デザイン系専門学校の超細かいこだわりを見つけてみた件
1968年に九州で最初にデザインが学べる専門学校として設立された学校。
それが「専門学校 日本デザイナー学院九州校」です。毎年多くのデザイナーや作家を輩出しています!
さて、この歴史ある専門学校の現在の校舎は、2016年に新設された「D-square」です。
全7階のデザインを学ぶことに特化した校舎となっています。
施設の様子は、こちらから360度ご覧いただけます!
そして、実はこの校舎、超細かいところまで「デザインを学ぶため」に作られているんです!本日は、その中から厳選した3ポイントをご紹介をさせていただきます♪
POINT1「各階フロアには日本の伝統色を採用!」
各階フロアの壁面には、日本の伝統色が採用されています。
やはり日本にあるデザインの学校ということで抜け目が無いです!
採用された伝統色は「白練」や「苗色」を始めとする色。それぞれの色が持っている意味合いも考えて選出をされています。
POINT2「実は床も考え抜かれています!」
床を注視して見たことってありますか?
あまり意識的に見ることが少ない場所ですが、建築物のデザインで床が果たす役割はとても多いです。D-squareの床は、ほとんど全てが優しい木目調です。
デザインの作業をするとき、机の先には必ず床が見えます。出来るだけ目に優しく、そして制作のアイデアを妨げないようになっています。
POINT3「校内サインに使用されているフォントにも注目!」
最後にご紹介するのは、校内サインに使用されているフォントです。(ここまでくると、デザイン業界の方しか気にしないですよね…。)
校内の英数字表記サインに使用されているフォントは「Frutiger(フルティガー)」と呼ばれるフォントです!著名な空港などでも使用されているグローバル的に大活躍のフォントです。どんな文化の方が見ても、遠くから見ても読みやすいという特徴があります。
ただ、それだけじゃ無いんです!このフォントが制作されたのは「1968年」、つまりNDSが設立された年と同じというこだわりも隠されています!
いかがだったでしょうか?
多分、言われないと気づかないような点もあったのでは無いでしょうか?
このような環境だからこそ、未来のクリエイターが安心して勉学に励むことができるんですね。
実際にD-squareを見てみたくなった方は、オープンキャンパスや学校見学会など、さまざまなイベントを行っていますので、ぜひ一度足を運ばれて見てくださいね!