地方だからこそオモシロイ!ユニークなコンセプトの地域PR動画のセカイ

どうも、PicoN!編集部の横山です。

 

私はいま東京に住んで3年目に突入し、日々「あぁ東京だなぁ」と感じながら生活しております。

 

しかし、なにか足りない。。

地方出身者である私(南国の宮崎県)からすると、やはり東京の中心地には無い、地方ならではの魅力も恋しく感じるのでございます。

 

ということで今回ご紹介するのは、

地方だからこそオモシロイ!
ユニークなコンセプトの
地域PR動画

です!

 

ただのPR動画ではなく、ユニークなコンセプトのものを日本全国からピックアップしました。

地域PR動画でよく見るパターンは、美しい自然、美味しい食材と料理、温泉、楽しい街などを女性2人やカップルが楽し気にめぐる。というものがだいたいお決まりパターンですが、今回はそういったテイストではなく、地域の「自虐ネタ」なども含めたユニークな視点のPR動画に注目してみました。

※私の独断と偏見なラインナップです。悪しからず。

(私の記憶によると、オモシロい地域PR動画はもっとたくさんあったはずなのですが、今Youtubeで検索しても出てこないものが沢山ありました。。。期間限定公開で現在は非公開になってしまっている動画も多くあるようです。ざんねん。。。しかしその中でもオススメしたい動画をご紹介していきます。)

 

【100万回再生】を超えている動画は
再生数もご紹介しています。

 

それでは北から南の順にご紹介。

東北地方

宮城県登米市「Go! Hatto 登米無双」

その昔、あまりの美味しさにお上がご法度にしたということが名前の由来になった郷土料理「はっと」。その「はっと」が得意だったおばあちゃんが御法度軍団をばったばったとなぎ倒す!

 

福島県「もっと 知って ふくしま!」

【266万回再生!】「んだんだんだんだ…」かわいいイラストアニメーションと耳に残るリズムで福島の知られざる魅力を超ショートに紹介してくれる動画。福島県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん監修。イラストはインフォグラフィックで有名な寄藤文平さん。

 

新潟県新潟市「にいがた★JIMAN!」

新潟の魅力はまだまだ知られていない!「もったいない!」をキーワードにねぎっこが歌いながら紹介してくれます。(ラスボス小林幸子さんも出演)市民のみなさまの楽しげな姿も心が温かくなりますね。

 

青森県りんごPR「りんごウーマン」

アメコミの女性ヒーローのようなりんごウーマン(王林さん)がリンゴの魅力を紹介する動画。青森弁の訛りがなんともチャーミングな田舎臭さとヒーローの出で立ちのギャップの面白さを演出。

 

関東地方

茨城県「のびしろ日本一。いばらき県」

全国47都道府県のうち、魅力度ランキング47位という汚名をピックアップした最高ランクの自虐ネタのようなお手本PR動画。茨城県をPRするために他県も出演させるなど構成も特徴的です。茨城県はこのネタで他にも「なめんなよ♥いばらき県」などの面白いPRもありましたね。

 

栃木県 移住.定住促進PR動画
「スミマセンとちぎ」

「スミマセン」という謝罪の言葉を使いながら上手に魅力のPRにつなげている動画。音楽と歌も聞いていて気持ちの良い完成度。

 

千葉県印西市
「印度じゃないよ印西市」

千葉県印西市
「INZAI BALANCE」

なかなか攻めた印西市のPR動画。1本目に関しては「印」の字をフィーチャーし「印度じゃないよ印西市」。インドは「印」の字以外関係なさそう。2本目の動画に関しては魅力を伝えているのかよくわからない。。ただ、「印西市オモシロそう」という印象は強く残りますね。

 

中部地方

岐阜県関市
「もしも、この世に◯◯がなかったら…」

動画の導入としては違和感強めな動画が次々と。すすむにつれて理由がわかってきます「刃物のない、人生なんて。」そうです、違和感の動画はすべて刃物が無かった世界線を映した動画だったんですね。「日本一の刃物のまち」をPRするための面白い切り口の動画です。

 

近畿地方

兵庫県伊丹市
「もしも伊丹さんと結婚したら」

お見合いの席。冴えない感じの男性「伊丹さん」にあまり興味をしめさない女性が、伊丹さんの知られざる魅力を聞くたびに気持ちが上がって歌ってしまう動画。その繰り返しの天ドンがクセになるオモシロPR動画。

