東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.6に挑戦!~前編~

こんにちは!

今回は東京ビッグサイトで開催された、東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.6(以下、PMアワード)

こちらにNDS総合デザイン科ビジュアルデザイン専攻の学生がエントリーをしたのでお話を伺ってきました!

※プロジェクションマッピングとは 建物などの立体物をスクリーンとして映像を投影する技法です。最近ではイベントなどの映像表現やパフォーマンスとして使用されているものが多く、目にする機会もたくさん増えてきました。

先生を含めた7名チームで挑んだPMアワード。今回はチームを代表して3名にインタビューしました。

まずは自己紹介をお願いしたいと思います。

岩渕結衣です。「いういうば」チームの代表を務めました。将来はクリエイター業に限らず、どんな仕事だったとしても、人が喜ぶものを生み出し続けていきたいです。

山口将輝です。主に映像の冒頭の部分と3DCGの部分を担当させていただきました。将来は、映像を作りつつ3DCGの作品を制作していきたいと思っております。

芦田瑞生です。チーム内のムードメイクと、キャスティング、各種シーンの制作を担当しました。将来はチーム内の制作で、しっかりコミュニケーションのとれるWebデザイナーとして成長していけたらと思っております!

自己紹介ありがとうございます!

(左から岩渕さん、山口さん、芦田さん)

まずはPMアワードにエントリーしてから1次通過までの感想や思い出などあれば教えてください。

岩渕)きっかけは講師の先生が授業で紹介してくれて、その時にPMアワードの存在を初めて知りました。
既に締め切りまで3週間ほどしかなく、エントリーに必要な書類を仕上げるのに精いっぱいで、過去作品の考察があまりできないまま応募することになりました。これで良かったのだろうか?という気持ちがずっとあったので、選考通過の連絡があった時はとても驚きました。
企画がなかなか思いつかず、期日が迫り焦っていた頃、先生が「そういう時は、建物の形から連想して企画を練ってもいいのでは?」というアドバイスをしてくださり、そこから一気に進めることができました。締め切りが迫っている中での企画、制作とエントリーまで大変でしたね。無事に1次通過できてよかったです!今回の制作ではチームメンバーや先生と一緒に作り上げてきたそうですが、チームについて印象や強みを教えてください!

山口)このチームの強みは、一人一人の個性が強いところだと思います。岩渕さんが制作したコンテを元にチームメンバーが自分なりに解釈をして、みんなの個性が集まったとても面白くてよいチームだと思います。

芦田)一言で言うと「逆境も楽しみながら乗り越えるチーム」だと私は思います。
期限を必ず守らないと減点となる今回のPMアワードでは、学校の課題をやりつつ、プラスアルバイトをしている人もいたので、制作にかなりプレッシャーがかかり、徹夜になることも多くありました。そんな期間がありながらも作品に追求するユニークさコメディーさを忘れず、そして自分たちも楽しみながらこの期間を乗り越えてきたチームです。

互いに信頼し、妥協せず自分の意見を言い合えるとても素敵なメンバーですね!

今回制作した作品について、テーマやコンセプトを教えてください。

岩渕)今年のアワード全体のテーマが「新しい時代/New Era」だったで、もちろんそれに沿った作品ではありますが、テーマが分かりやすく伝わり、強く共感してもらえるものを作りたいと思っていました。
そのためには、人生の中で経験したことのある感覚や気持ちを作品で表現する必要があると考えました。
そこで、人が決意新たに生まれ変わっていく姿を描き、フィナーレではその人の新時代の幕開け=It’s my NEW ERA!というメッセージを込めました。※It’s my NEW ERA!は、この作品のタイトル。
理想の姿を追い求めて努力することは、常に自分との戦いで苦しいことも多いと思いますが、この作品を通して笑顔になってもらうことで人の心を明るく照らし、たくさんの人を応援できたらと思っています。

たくさんの人を応援したり、笑顔になれるような気持ちがとても素敵ですね!岩渕さんの作品に込めた想いがたくさんの人に届くことを期待しております。

それでは作品制作の中でよかったことや楽しかったことを教えてください。

芦田)本格的なチーム制作を体感できたところが良かったと思います。コロナ禍真っ只中の状況を味わい、友達と会うことすら困難であった私たちにとって、制作を通し親密を深めるいい機会になってくれました。
また卒業したあとはこうやって仕事をしていくのかなと、将来のビジョンが見えた気がします。

逆に大変だったこと、頑張ったところなどあれば教えてください。

岩渕)1つの作品として軸がぶれないことは大事ですが、制作者それぞれの個性が、仕事をした部分に出てほしいなと思っていました。
そのため、ある程度は本人の裁量に任せたいと思いつつも、“特に理由のない適当な部分”があるなと感じた部分に、本人にそれを伝えて直してもらうというやり取りは苦しかったです…。きっと、みんなも私から何度もやり直しを言い渡されて、大変だったと思います。
でも、上映日当日にチームの全員に悔いなく胸を張って作品を鑑賞してほしかったので、
制作者の甘さが見える部分は作品の中に残したくないと思っていました。

山口)自分のパートの3DCGの部分を制作するときに作り方がわからない部分や上手く行かない部分などは話し合いをして解決したり、自分で試行錯誤しながら制作したところです。

岩渕さん、山口さん、芦田さんありがとうございました!

作品へのこだわりやチームの結束の強さを拝見することができました。

次回はPMアワード当日の様子やNDS学生チームの気になる結果についてお届けします!

お楽しみ!

東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.6

©︎東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会

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