クリエイティブ学校のスマホの裏には何が挟まっているのか？－NPI編―

当たり前のように普及しているスマートフォン。生活の中で欠かせない存在ですよね。

ところでみなさんはどんなスマホケースを使っていますか？最近は可愛くておしゃれなスマホケースがたくさん流通していますよね。

でも筆者は思うんです。
「スマホの裏こそ、その人の個性がたくさん詰まっている！！」と。
なのでクリアケースにはより魅力を感じてしまいます。

そんな訳で今回はクリエイティブ分野を学んでいる日本写真芸術専門学校と専門学校日本デザイナー学院の学生のスマホの裏を調査してきました！
クリエイティブなことに関心のある学生達なので、きっと個性的な裏側に出会えるに違いありません。

それでは今回は日本写真芸術専門学校の学生のスマホの裏を見ていきましょう！

総合写真研究ゼミ2年生(女子)
◆挟んでいるもの
・櫻坂46 武元唯衣さんのトレカ（櫻坂46１st アルバム As you know?）
◆挟んでいる理由
私の推しだから。
◆ポイント
恥ずかしながら武元唯衣さんを存じ上げず、学生に武元さんの魅力を存分に語っていただきました、、、。トレカは元々韓国アイドルから発祥したグッズで、それが日本のアイドルの中でもC D購入の特典として流行しています。このように自分の推しを挟んでいる人は多いのだとか。挟んでるだけで友達が増えそうなスマホの裏。まさに推し活の鏡です。

総合写真研究ゼミ1年生(女子)
◆挟んでいるもの
・ワンピースのキャラクター　トラファルガー・ローのカード
・自分で描いたWEST.のはまこたのイラスト（はまこた＝濵田崇裕さん・小瀧望さん）※写真右上
◆挟んでいる理由
今、自分が好きなものを入れている。好きなものはその時で結構変わるので、その度に挟むものを入れ替えている。
◆ポイント
情報量の多いスマホの裏。思わず筆者もあれこれ質問してしまいました。印象的だったのが「今、自分が好きなものを挟んでいる」という点。ワンピースカードも「レアか分かんないけどとりあえず入れてます」とのこと。この好きに迷いがない感じが自分らしさが出てて良いなと思いました。自分が描いたイラストを入れてしまう点もさすがクリエイティブを学んでいる学生だなと感心しました。

昼間部写真科2年生(女子)
◆挟んでいるもの
・ギャグ漫画「女の園の星」に出てくる星先生の学生時代  ※写真右下
・伊藤潤二展で買ったステッカー　※写真左下
・伊藤潤二展で回した恋愛おみくじ
◆挟んでいる理由
こういうテイストの絵が好きなので、挟んで統一感を出している。
◆ポイント
本人も言っているように、最初の印象はまさしく統一感。組み合わせた素材とスマホ本体の色が相まって１つの作品のようにも感じます。特に右下のような証明写真風な素材は今流行っていますよね。そういえば服装もお洒落だった彼女。些細な部分にもお洒落を欠かさないその感性にセンスを感じました。

昼間部写真科1年生(男子)
◆挟んでいるもの
・茨城県にある「とん平食堂」のメニューカード
◆挟んでいる理由
地元の好きなラーメン屋さんだから。黄色いカードが白い本体とアクセントになるし、挟むことで宣伝も兼ねている。
◆ポイント
とりあえず挟んでる感満載のスマホの裏。でも色のバランスが整っていて私は結構好きです。なおかつ、他の方とは違って本人の私生活がスマホの裏から感じられるのがリアルで良いなと思います。下にはカメラのキタムラで買い物をしたであろう、剥がれかけたテープが貼ってありました。さすが写真学生ですね。

昼間部写真科1年生(女子)
◆挟んでいるもの
・スティッチのステッカー
・テレタビーズのフィギュアを購入した時に付いてきたカード
・インサイドヘッドのステッカー
◆挟んでいる理由
とにかく好きなものをスマホの裏に詰めている。
◆ポイント
柄の付いたクリアケースは初登場。パッと見では何が入っているか分からない情報量の多いスマホの裏ですが、よく見ると様々なキャラクターが詰め込まれていてファンシーな雰囲気が漂っていました。個人的には散りばめられた小さなシール達にも惹かれてしまいます。ネイルも相まって持ってるだけで気分が上がりそうなスマホですね。

昼間部写真科1年生(男子)
◆挟んでいるもの
・ラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」のインタビューを受けた際に貰ったカード(インタビュアーのお笑い芸人どんぐりたけしさんのサイン入り)
◆挟んでいる理由
有名人にインタビューされた思い出として挟んでいる。ラジオもよく聴いているから。
◆ポイント
筆者もお笑いが好きなので、見た瞬間テンションが上がりました。シンプルですが、ついまじまじと見つめてしまいそうなスマホの裏。サインをもらうと大事にとっておきたくなるものですが、それを敢えて挟むというのが斬新です。お笑いも好きなご本人。サインを挟むことで誰かにツッコまれる日を密かに待っているのかもしれません。

こんな感じでクリエイティブな学生達のスマホの裏に挟まっているものを紹介してきました。

写真に関心のある学生達なので、写真家の作品等が入っているかと思いましたが意外に違いましたね。多くの人が挟んでいる理由は特になく、「ただ好きだから」といういたってシンプルな答えが返ってきました。「好きなもので自分を表現する」その方法として日常的に欠かせないスマホはとてもピッタリなのかもしれません。

写真学生のスマホの裏を見て感じたのは、挟むもので自己表現をしているということ。裏側だけど誰かに見て欲しい。そんな秘めた願望めいたものを感じました。それは写真を学ぶ学生だからこそではないでしょうか。改めて、クリエイティブな人々の表現力は型が無くて面白いですね。

引き続き、写真学生の個性的なスマホの裏を調査していきます！
専門学校日本デザイナー学生のスマホの裏もお楽しみに。

文・写真：PicoN!編集部 河野

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