ごとのご依頼も増えています。一般の方から、グッズのイラストを依頼されることもあります。 私自身、トレンドや流行に乗ってお仕事できるのがとても楽しく、自分のイラストが誰かの為に役立っているのが嬉しいです。 専門学校日本デザイナー学院ではコミックイラストを中心に学んでいましたが、将来はイラストレーターになることを目標にしていたのでしょうか? はい。昔から絵を描くのが好きで、高校生の頃は美術部に所属し、スマホで絵を描いたりしていました。「将来はイラストレーターになる!」ということを視野に、専門学校を選びました。 専門学校日本デザイナー学院が主催している「高校生マンガイラストグランプリ」のイラスト部門で優秀賞を受賞したことをきっかけに、入学しました。 当時はどんな専門学校生活を送っていましたか? クラスメイトが全員、絵を描くのが好きというのがとても刺激的な毎日でした。切磋琢磨し合える仲間がいるのはとても大事だと思います。講師もみなさん現役のクリエイターとして活躍している先生方なので、作品制作においてもクリエイターならではの視点で具体的なアドバイスをもらえるのが嬉しかったです。 あとは、「グラフィックデザイン」の授業があったのは、ポートフォリオを作るときや就職活動の際にもとても役立ったと思います。就職活動の時には自分でいろいろな会社求人をネットで探しましたね。学校のキャリアセンターの先生と履歴書を作ったり、面接練習をしたり、サポートもしてもらいました。 卒業後、ゲーム会社に就職後、どんな業務を担当していたのでしょうか? デザイナーとしてゲームのアバター制作を担当していました。着せ替えのファッションアイテムや小物、など幅広いデザインに携わることができ、また当時の業務がスキルアップ、いまの自分のイラスト制作・お仕事にもつながっていると感じています。 毒地雷ナースちゃん pic.twitter.com/wnbPR3tAah — こんぺ伊藤 (@konpe0217) October 18, 2024 当時はとても忙しく、SNSでの発信はお休みしていたのですが…ふと自分のオリジナル作品を発信しはじめると、たくさんの「好き」という声が届き、フリーランスのイラストレーターとして独立することを決めました。 これからチャレンジしたいことや目標がありましたらぜひ教えてください! ずっと向上心を持ってイラストを描き続けていきたいです。自分の視野・可能性を広げるためにオフラインのクリエイターイベントにも積極的に足を運んでいます。夢は、自分の画集を出すこと!150作品掲載を目標に、これからも頑張っていきたいです。 こんぺ伊藤さん、ありがとうございました!ゲーム会社への就職やVtuberのイラスト制作など、お仕事やキャリアについてもお話いただきました。これからイラストレーターを目指したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。今後のイラスト作品もとても楽しみです…! \\ こんぺ伊藤さん Xにて最新作品掲載中! // @konpe0217 \\ NDSのイラスト体験授業はこちら! // オープンキャンパス・体験授業 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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前編【対談】世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024受賞記念!デザイナー福島治先生×NDS在校生河内瑠未さん
第14回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024でU30+STUDENT部門で銅賞を受賞した専門学校日本デザイナー学院 総合デザイン科グラフィックデザイン専攻3年 河内瑠未さんと、2012年に日本人初のグランプリ受賞をした福島治先生の対談企画です。 今回受賞した河内さんのポスター作品「心について考える」について、制作段階でのエピソードや工夫、世界的に大きなコンペティションで受賞をした率直な気持ち、またデザイナーである福島先生の視点で感じ取った印象などについてお話をお伺いしました。 アイディアから制作・撮影まで。ポスターに込められた想いとこだわり。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]この度は受賞おめでとうございます!本当に素晴らしい作品で、今日は聞いてみたいことが山ほどあります。(笑)[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]よろしくお願いします!こうして貴重な機会をいただけて嬉しいです。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]今回、「世界ポスタートリエンナーレトヤマ」応募のために作品を制作をしたのだと思いますが、アイディアや発想の段階を含めて、どのように形にしていったのでしょうか。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]最初のラフ段階では、別の案もありました。ハートが2つ重なって、ほどけていくようないるような。でもそれだとどこか既視感があって。学校の先生にも相談をして、心臓を編んでみるのはどうかなとアイディアが生まれました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]見る人に柔らかさ与えますね。心臓は編まれている赤いパーツが帽子のようなイメージで擬人化されているようにも感じました。今までやったことのないチャレンジを自然とできるというのは素晴らしいことだと思います。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。これまでも学校の課題制作含めていろいろな作品を作ってきましたが、今回自分でも1番ピンときたというか、納得して作りこめたというか。「モノ作りって楽しい!」ってのめり込んだ感覚でした。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]今までよりも、ちょっと、頭1つ抜き出たかな、という感覚でしょうか。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]はい。撮影も自分でライティングや角度など微調整を繰り返しながら何度も何度も撮り直しました。影のつき方とか、どうやったら自然に見えるのかな、とか。撮影後にPhotoshopで編集もして、納得いくまで何パターンも制作しました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]実物よりも濃度が上がって、リアリティ、存在感のある強さがうかがえます。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]本当はもうすこし赤の部分が紫っぽく、黄色もすこしオレンジっぽい色味でしたが、人間の心の繊細さを感じるような柔らかい印象にしたかったんです。毛糸を使って編んだのも、心臓だけどグロさを感じさせるというより温かみを感じるように仕上げたかったのが理由です。実際の臓器の色を忠実に表現することもできたかもしれませんが、そうすると作品のコンセプトと合わないな、と。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]やっぱり自分で作るからこそオリジナルが生まれるんですよね。