迷惑メールに物申す!

私は、スマホのメール通知に数字が表示されていることが嫌いです。

メール通知に気づいたら、逐一チェックしないと、そわそわしてしまうタイプなんです。

時々、メール未読が数百件ある方に出会いますが、小さなことが気になってしまう私に、通知を無視するコツを教えていただけませんでしょうか?(切実)

 

さて、そんな私の天敵が「迷惑メール」です。

基本的には、自動的に「迷惑メールBOX」に振り分けられるため、目にすることはないのですが、稀に「受信メールBOX」に入り込んでくる方がいます。

 

そうです。「受信メールBOX」に入るということは、私に通知がくるのです。

そして、一度メールを開封するのですが、その文面デザインのクオリティが低い!!!

 

折角ならば、ある程度のクオリティが保たれた迷惑メールが見たい!

そんなことを思って、最近実際に私の元に届いた迷惑メールの気に食わなかった点をあげていきます。今回は金融系の迷惑メールを中心にご紹介。

 

なお、今回の記事は、迷惑メールの活用を助長するものではなく、フィッシング詐欺系の迷惑メールに引っかからないようにして欲しいと思い記事にしています。また、参考画像に出てくる内容は、全て現存する団体には関係ありませんので、予めご了承ください。

 

それでは、私の文句を書いていきましょう♪

 

1.初級(税務署という体で届いた迷惑メール)

 

怪しさ満載ですが、とてもわかりやすい迷惑メールですね。

何よりも日本語向けのフォントで無いものがチラホラあるように思います。これでは警戒されますよね。

 

 

そして私が許せなかったのが「改行時に全角2文字分のスペースを入れている」ところです。これ…定型分からコピペしていませんか?

コピー&ペーストを利用する際は、文字校正を念入りに行うことをオススメします。

あと少し注意して作成すれば、簡単に完成度を上げられたのでは無いでしょうか。残念です。

 

 

2.中級(銀行からの口座停止連絡という体で届いた迷惑メール)

 

先ほどと比べると、文章もしっかりとしており、少し完成度が高い迷惑メールです。

銀行名も実在する名称を使用しています。(今回は銀行名を伏せています。)

ただし、ツメが甘いっ!!

 

 

なぜ、本文を「センター揃え」にしてしまったのでしょう?

英語表記の文章には、このような通告の場合センターに揃えて記載される文章はありますが、日本語ではあまり見かけませんね。

しっかりと実在する金融機関まで記載できたのですから、もう少し頑張ることが出来たと思います。残念です。

それと、フィッシング用のURLが24時間でアクセス不能になると書くならば、実際にその設定にして欲しかったです。フィッシング詐欺の目的としては、いつでもアクセス出来る方が良いのでしょうが、約束は守りましょう。受信から1週間以上経った今でもアクセス出来ています。

 

3.上級(こちらの銀行からの入金制限通知という体で届いた迷惑メール)

 

これまでの2件と比べると、やっとメールらしい仕上がりになっていると思います。

ちなみに、表示されている銀行名は実在する銀行名となります。ただし、こんな不始末なことをする銀行では無いことは、ユーザーである私も知っています。

さて、こちらのメールですが、とにかく気に入らなかった点がこちら。

 

 

デザインに触れたことがある方なら、一目瞭然ですね。

そうです。「本文の銀行名だけ明朝体」なんです。恐らく、これもコピペの仕業でしょう。

定型フォーマットに、各地域にあった銀行名をリストから取り込んで作成しているのでしょうね。せめて、メールを作る担当と、リストを作る担当とでフォントの確認をし、事前にテストをしていれば、このような失敗は避けられたのでは無いでしょうか。非常に残念です。

 

 

以上、今回は3件の迷惑メールに対する私のクレームでした!笑

デザインの知識が少しでもあれば、このようなフィッシング詐欺メールに引っかかるリスクから、多少は回避できるのかもしれませんね。

 

最後になりますが、今回の記事は、特殊な訓練を受けた私だからこそ実施できている検証となります。

基本的には、少しでも違和感を感じたメールには触れず、決してリンクにはアクセスをしないことをオススメします。もし判断ができない際は、慌てて対応しようとせずに、送り先のメールアドレスやドメインを確認するなど、簡単に迷惑メールを見分けることができる手段もありますので、ぜひ調べてみてくださいね。

 

また、今回のような簡単な詐欺メールばかりでは無いことも覚えていただきたいです。

デザインも含め、とても精巧に作られたメールを使った詐欺もありますので、私も含めて注意していきましょうね。

 

PicoN!編集部 NDS九州校:佐藤

関連記事