 

奈良県大淀町「大淀少女」

能面で顔を隠した女子高生が魅力を伝える歌を歌う動画。「〇〇なのぉ~」という「能」をかけた語り口調がこれまたクセになる動画。家族がどんどん出てくるしかけもなんだかほっこりしてユルくて面白い。

 

奈良県奈良市「ENJOYNARA」

NHKの人気コンテンツ「びじゅちゅーん」で有名な井上涼さんのアニメーションと歌で奈良市の魅力を紹介する動画。井上さんの作品の魅力たっぷりのテイストでとてもユニークでカワイイ。

 

滋賀県「石田三成CM」

【189万回再生!】滋賀県が大好きになりました。なんだこれは!?個人的に大好きすぎるテイストです!平成初期?のようなレトロな風合いと、その時代あるあるなコマーシャル動画のテイストに「石田三成」をものすごく自然な形でミックスさせた動画。最高に笑えます。

【101万回再生!】同じシリーズですが、コマーシャル動画のテイストの幅が広い!!もう大好き滋賀県・石田三成!「民にうるおいを」「愛されて19万4千石」もう最高です。

 

四国地方

愛媛県東温市「東温ラブストーリー」

「なにも無いと思っていた東温でラブストリー」ノリノリの音楽に東温市の名所や特長とだんだん進むラブストーリーを歌う歌詞がカワイイ動画。

 

香川県
「うどん県。それだけじゃない香川県」

本当は初期の「うどん県」動画を探したかったのですが見つけることができませんでした。。しかし「香川県=うどん県」はもう日本全国であたりまえに知られたワードになりましたよね。県名を名物の名前に置き換えてしまうなんて手法、考えた人、説得した人、認めた人、全員すごいなと思います。だけど今ではそれが常識になってる。ホントすごいことです。

 

 

中国地方

山口県下関市「ふくの歌」

鈴木福くんをそんな使い方していいんですか!?と言ってしまいそうなビジュアルでスタート。下関の名産「ふく(ふぐ)」の知られざるストーリーを紹介してくれる歌になっている。

 

広島県呉市「呉IN-呉IN」

まず読めない人が多いと思いますが「呉市(くれし)」と読みます。そして「呉IN-呉IN(クレイン-クレイン)」としてブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」の替え歌で呉市をPRします。しかし替え歌のクオリティがすごく高い。そして独特なデザインのキャラクター「呉氏(くれし)」。どんどん魅了されていく不思議な動画。

 

岡山県「コチラ」

「ついに、巨大生物が目を覚ました。」タイトル【コチラ】(バーン)。最初っから落としてくれるスタンス。しかし「シン・ゴジラ」のような真剣な俳優陣の演技。途中からはふざけだす。面白いです。

 

岡山県岡山市「鬼カワイイ 岡山市」

岡山県出身の女優の桜井日奈子さんが可愛らしい桃太郎に扮して鬼と戦ったり踊ったりする動画。可愛らしい歌と音楽と映像がマッチしていて最後まで見てしまう。

九州地方

福岡県北九州市 関門海峡
「COME ON!関門!」

【驚異の2億500万回再生越え!!(6言語版の合計は恐怖の4億回越え)】
関門海峡に突如現れた巨大怪獣。市民は恐怖の表情を浮かべる。怪獣が一歩踏み出そうとしたその時!とても速い関門海峡の潮の流れに足を取られ流されていく怪獣。
地域PR動画として最初から海外を視野に入れて制作された動画。狙い通りに世界でヒットして驚異の再生回数。(制作会社は福岡のKoo-ki/Netflix「サンクチュアリ」監督の江口カン氏が共同設立して在籍している会社)

 

福岡県柳川市「さげもんガールズ」

【154万回再生!】可愛らしい「さげもんガールズ」の3人が柳川の名所をめぐりながら踊る動画。珍しいことは歌詞が無いこと。説明的な歌詞が無いことでこの動画の魅力が作られているような気がします。小気味よい音楽にのせて気持ち良く映像が流れていく。地域のみなさんの楽し気な表情、最後は柳川の有名な川下りの場面で圧巻のシーン。。感動しちゃう。

 

