AdobeにもAIがやってきた!Photoshop(Beta)/Adobeであそぼ!#14

どうも、PicoN!編集部の横山です。

とうとう、

とうとうやってきました。。。。

AIが絵を描くことが常識になった今、世界中のクリエイターの創作をサポートしてきたAdobeが、PhotoshopにAI機能を搭載した

Photoshop(Beta)

を配信しました!

SNSでもデザイン界隈の方々は最近はこの話題で
盛り上がっております。

 

ということでAdobeであそぼ#14Photoshop(Beta)AI描画機能のご紹介です!

Photoshop(Beta)のインストールはCreative Cloudデスクトップアプリからインストールすることができます。

Photoshop(Beta)の起動画面

 

このAI描画機能

「ジェネレーティブ塗りつぶし」
Generative fill

という名称で、
おおまかに言うと

<ゼロから描く>
<画像から消す>
<画像に描き足す>

この3つができます。

この機能はクラウド処理のため、インターネットに接続されている必要があるようです。

それではやっていきます。

 

ゼロから描く

1.「新規作成」からまっさらな画面を作成

2.Command+Aなどで画面を全選択

3.「ジェネレーティブ塗りつぶし」のウィンドウに※英語でプロンプト(AIへの指示文言)を入力

今回は
「デスクで仕事をする緑色のテディーベア」
「Green teddy bear working at desk」
(Google翻訳)

で生成してみます。

すこし処理時間を待つと、、、

 

現れました!

しかも3パターンをデフォルトで生成してくれます。

もちろん細かな違和感はありますが、立体感や質感、キーワードからのアイテム、空間の生成のクオリティはとても高いです!

 

では別のパターンで。

「柴犬を描いた水彩画」
「Shiba Inu watercolor painting」
(Google翻訳)

スゴすぎませんか、
ジェネレーティブ塗りつぶし、、、

まごうことなき「水彩画の柴犬」。

しかも何度も再生成可能なので、理想のイメージに近づくまで作り続けられます。

 

画像から消す

1.画像を開き、消したいものを選択範囲で囲う

2.ジェネレーティブ塗りつぶしの「生成」ボタンを押すと

すごい、、

つなぎ目がまったくわからないクオリティで消してくれます。

隠れていた部分を、景色に合わせて自然に生成してくれています。

 

画像に描き足す

1.画像を開き、描き足したい場所を大まかに選択範囲を作ります。

先ほどのゾウの画像のカンバスサイズを広くして、画面外だった場所に選択範囲をつくりました。

2.ジェネレーティブ塗りつぶしの「生成」ボタンを押すと

存在しなかった、画像の外側が生成されました。

(デザイン物作る際のイメージの背景が足りなくてレイアウトしずらい時にものすごく重宝します。)

 

他にも選択範囲を指定して、

Tree(木)

tiger(トラ),giraffe(キリン)

 

いやー、これはヤバいこれはヤバい(語彙力)

違和感のない合成写真を作るというのは、写真素材同士のパースやカメラの高さ、光の向き、光の色、ピントなど、条件を合わせないと自然に見えないので素材選びが大変なんですが、そういった条件を見事にクリアしてきます。

といっても、もちろんこれを作るために何度か調整しています。
この「調整」はセンスや経験値があるとより精度が上がりそうです。

 

このPhotoshop(Beta)ジェネレーティブ塗りつぶし可能性は未知数です。

やり方によって様々な現実的なイメージから、非現実的なイメージまで作り出せそうです。

 

あなたなら、どんなイメージを作り出しますか?

ぜひ「ジェネレーティブ塗りつぶし」体験してみてください。

 

 

(実はこの素材も、生成したものでした。)

 

PicoN!編集部 横山

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