すでにそこに何らかの形で存在してるものを、どう加工したり組み合わせたりしていくか。僕は今まで人が見たことがないデザインや世界感っていうのを見ることにとてもワクワクします。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]秋に学校のアートフェアで学内展示「small voice」を制作しました。そのなかで「埃」を作ったんです。色んなところから綿や埃を集めてきて、髪の毛混ぜてみたり、とにかくリアルなものを作りました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]うんうん、なるほど。面白い。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]そしたら学校の清掃の方に捨てられてしまって。(笑) でも、それは嬉しいことで。本物と思ってもらえた証拠です。それを機会に「やっぱり作ることって楽しい」「自分で作った方が伝わるな」と実感しました。[/word_balloon] 一本の「ほどける糸」。最後まで妥協せずにつくりあげた作品。 [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]ポスターのキャッチコピーの入れ方もうまいなと思いますね。配置に何か意図があったのですか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]あえてほどける糸を一本だしています。「don't pull.」は引っ張りたくなるけど引っ張っちゃいけない、っていうメッセージを込めています。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]デザインを作るとき、例えば「ここに置いたらカッコイイ」「綺麗に決まるな」っていう風にレイアウトしてしまいがちだけど、何を伝えるかっていう事を深く追求して工夫しているのが素晴らしいですね。かなりプロフェッショナルだと感じます。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。たくさん悩みましたが、自分でも納得のいく形になったと思います。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]でもきっと、そこまで突き詰めていかないと「賞を取る」ってことは難しい世界なんですよね。世界ポスタートリエンナーレトヤマも世界中から数千もの応募作品があって、受賞できる作品は本当に一握り。審査員の心を動かす力がないと、なかなか受賞は難しいです。 河内さんが最後まで自分で妥協せずにつくりあげた、というのが伝わってきました。最終的なオブジェとしての造形的な強さっていうのも大事にしています。たまたまの受賞じゃない。すごいことですよ。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]実際に富山へ授賞式に行かせていただいた際、富山美術館の最初の第一審査員を務めた方が声をかけてくださって。「私がこの作品推したんだよ」って言ってもらえて、自分の作品が誰かに届いている、と実感でき嬉しい瞬間でした。[/word_balloon] 授賞式・展示会で自分の作品と改めて対峙して、感じた率直な想い [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]受賞作品の展示会で、自分の作品と、自分以外の作品が展示されているのをみたとき、どう感じましたか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]海外出身の方の作品は特に、多様な表現があってとても刺激になりました。受賞作品はモノクロ作品も多く、自分の作品が良い意味でも目立っていたのかなと感じました。一方で、自分の作品はなんというか「学生の作品」だなとも感じて。 プロの方、現役デザイナーの方の作品をみると、やっぱり作りこみがすごいなと圧倒されました。洗練されていて、無駄なものがなくて。デザインでお仕事するってこういう事なのかって考えさせられました。クリエイター自身の個性や世界観もそれぞれの作品に感じました。私自身にはまだそういったものが確立していないので、尊敬や憧れの気持ちも生まれました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]なるほど。僕から見るとあまり学生っぽさは感じないかなあ。プロのデザイナーが作った作品、と感じます。特に言葉「don't pull.」の入れ方。一本糸が出ているのも、作為的なようには見えないけど、でも必ずそこに目がいってしまう。曲線上に置いてあることや、文字の大きさも含めて“引っ張りたくなる”ような感じが、センスが良くて大好きです。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]ありがとうございます。普段は課題制作など無我夢中だったり学校の講師とも真剣にモノづくりに向き合っていますが、なかなかこうやって褒められる機会がないので嬉しいです。(笑)[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]写真も自分で撮影したとのこと、工夫した点はありますか?[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/kauchi_-1-300x294.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="河内さん" balloon="round" bg_color="#e8f9b3" border_style="solid" border_color="transparent"]立体感を出すために、真ん中にピントを合わせてそれ以外はあえてふわっとぼかしています。全部にピントを合わせると体温みたいなものが感じられなくなってしまい「もの」として見えてしまうと考えました。真上から撮ったり、下から煽って撮ってみたり、アングルは試行錯誤しました。[/word_balloon] [word_balloon id="unset" src="https://picon.fun/wp-content/uploads/2025/02/fukushima-300x300.jpg" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" name="福島治先生" balloon="round" bg_color="#dbf9ff" border_style="solid" border_color="transparent"]結局これは心臓に見立てたいっていうのと、毛糸っていうことで、命のあるもの、心臓っていう血の通った大事な臓器である、といのをみる人に感じさせる創意工夫が見られます。[/word_balloon] 今回の受賞作品について制作当時を回想しながらさまざまな視点でお話いただきました。デザインを学ぶ専門学生である河内さんの真っ直ぐでありのままの想いや言葉、作品制作に対する姿勢を感じることができましたね。デザイナーである福島先生の視点でのコメントも非常に勉強になります。 対談はまだまだ続きます!記事の後編、公開をお楽しみに。 ↓PicoN!アプリインストールはこちら
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