SNSで周りと差をつける、お洒落なフードフォトを撮ってみた。

みなさんこんにちは。食欲の秋がやってきましたね。
皆さんこじゃれたカフェなどに行きたくなる季節かなと思います。

そんな筆者もカフェによく行き、そこで写真を撮るのですが、、、

んんん?なんだこれ。
影が入ってるし、全然美味しそうに撮れてない(泣)

皆さんもこんな経験ありますよね??
SNSで見るようないいねがたくさんつくような、写真に憧れている筆者。

私だって美味しそうなフードフォト撮ってみたい、、!!

そんな訳で今回は他の人と差をつける魅力的なフードフォトを撮ろうの回です。
実は光の当たり方を意識するだけで、誰でもスマートフォンで簡単に魅力的なフードフォトを撮影することができるんです!
ぜひ筆者と一緒に思わず「いいね!」したくなるような魅力的なフードフォトに挑戦してみましょう♪

 


早速フードフォト撮影スタートです。
被写体となるのは某カフェのドーナツたち。

 

まずは、普通の部屋で何もこだわらずに撮影してみます。

パシャリ。

普通の人が普通に撮るとこんな感じになりますね。
ショーケースに入っていた美味しそうなドーナツとは思えないくらい、なんだか色がくすんでる?!なんでこうなるんだ…。
実は撮影した部屋の上には、蛍光灯がいくつも設置されています。
蛍光灯という光源が複数あることで、被写体となるドーナツにいくつも影が出来てしまいました。
これじゃあ全然美味しそうに見えない…

 

では、その被写体を照らす光を1つにしちゃえばいいんじゃない!?ってことで、次は本格的な照明を使って撮影。光源を1つにしてみます。

パシャリ。

先ほどより影の数は減りましたが、今度は照明が強すぎて影がくっきりと出ています。
影が強く出ていることでその影が目立ってしまい、ドーナツ自体が美味しそうに見えるかというと、ちょっと違う気がします。

うーーーん、フードフォトって難しいですね。

では、この明るすぎる光をもう少し柔らかく出来れば良いかも?ってことで、トレーシングペーパーを照明の前に置いて光を和らげてみます。トレーシングペーパーって商品撮影のときはこんな使い方もされるんだとか。

パシャリ。

どうでしょうか??!
トレーシングペーパーを使ったことで光源が大きくなり、影も柔らかくなっていますね!美味しそうなフードフォトの完成です。ああ、お腹が空いてきました。

皆さんもぜひ実践してみてください…

…ちょっと待って!そんな機材持ってないから実践できないじゃん!
そんな声が飛んできそうですね。確かに一般的な家庭には照明機材や大きなトレーシングペーパーなどの機材はないと思います。
でもご安心ください。実は機材が無くでも、同じ状態を作り出すことが出来るんですよ…!

 

どこでその状態を作り出せるか。それは「窓辺」です。

つまり、映えたければ窓辺で写真を撮るべし!この一択に尽きます。
ぜひカフェなどに行った際は窓辺の席をオススメします。

なぜ窓辺?かというと窓辺の近くで撮影することで、外からの柔らかい光を取り入れやすくなるんです。
まるで照明機材とトレーシングペーパーを使った場合と同じ状況を作り出すことが出来ますよ!

そしてもう1つ大切なのが撮り方です。ぜひ半逆光でも撮ってみましょう。
これは光源となる光が(例えば窓が)被写体に対してカメラから斜め反対側にある状態を指します。
またスマホで撮る際はズーム倍率を2倍とかで撮影すると、歪みが無い綺麗な良い写真が撮れますよ。

先ほどの照明を使って半逆光+ポートレートモードで撮影するとこんな感じ。

 

というわけで、窓辺でこれらのポイントを意識することで被写体の映りがさらに良くなります。

パシャリ。

窓辺で撮影しただけで、こんな美味しそうなフードフォトが完成しました!
さらに、よりフードフォトの魅力を引き出すにはポートレートモードも活用してみましょう。

ポートレートモードでは背景が綺麗にぼけるので、より手前のドーナツが引き立って美味しそうに見えますね。窓辺で撮影と合わせてぜひ挑戦してみてください!

 

ちなみに、SNSを見ているとこんな写真が。

SNSで見かけるこういった綺麗なフードフォトも、今回やったことと同じような光の捉え方をしているのが解りますね。

 

さて、今日のおさらいです。

フードフォトを上手く撮りたいなら窓辺で撮影するべし。そして光の向きは半逆光を意識して撮影してみましょう。

私も早速、カフェで実践してみます♪みなさんもぜひ。

文・写真:PicoN!編集部 河野


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