【初心者のためのマンガ講座】主人公キャラクターを考えよう!

「マンガを自分でも描いてみたい!」…と考えている未来のマンガ家に送る「初心者のためのマンガ講座」!
この記事では、マンガ制作に必要なスキルや考え方、アイデアの出し方などをご紹介していきます。
マンガを描いてみたくなったら、まずはここで紹介するやり方を試してみてください!

 

今回のテーマは「主人公キャラクターを考えよう!」
マンガを描くために一番重要な登場人物「主人公」を描いてみましょう!

マンガを描きたいなら、まずは主人公を決めようぜ

 

 

準備するもの

マンガに登場するキャラクターを考えるのに必要なのは、

紙とペン!
これさえあれば十分です!

おススメはアイデアを書き溜めるためのノートを用意することです。
書き溜めた案は消さずに残しておくことで、後で見返すことができます。
どんなアイデアでも描いたものは消す必要はないのです。例え“没案”でも、いずれ何かに使えるかもしれません。

キャラクターのアイデアを描くためにノートを用意するのがおすすめです!

描き溜めたアイデアは消さずに残しておきましょう

アイデアを書き溜めたノートは“ネタ帳”として活用できるぜ

 


キャラクターをたくさん描いてみよう

キャラクターを考える上で大切なのはまず描いてみるということ。
描き方や上手下手などは気にせず、まずは好きなようにキャラクターをたくさん描いてみましょう。

 

・キャラクターの顔を描く

キャラクターで一番目立つ部分は間違いなく「顔」です。
主人公キャラクターを考えるとき、まずは顔を描いてみましょう。

顔を描くときのポイント!
・正面から見た顔と左右それぞれから見た顔を描く
・顔のパーツで特に大事なのは目!
・上手下手を気にせず“ラク描き”としてたくさん描いていこう

目や髪形を変えて色んなパターンを描きだしてみましょう。

 

良いキャラクターを生み出すためには、とにかくたくさん描いてみることが大事だぜ

 

・キャラクターの全身を描こう

作りたいキャラクターがどんな顔なのか定まったら次は全身を描いてみましょう。
こちらも顔を考えるときと同じく、たくさんのパターンを考えて描くことが大切です。

全身を描くときのポイント!
・キャラクターの身長や体系を考える
・衣装は、たとえばコスプレしてもらえるような特徴的なものにする
・上手下手を気にせず“ラク描き”としてたくさん描いていこう

ここではまだ顔や身体の描き方にこだわる必要はありません。
どんな描き方でも、まずはキャラクターのアイデアを出すことができれば大丈夫です。

「キャラクターが上手に描けない」といった悩みがある方も、キャラクターを考えることから始めてみましょう。
何度も言いまずがこの段階では上手に描く必要はないのです!

悩んでないで、まずは手を動かしてみようぜ

 

・キャラクターの性格を決めよう

キャラクターの全体像が描けてきたら、同時にそのキャラクターの性格も考えてみましょう。
熱血、クール、友情に厚いなどなど・・・どんな性格にするかは自由ですが、物語の主人公として応援したくなるようなキャラクターにしたいですね。

またそのキャラクターの“決めセリフ”を先に考えるのもおすすめです。
有名なマンガのキャラクターにはここぞの場面で出てくる決めセリフや、忘れられないセリフや印象的な口調がありますよね。
そういったセリフを考えることで、どういったキャラクターにしたいのか定まってきます。


まとめ

マンガを描き始める前に、まずは主人公を考えることが最初の一歩です。
そのマンガが面白くなるかどうかは、どういった登場人物が活躍するかで変わってきます。
「この主人公の物語を描きたい!」と思えるような魅力的なキャラクターを考えてみましょう!
また、主人公ができたら敵(ライバル・ラスボス)のキャラクターも考えてみましょう。
こうして少しずつ物語ができていきます。

次回、「描きたい“シーン”を考えよう」編、お楽しみに!

 

監修/資料提供:ニコーラ先生
文:PicoN!編集部 黒田

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