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【ママだからこそ、わかること。】ママクリエイターのアイデアで生まれた写真館スタジオアリスの撮影キット~株式会社スタジオアリスがご自宅での思い出づくりを手助けする撮影サポートサービス~ OUCHI PHOTO by Studio Alice「OUCHI Anniversary Box」

写真館・スタジオアリスが、ご自宅で気軽に1~3歳のお子さまのお誕生日の記念撮影を楽しめるサービス OUCHI PHOTO by Studio Alice「OUCHI Anniversary Box」をスタートしたのをご存じでしょうか?

「スタジオアリス」は、妊娠期の思い出を残す「マタニティ撮影」に始まり、0歳の成長を祝う「お宮参り」「百日祝い」、1歳からの「お誕生日」や「七五三」「入園入学」「卒園卒業」「1/2 成人式」「成人式」など、こども写真を中心に扱う、業界最大級の全国展開する写真館です。

写真館と言えば、お客様がスタジオへ足を運んで、撮影やセレクトを行うのが一般的ですが、今回、そのスタジオアリスが自宅で撮影できるキットを発売。自宅で誰でもカワイイ記念日Photoが撮れるデコレーションキットを企画・制作したのは、本校卒業生で、現在、2人の女の子を育てるママクリエイターの株式会社コペンフラップ・堀之内千恵(ほりのうちちえ)さんです。

今回は「OUCHI Anniversary Box」に秘められたアイデアを堀之内さんに伺いました。

ママパパの「素敵に思い出を残したい!」を叶える商品

ー「OUCHI Anniversary Box」はどのように生まれた商品ですか?

子供が産まれて1歳になる瞬間はとても大事なイベント。その1歳のお誕生日を写真で記念に残したいと思うママパパは多いはず。でもまだ座るのもやっとの赤ちゃん。スタジオ撮影は負担が大きそうだし値段も高いし「おうちで素敵に撮れたら」と自宅撮影を選ぶ人が多いのです。そして写真を撮るなら可愛くデコレーションしたい! けれどもグッズを集めるのも大変だしデコレーションのセンスもないし……とお悩みの方に、記念日撮影に必要なものが全て詰まった撮影キットをご用意しました。

【セット内容】
・王冠(手作り品)
・木製ケーキトッパー
・バルーン(数字)
・大バルーン:ラテカラー3色 各3個(+予備各1個)
・小バルーン:ラテカラー3色 各4個(+予備各1個)
・タペストリー(Happy Birthday)
・造花1本
・撮影テクニックブック

筆者も3人の子育てをするママ。誕生〜1歳までは、お祝いイベントが盛りだくさんで、都度、写真館を利用していると中々お金もかかります。次女の誕生は、コロナ禍だったので、ほとんどの撮影を自宅でしました。理想のイメージをInstagramで探し、近しいものを求めては、ネットSHOPを複数徘徊して探し回り、いざ、撮影!となった時に、我が子がグズる、うまく笑顔が引き出せない、ハイハイでどこかへ消えていく……、同じ経験をしたママさんも多いはず。そんなママさんの救世主になる商品なのではないでしょうか!

ママたちのクリエイティブが組み合わさった撮影キット

ー「OUCHI Anniversary Box」はどのように生まれた商品ですか?

企画はママたちのハンドメイド作品をプロデュースする事業をしていらっしゃるT&E japan株式会社様と力を合わせた合同企画になります。企画自体は2025年の夏あたりからスタートし、アリスさんと協議を重ね本格的に事業展開したのは2025年の11月中旬!そこから12月22日のプレスリリースに向けて、商品企画・パッケージ梱包・ロゴ・ブランディング・撮影・テクニックBOOKのデザイン・WEBサイト構築・広告企画・SNS企画を急ピッチで整えていきました。

