ぼくらの学校へようこそ!~NDS東京とJMCアカデミー2~
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色々な国のクリエイティブ学校を紹介する連載、専門学校日本デザイナー学院東京キャンパスと、オーストラリアシドニー市にあるJMCアカデミーの後編記事。
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では、早速前回の続き、NDSで学んでいるルナさんと、JMCアカデミーで学んでいるリリさんに話を聞いてみよう!
☼KB: キャンパス内でお気に入りの場所を紹介してください!
☆リリ: 一番好きな場所はパソコン室ですね。作業を効率的かつ快適に行える場所で、自室で自分のパソコンを使って作業するよりも集中しやすいときがあります。壁に学生の審査作品なども飾ってあって居心地がいいです。
☽ルナ: 二階のワークスペースです。授業が午後からの日は、ここで昼食をとったり課題を進めたりするのですが、たくさんの学生で賑わいながらもなぜか落ち着く不思議な空間だなといつも思っています。私はまだ借りたことがないのですが、ここには1万5千冊以上の書籍が取り揃えられていると聞いたので、いつかワークスペースとしてだけでなく図書館としても利用してみたいです。
☼KB: 学校の外はどうですか?どんな街ですか。
☽ルナ: 学校がある渋谷区は、人が集まる東京都の中でも、流行りが常に移り変わる若者の街として知られています。そんな最先端の街で学べることがとても刺激的だし、現在進行形で開発が進んでいく渋谷を歩くのが毎日楽しいです。
☆リリ: シドニー市は日本とはだいぶ違います。もっと多文化な場所です。市内に色々な文化の専用区域があって、例えば、JMCはチャイナタウン(中華街)とタイタウンに近いです。移動手段も違います。日本に比べて自転車がとても少なく、交通機関も日本ほど混みません。シドニーでは明かりや電子公告も日本ほど多くなくて、再利用された砂岩やレンガが使われている古い建物が多いです。
☆リリ: 学校外で一番好きな場所は犬をよく散歩に連れて行く、家の近くの公園です。海に近いのでいつも気持ちのいい潮風が吹いていて、海の匂いがします。時々ほかのかわいい飼い犬にも会ったりするけれど、私の犬は他の犬よりも人間が好きなのでとても不器用です!
☼KB: リリさんは、日本のクリエイティブ分野についてどう思いますか。
☆リリ: 日本では、クリエイティブ分野はオーストラリアよりも重視されているように感じます。日本ではマスコットやイメージキャラが多いので、オーストラリアよりも作者のニーズがあります。オーストラリアでは、アーティストの多くはマンガ家やアニメーターの道に進みます。またオーストラリアの美術大学や美術学校の多くは、日本のマンガやアニメのような描き方から離れるよう学生を促しています。そういったスタイルの絵は、業界に求められていないと言われます。
☼KB: ルナさんはどうですか。海外のクリエイティブ分野についてどう思いますか。
☽ルナ: 私が気になるのは、日本と海外の違いです。身近な海外のクリエイティブとしては、化粧品広告が思い浮かびます。日本に流通している海外コスメの広告を比較してみると、同じコスメの広告でも、書体や色、モデルの骨格や肌色が、国によって様々なのだと知りました。多様性が謳われる時代で、世界のクリエイティブ分野がこれからどのように進化していくのか、とても興味があります。
☼KB: お二人とも、ありがとうございました!最後の質問ですが、将来の夢は何ですか。
☽ルナ: 私の将来の夢は、人の心を動かす絵を描くイラストレーターになることです。私が憧れを抱いたように、私の絵を見たたくさんの人に夢や感動を届けられるよう、これからも学校での学びを吸収し、身にしていきたいです。
☆リリ: 将来、自分のスタジオを持って、まじめで才能のある仲間少数とゲーム制作ができたら最高です。私の目標は、自分が育ったときにゲームから受けたのと同じ衝撃を人に与えられるゲームを作ることと、オーストラリアのゲーム業界で名の知れたスタジオにすることです。
感動を伝えたい。クリエイターの心理だね。約7,826キロメートル離れたこの二つの学校でも、若き才能はどこも同じ情熱で動いているようだ!お二人を応援しています!!(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง
JMC アカデミーやNDSについてもっと知りたい人はホームページやSNSをチェックしてね。
次回はまた違う場所のクリエイティブ学校を紹介するので、どうかお楽しみに!
Special Thanks! 本記事の写真はJMCアカデミーとNPI在校生の畑中佑太に協力していただきました。
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