【イラレテクニック】Illustratorの「内側描画」がカンタンで楽しい!/Adobeであそぼ!#17
どうも、PicoN!編集部の横山です。
今回もボクの大好きなAdobe Illustrator(略称:イラレ)から、「内側描画」をご紹介。
イラレユーザーの方でも使ったことないという方も多いんじゃないでしょうか。
なにができるかというと
こんなことや、
こんなこと、
ができる機能です。
そもそも「内側描画」の機能がどこにあるかというと、イラレの画面のツールのここ。
拡大するとここ。
めっちゃ小さい(笑)
こんなに小さいボタン、なかなか押してみようとも思わないですよね。
3種類のボタンを解説すると、
左が「標準描画」
通常みなさんが作業するときはこのモードになっています。
真ん中が「背面描画」
通常であれば新たに作ったオブジェクトは上に上に重なりますが、このモードでは下に下に作られていきます。(これも新感覚で地味に面白いです)
そして今回紹介するのが
右側の「内側描画」
上の画像ではボタンが薄くなっており選択できない状態になっているんですが、この内側描画はオブジェクトを選択している状態でないと押すことができません。
カンタンに説明すると、
イラレの「クリッピングマスク」の機能を直感的に操作できるものです。
では使い方の解説
<ステップ1>
図形ツールなどでオブジェクトをつくる
今回はこの黒い正円。
<ステップ2>
オブジェクトを選択した状態で
「内側描画」をクリック
オブジェクトを選択中に「内側描画」モードにすると細い四角形でオブジェクトが囲われます
<ステップ3>
新しいオブジェクトを重ねるように描画すると内側だけに描画される
内側描画のモードで新しい図形を描くと、最初のオブジェクトの内側にだけ新しい図形が描けます。自動でクリッピングマスクが機能している状態ですね。
「内側描画」で「ブラシ」を使うと
めっちゃおもしろい!!
この「内側描画」ブラシを使うとより楽しめます。
<ステップ3>の段階で
「ブラシ」を使って描画してみると、
最初に紹介したような、図形に柄を描くことができます。
個人的なオススメブラシは
イラレで使える「散布ブラシ」ですね。
そもそも、
イラレのブラシは描画感の違う3種類があり、
【 散布ブラシ 】
ブラシ図形を散らしたようなランダム感の
描画ができるブラシ
【 アートブラシ 】
ブラシ図形を引き伸ばしながら描画するブラシ
【 パターンブラシ 】
ブラシ図形を繰り返すことで描画するブラシ
となってます。
しかし、イラレのデフォルト状態では散布ブラシはあまり入っていません。。。
\そんなときはネットからダウンロードしよう!/
Googleで「イラレ 散布ブラシ フリー」で検索して見つかったサイトで紹介されていたブラシをダウンロードしてみました。
こんなに表情豊かなブラシが
イラレで使えちゃうんです!
私が見たサイトはこちら(https://design-trekker.jp/design/illustrator/illustrator-free-brush/)
内側描画とこのブラシを
組み合わせて使ってみると、
ただの円形がデッサン調に描けたり
文字もアウトラインせずこんな表現も
塗り絵のような表現
内側描画と散布ブラシの組み合わせの面白さが伝わればうれしいです。
ぜひ使ってみてください♪
PicoN!編集部 横山
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