生成AIで「曲名絵しりとり」やってみた。 – PicoN! 学生編集部
皆さんこんにちは!PicoN!学生編集部の畑中です。
突然ですが、皆さんはAIによる画像生成ツールを使ったことはありますか?「耳にしたことはあり興味はあるのだけど・・・。なんだか難しそうで使ったことはない」なんていう方も多いのではないでしょうか? 僕もそのうちの1人でした。
今回の記事では、そんな僕が学生編集部のメンバーと一緒に、AI画像生成ツールを使って「絵しりとり」をやってみた様子をお届けしたいと思います!
Bingイメージクリエーターを使ってみよう!
世の中にはたくさんのAI画像生成ツールがあり、どのツールを使うか悩みました。そこで、編集部の佐藤さんに相談してみたところ、Microsoftの画像生成AIであるBingイメージクリエーターが初心者でも扱いやすいと教えていただきました。なので、今回はこのツールを使うことにしました。
Bingイメージクリエーターは文字を打ち込むだけで、簡単に画像生成をする事ができてしまいます。(詳しくはhttps://picon.fun/design/20230930/をご覧ください。)
例えば、「美味しそうなラーメン 湯気が出ている」と打ち込むと、ご覧のような美味しそうなラーメンの画像を簡単に作る事ができます。
また、卒業式の画像を作りたいときに「校門の前で制服を着て集合写真を撮る男女 背景には校舎と満開の桜の木が写る」と打ち込むと、誰もが卒業式だと連想できるシーンの画像を作れます。
絵しりとりをやってみよう!
Bingイメージクリエーターを使った画像生成に慣れてきたところで、いよいよ学生編集部のメンバーと一緒に絵しりとりをやってみます!
“こぶた→たぬき→きつね→ねこ・・・”のようなしりとりは簡単すぎると思ったので、今回はお題を“曲名”にしました。各々の生徒が、その曲をどのように表現するのかに注目しながら見ていだだけたらと思います!
1曲目(畑中作) 天体観測/BUMP OF CHICKEN
このイラストは僕が生成しました。天体観測の冒頭の「午前2時踏切に望遠鏡を担いでった……」のシーンを表すようなイメージになるように、細かくワードを入力しました。天体観測の世界観を端的に表すイラストを作る事ができたと思います。
2作目(上村作) クリスマス・イブ/山下達郎
このイラストは上村くんが生成しました。どことなく、JR東海のXmas ExpressのCMを彷彿とさせるような良いイラストですね。寒いというワードだけで、雪景色のイラストを作ってくれるなんて、AIもさすがですね。
曲名しりとりで“ブ”を次の人に回すのは、意地悪だなぁと思いますけどね(笑)
3作目(本田作) ブルーバード/いきものがかり
このイラストは本田さんが生成しました。ブルーバードの世界観にマッチした、幻想的で尚且つ力強いイラストだと思います。優しい雰囲気という抽象的な指示にも、AIはちゃんと答えてくれるみたいです。
4作目(畑中作) ドレミの歌
2周目に入り、このイラストは再び僕が生成しました。“ど”から始まる曲が「ドレミの歌」しか思いつかなかったので困り果てました。音符、ドーナツ、レモン、子供、ラッパなど、歌詞に出てくるものを詰め込んで、自分なりのドレミの歌の世界観を表現してみました。いろいろな要素を詰め込んでも、ちゃんと画像を生成してくれて感動しています。
5作目(上村作) 旅立ちの日に(合唱曲)
このイラストは上村くんが作成しました。シチュエーションをしっかりと指示したので、言葉のまんまの画像が生成されました。卒業式の最後に旅立ちの日を歌う時の清々しさがよく表現できていると思います。
6作目(本田さん) にっこり調査隊のテーマ/ワンダーランズ×ショウタイム
このイラストは本田さんが作成しました。僕は初めてこの曲を聞いたのですが、この画像の楽しげな調査隊の姿が、曲とマッチしていました。背景わちゃわちゃという指示で、探検隊にぴったりのアイテムを配置してくれるAIに驚かされました。
***
いかがだったでしょうか? 僕たち3人は、今回初めてAI画像生成ツールを使ってみましたが、簡単に扱う事ができました。新しいゲームを買った時みたいにとてもワクワクして楽しかったです。
皆さんもぜひ、AI技術を使って遊んでみてくださいね!