当時の暮らしも一緒に思い出になる。

――堀之内さんは、2児の子育てをされていらっしゃるんですよね! ご自身はお子さんの記念写真をどのように残されていますか?
実際に私も初めての子どもの1歳の誕生日は自宅で撮影しました。ネットで色々なショップの商品を見て、ブックマークして、比較して、これとこれを組み合わせて……など準備が大変だった記憶があります。でもその準備の記憶も含め大切な思い出になっています。それに当時の自宅の風景も一緒に写真に残っていて、まだ5年しか経っていないのに懐かしさを感じます。当時の「おうち」の記憶を残せることも、スタジオ撮影にはない良さだなと思います。

――どのような方に手に取ってほしいですか?
子どもの可愛い記念写真を残したいけれど、日々忙しくて準備に時間が取れない人や、「今っぽい」空間を手軽に作りたい人にぜひ使って欲しいです。また、今回の商品はギフトとしてもオススメしています。「1歳の誕生日」の記念写真ってずーーーっと大切な思い出として残るイベントです。そんな空間をプレゼントできたら、お互いとても嬉しいのではないかと思います。

――堀之内さんが考えるこのキットの推しを教えてください。
とにかく今風の可愛い!テイストで、男女どちらでも使える使い勝手の良さ。タペストリーや王冠といったグッズはハンドメイド作家さんの手作りによる1点モノという部分もオススメです。

またスタジオアリスさん監修の「撮影テクニックブック」もついてくるので、写真撮影が得意じゃないというママパパでもお子様の素敵な写真をパッと撮影できます。

ママたちが作り出す “クライアント” も “エンドユーザー” も望む世界観

――ロゴ、ラフから決定まで結構パターンを提出しての決定でしたか?
もともとあったラフをベースに、その雰囲気を再現する形でロゴを4案提出させていただきました。いくつか提案した中でD案が採用されたのですが、この後、Ouchiを小文字でいくか大文字でいくかを3社間で協議した結果、大文字に統一する今のパターンに決定いたしました。

ーーモデルとなるお子さまのアサインもご担当されたそうですね。モデルさんは、コペンフラップ所属のクリエイターのお子さんなんでしょうか? 撮影もデザイナーさんがご担当されましたか? 自然な表情を引き出すために意識された事があれば教えてください。

今回はT&E japanさんの関係者のお子さまと、コペンフラップの所属メンバーのお子さまにご協力いただきました。撮影は、コペンのカメラマンが担当しました。

自然な表情を引き出すために、少し早く撮影場所に来てもらって準備をしている間にママと遊んだりしてまず空間に慣れてもらいました。あとはお子様が興味を持つおもちゃや鳴り物、youtube、アニメ、お菓子などを駆使して全力で遊びながら撮影しました。

ーー決定された小物をセレクトした理由を教えてください。

最終的にはトンマナ※がシンプルで可愛いイメージになるラインナップ、男の子・女の子どちらでも可愛いセットを意識しました。

※トーンとマナー。デザインの全体的な雰囲気や印象、表現方法に一貫性を持たせるためのルールや指針のこと。たとえば配色、レイアウト、フォントなど。

また届いて広げたとき、飾った時のボリューム感も出したかったのでタペストリーやナンバーバルーンは必須アイテムとして早めに決定しました。王冠アイテムは王冠か三角のパーティ帽で悩み、特別感がある王冠が採用されました。
入れたかったけどボツになってしまったものとしては、トランクやカゴのようなもの、お洋服、クレイケーキなどです。これらは予算と配送の関係でボツになりましたが、サービスが本格展開できればオプションのような形でご用意したいなと思っています。

ーー撮影テクニックブックは、購入者だけの特典とのことですが、少しだけどんな内容か教えてください。

初心者が子どもの撮影をする上ですぐに真似できるテクニックを8個掲載しています。

そのほか、一緒に合わせると素敵な写真になるおすすめの追加グッズのアイディア、ブース作りのテクニックや写真撮影の際のアングルなどの事例も紹介しています。

ーーコペン内の複数のクリエイターに声をかけチームで制作されたそうですが、ママクリエイターを中心に声をかけられましたか?