佐賀県佐賀市「W・R・S・B」

「おねがい、この海から逃げて…」なんとも興味をそそられる一言からのスタート。「わらすぼ」という見た目がグロテスクな魚を未確認生物「W.R.S.B」としてパニック映画のテイストで進行していく動画。名物の魚を見た目がグロテスクだということでエイリアンにまで仕立て上げてしまう自虐に感服。

 

佐賀県「あさご藩」

はなわ(兄弟)、優木まおみ、江頭2:50、佐賀県出身のタレント勢ぞろいの動画。佐賀県のおいしい食材を紹介しつつ「あさご藩」というユニークな設定とクオリティの高い時代劇テイストが見ていて楽しい。
しかし、はなわ(兄)の大ヒットした「SAGA佐賀」は、すべての地域の「自虐PRの道」を作り上げた革命的な歌だったのではないかと感じるのです。。

 

長崎県「体感、長崎の島。」

長崎県出身の福山雅治が長崎の「島」の魅力を紹介する動画。最初は単純に紹介するだけかとおもいきや「島になる。」なんて方向性になるとは。超強引なビジュアル表現、気になって見てしまう。

 

長崎県大村市「大村市なんて大嫌い」

これまた最初っから「大嫌い」というPRとは思えない言葉からスタートする。女の子の不貞腐れた語り口調で大村市の魅力を「別に」的なテイストで紹介する。最後には納得させるストーリー。

 

大分県「おんせん県/シンフロ」

【258万回再生!】もう、最初に見たときの衝撃は計り知れず!!まさか温泉とシンクロを混ぜ合わせちゃうとわ!「そんなこと真面目にやっちゃうんですか!?」と笑ってしまう動画。しかし動画のいたるとこをからにじみ出る大人が本気でふざけたクオリティ。圧巻です。。

 

大分県別府市「湯~園地計画!」

【593万回再生!】これもまた、最初に見たときのインパクトはすごいものがあります。お風呂と遊園地が合体した違和感満載の映像が次々と。。動画の途中で別府市長がいきなり登場し、「この動画が100万再生突破したら「湯~園地」を実現します」なんて言ってしまう驚きの動画。当時バズって100万回はあっという間に突破。実際に実現可能な「湯~園地」が期間限定で現れたそうです。

 

熊本県阿蘇市「阿蘇の不時着」

【108万回再生!】タイトルは当時ヒットしていた韓国ドラマ「愛の不時着」から。阿蘇に不時着したUFOに乗っていた宇宙人が、阿蘇の大自然と豊かな食、人の温かさに触れるという物語。ユニークなコンセプトだけど動画の最後では泣けてくる。。

 

宮崎県小林市「ンダモシタン小林」

【313万回再生!】雰囲気のあるフランス人男性がフランス語で小林市の魅力を語ってくれている。ふーん、いいところなんだね。で終わるかと思いきや、大どんでん返し!!男性が喋っていたのはフランス語ではなく「西諸弁」というれっきとした日本語!小林市で使われている方言がフランス語に聞こえるなんて、衝撃的だった動画。

 

宮崎県日向市
「Net surfer becomes Real surfer」

【112万回再生!】これは本当に感動を覚える動画!出演者のセリフはほとんど無く、少しの字幕があるだけ。ネットサーファーだったぽっちゃりな男の子がリアルサーファーになる物語なのだが、彼の姿をぜひ目に焼き付けてほしい。「電車男」を彷彿とさせるオタク男子のリアル成長を目にすることができる感動作。

 

鹿児島県 鹿児島市
「維新dancin’鹿児島市」

【190万回再生!】ユニークな振り付けで有名な鹿児島実業高校の男子新体操部員が鹿児島の偉人「西郷隆盛」に扮し、鹿児島の魅力を伝える歌と共にユニークな新体操を披露。「維新、ダンシン、鹿児島市」なんて韻の踏み方が気持ちいい。

 

 

ということで以上です。

いかがでしたか?いろんな地域がいろんなユニークな方向性でPRしていますね。デザインで大切な「視点を変えてみる」を学べるとても良い教材な気がします。

あと「自虐ができる」っていうのは、とても強いとも思うんですよね。
お高くとまったプライド感がなく、逆に愛されるキャラクターになるには「完璧」よりも「弱点」も認めることが大事なような気がしました。

これからもきっと面白い地域PR動画はたくさん出てくることでしょう。

どんなPRがされてくるか楽しみですね!

 

PicoN!編集部 横山

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