【YouTube】写真作家の生の声「KAI ART BOOK FAIR」 参加者全体によるトークイベント

KAI ARTBOOK FAIRではフェアの会場で三つのトークイベントが行われた。この記事では、その一つ全団体参加のトークイベントの様子をお送りする。

このトークイベントはイベント名のKAIの由来である“開“=”開かれた場“という理念を体現するものとして行われたものである。
67歳の大ベテランから、写真学校を卒業したばかりのバラエティーに富んだ面々が登壇し、意見を交わした。
ビジュアルコミュニケーションを旨とする写真家は、多くの場合言葉への依拠を自制する。
しかし、一人の写真家として、あるいは団体として、日々活動・運営していくなかで、作品として表そうとするもの以外で、心に思いが募り、頭に考えが結ばれていく。
それらは思想や哲学であり、あるいは取り留めのない想いであり、聞かれることがなければ、作品発表の場であえて声高に明かされることはない。
しかし端的に言って、本来写真家はそれらを口にしたい。理性としても本能としても。
何故なら、大抵の場合、それらを聞くことが作品の理解に繋がるからである。そして、それは写真家の本能であるからだ。我々写真家は元来、表したくてしかたない生き物である。
日の目を見ず鬱積した想いや考えを表明することの出来る場として、自身を発信することの出来る場として、このトークイベントは行われた。

アーティストコレクティヴ glitch

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