声をかけるときにそのような限定をしたわけではありませんが、コペンは基本的にお子さまがいらっしゃるメンバーが大半なので、今回も関わったメンバーは全員子供がいながら働いているママクリエイターです。T&E japanさんも同じで、関わった方はみなさんママさんたちです。スタジオアリスさんの「女性活躍の推進」に関わるプロジェクトとして、この点は特に重視されていたかなと思います。
スタジオアリス「女性活躍の推進」プレスリリース

ーー本格展開の暁には更なる商品展開やオプション施策なども検討中です!と表記ありますが、具体的にどのような商品展開を検討されていますか?

今は1〜3歳ですが、数字も自由に選べるようにしたいですし、風船やトンマナのカラーバリエーション、作れるフォトブースの世界観も選べるようにしたいです。またスタジオアリスさんは素敵な衣装が魅力の一つでもあるので、衣装のオプションも個人的には作りたいですね! 

記念日撮影におすすめの撮影小物はそれこそ星の数ほどあるので、その時々の「かわいい!」がここに集まっているようなサービスになるといいなと思います。

ーー堀之内さんが、ブランディング案件を手掛けられる際に、意識している事を教えてください。

クライアントが望む世界観と、その先にいるエンドユーザーが望む世界観を丁寧にヒアリングして形にすることを意識しています。また、ブランディングはロゴや名刺、チラシ、WEBサイト、SNS、そのブランドが関わる全てのものに一貫して感じられる世界観なので、一つ一つの制作物が違和感なくきちんとまとまるように調整をしています。あとは自分自身の「かわいい!」「素敵!」というテンションは大事にします。大きい案件になればなるほど、多くのクリエイター、関係者が関わることになるため、メンバー同士の意思の疎通やコミュニケーション、スケジューリング、何かあった時のトラブル対応などに気を配ることも多いです。今回のプロジェクトはクライアントも含め皆様素敵な方が多く、とてもスムーズに制作が進みました。

デザインを見るのが好き!作れるようになったら、人生はもっとハッピーになった。

ーー堀之内さんが、デザインを勉強したい!と思ったきっかけを教えてください。

もともと進学時、デザイン系の学校に興味があったのですが、親や先生からデザインの道に進むことについて猛反対にあい(デザインは才能がある一握りの人しか成功できないと当時は反対されました)、進学校の高校に進み、そのまま大学に進学しました。その後、企画が楽しそうだなと思い企画職がある会社に就職。化粧品の通販の会社でコールセンター局を経験したのち、企画チームに移動になりお客様向けの会報誌を作る仕事に就きました。誌面の企画をし、ラフと原稿までは自分たちでやっていましたがデザインはできないので、ADKや電通、TOPPAN様といった代理店に制作を依頼していました。でもやはり仕事の中で一番楽しいのが撮影の時間と、紙面の初稿が上がってくる瞬間で、「やっぱりデザインってワクワクするな!!!」とデザインへの熱が再燃したのがきっかけです。

その後寿退職が決まり、上京するタイミングで「在宅で仕事がしたい!」という気持ちも膨らみ26歳で専門学校日本デザイナー学院の門を叩きました。貯金もそんなになく、親に頼れる年でもなかったので学費200万近くをフルローンしました。若気の至りですが、あの決断をして本当に良かったと思っています。

――現在のお仕事内容について教えてください。

結婚出産を期に私と同じように在宅で仕事をしたい、と考えている女性向けに未経験からフリーランスデザイナーを目指すためのデザインスクールを運営しています。その傍ら、クリエイティブディレクターとして企業案件のさまざまなブランディングや企画制作に携わっています。一応WEB事業部のマネージャーも兼務しているので、WEB系の案件を扱っていることが多いですが、制作だけでなく新しいサービスや事業の企画構想や立ち上げなどの仕事もしています。

―― お仕事のやりがいや楽しさなどについて教えてください。

自分が「素敵!」と思うデザインが実際に形になって、いろいろな人の目や手に届くこと、特に企画や広告がちゃんと当たって集客や実績につながり、クライアントさんから「ありがとう」と感謝されるととっても嬉しいです。
またスクールの方は、受講生の皆さんの一世一代のキャリアチェンジに関わる仕事で、リアルに「人生変わった」と言ってくれる人も多く、みんながイキイキ楽しそうな生活をしていると、本当に嬉しいです。単純消費される仕事ではなく、誰かの人生に関わる仕事がしたいなと思っていたので、とてもやりがいを感じています。

――  将来の夢や目標、やってみたいことはありますか?

これまで「デザイン」の道をずっと走っていたのですが、今は「文章」にすごく興味がまた戻ってきていて、出版の世界に興味が出てきています。また、デザインでのキャリアチェンジだけでなく、もっと幅広い視点でみなさんの人生がもっと「ごきげん」になるように、ライフスタイルやマインドセットなど様々な切り口での講座開講やサポートをしていく新事業も構想しています。
あまり自分自身の出世欲みたいなものはなく、私に関わることで1人でも多くの人が「なんかめっちゃ毎日楽しくなった!」と言っていただくことが一番嬉しいです。

ーー現在のお仕事に生かせている在学中の学びはありますか?

デザインだけでなく実践的な「企画」のやり方を教えていただけてとってもやりがいがありました(今は卒業した学科が無くなってしまったのですが、復活を祈っています)。この時、実際の企業に電話をかけて営業したり、街ゆく人に話しかけてフリーペーパーを作ったり、自分たちの手作り缶バッチでガチャを作って販売したりと、度胸と勇気と根性を鍛えられました。そして「とにかくやってみれば、道は開ける!」という経験を積ませていただいたのはありがたかったです。

ーー専門学校日本デザイナー学院に通ってよかったと思うことを教えてください。

オープンキャンパスに何校か参加して、一番フレンドリーで楽しかったのがNDSでした。それは授業に通ってからも同様で、私は26歳で昼間部の学科に通ったのですが、先生も同級生もみなさん自然に受け入れてくれて楽しい時間を送れました。クラスメイトとはとても仲良くなり、みんなで海に泊まりがけで遊びに行ったりもして(笑)

実は在学中に自分の結婚式を挙げたので、その時の制作物一式を授業の課題として同級生のみんなに作ってもらいました(課題にしませんか?と提案したら通りましたw)。そういう「こういう事やってみたいんだけど」という意欲にちゃんと向き合って実践させてくれる学校・学科でした!とても感謝しています。

ーーデザインを学ぼうと考えている入学検討者に向けて、メッセージをください。

デザインを学ぼうと思っているということは、きっと可愛いデザインやカッコいいデザイン、いろんな商品やサービスを見るのが楽しいんですよね?見るのももちろん楽しいですが、思い通りのデザインを作れるようになると、その何倍ものアドレナリンが出ます!それが評価されて世に残るなんてなったら、もっとやりがいありますし、モノによっては本当に人の人生の大事なきっかけや思い出のひとつとして、ずっと残り続ける素敵な仕事です。ちょっとでも楽しそうだな!と思う人がいたら、チャレンジしてみるのをオススメします

堀之内さんありがとうございました!

■Profile
堀之内 千恵(ほりのうち ちえ)長崎県長崎市生まれ、東京都品川区在住。九州大学文学部を卒業後、化粧品通販の株式会社JIMOSに入社。コールセンター局、アシスタントマネージャーを経て企画マーケティング事業部へ。会報誌制作の編集ディレクターとして勤務した後、今後のキャリアを考えデザイナーに転職することを決意。26歳の時に専門学校日本デザイナー学院に入学。卒業した後は株式会社サングラッドにて電鉄・航空系のグラフィックデザインに携わったのち28歳でフリーランスデザイナーに。33歳で女性向けデザインスクール「CopenCollege」を運営する一般社団法人コペンカレッジ、クリエイティブ制作会社 株式会社コペンフラップを設立。


取材協力:株式会社コペンフラップ
PicoN!編集部 市村

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