展示会レポート「映画監督 山崎貴の世界」長野県 松本市美術館

どうも、PicoN!編集部の横山です。

今回は展示会レポート記事です。

みなさん「映画」はお好きでしょうか?

 

私は幼い時からやはり
SF(サイエンスフィクション)映画に胸を躍らせていました。

 


 

ジュブナイル/2000年7月
リターナー/2002年8月
ALWAYS 三丁目の夕日/2005年11月
ALWAYS 続・三丁目の夕日/2007年11月
BALLAD 名もなき恋のうた/2009年9月
SPACE BATTLESHIP ヤマト/2010年12月
ALWAYS 三丁目の夕日’64/2012年1月
永遠の0/2013年12月
STAND BY ME ドラえもん/2014年8月
寄生獣・寄生獣 完結編/2014年11月・2015年4月
海賊とよばれた男/2016年12月
DESTINY 鎌倉ものがたり/2017年12月
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー/2019年8月
ルパン三世 THE FIRST/2019年12月
STAND BY ME ドラえもん 2/2020年11月
GHOSTBOOK おばけずかん/2022年7月

 

いかがでしょう?

 

ご覧になったことのある映画タイトルも
あるのではないでしょうか?

 

この映画たち、実はすべて
山崎貴(やまざきたかし)」作品なのです。
(※監督・総監督・共同監督 含む)

 

人々を感動させた作品ばかりです。

 

「ジュブナイル」や「リターナー」などは特に私の少年時代に大きな影響を与えてくれた作品でした。

 

そんな多くの映画作品・映像作品に携わってきた
山崎貴監督の初の展示会
映画監督 山崎貴の世界」が長野県 松本市美術館で7月15日から開催しています。

 

私が取材させていただいたのはメディア取材用の内覧会でした。

ホールに数多くのメディアの取材陣と前方には山崎監督、そしてこの展示会に関わった地域、美術館、団体の代表者が着席されています。

山崎監督のあいさつです。

山崎 貴(1964年6月12日生まれ)
株式会社白組所属。
脚本家・VFX制作者・映画監督。
VFX(ビジュアルエフェクツ)という、実写では撮影することのできない視覚効果をCG等を使って映像を作りだす技術において日本における第一人者とも言われている。

以前から山崎監督の姿はメディアを通して拝見していましたが、映画監督の固くて怖いイメージの印象は全く抱かない、穏やかそうな人柄で「夢」のある作品を作る人らしいなと感じました。

 

そもそもなぜ長野県松本市美術館でこの展示会が開かれたかというと、山崎監督の出身地松本市なのです。

美術館の近隣が山崎監督の育った地域で、会見会場には地元のご友人も来られていたようで
やまざきーかっこいいぞー!」なんて掛け声も上がっていました。

テープカットがされて、展覧会開場です。

 

会場に入るとさっそくいました!

大好きなこの子。

ジュブナイル

山崎監督の初監督作品である「ジュブナイル」に登場する「テトラ」です。

「ジュブナイル」2000年/Wikipedia
出演:遠藤雄弥/吉岡秀隆/鈴木杏/緒川たまき/清水京太郎/川平慈英/YŪKI/高杉亘/香取慎吾/酒井美紀/テトラ声:林原めぐみ 等

映画内で描かれるこのテトラの可愛さと、心躍るSF展開の要として活躍する大切なキャラクターです。

この模型は実際に映画の撮影で使用された本物。その他にも実際に撮影に使われた模型が多数展示してあります。

実は同じPicoN!編集部の黒田さんもジュブナイル世代で、この展示会のことを知り、改めてDVDを購入して私に貸してくれました。

DVDで映画を見直して、リアリティとSFの世界観の中で少年たちの夢を見せてくれた最高の映画だったと再確認することができました。(ありがとう黒田さん)

キャラのスケッチ。
ここからあの映画がスタートしていると思うと
感慨深いです。

 

GHOSTBOOK おばけずかん

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年) Wikipedia
出演:城桧吏/柴崎楓雅/サニーマックレンドン/吉村文香/鈴木杏/遠藤雄弥/神木隆之介/新垣結衣 等

映画内に登場するキャラクターやアイテムの造形をまじまじと観察することができます。

実は「ゴーストブック(2022)」と「ジュブナイル(2000)」はつながりがあるんです。22年の時を超えて、同じ出演者が同じ役名で登場します。

 

鬼武者3

鬼武者3(2004年)Wikipedia
主人公:明智左馬介秀満(声優:金城武)

敵キャラ「ガルガント」胸像

山崎監督は「CGムービーディレクター」として参加されていました。

 

STAND BY ME ドラえもん

STAND BY ME ドラえもん(2014年)Wikipedia

のび家の模型が展示されています。

のび太の生活が忠実に再現されており、経年劣化のような汚しも見れば見るほど発見できます。

 

リターナー

リターナー(2002年)Wikipedia
出演: 金城武/本郷奏多/鈴木杏/岸谷五朗/樹木希林 等

ジュブナイルに続き、山崎監督2作品目となるSFアクション映画。
俳優の金城武さんがものすごくカッコよく、ジュブナイルよりは大人のSF映画といった作品。

 

DESTINY 鎌倉ものがたり

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年)Wikipedia
出演:堺雅人/高畑充希/堤真一/安藤サクラ/田中泯/中村玉緒/市川実日子/粟野咲莉/ムロツヨシ 等

劇中に登場する魔物や妖怪たちの姿を目の当たりにすることができます。

現実の生物かのようなキメの細かい造形と彩色。
驚愕です。

皮膚の下にちゃんと血管があり、血が通っていそうな肌をぜひ見ていただきたい。

 

寄生獣・寄生獣 完結編

寄生獣(2014年)寄生獣・完結編(2015年)Wikipedia
出演:染谷将太/阿部サダヲ/深津絵里/橋本愛/大森南朋/余貴美子/北村一輝/國村隼/浅野忠信 等

ミギーのリアルな姿は、やはりキモカワイイ。

 

 

そして、

 

ゴジラ-1.0

ゴジラ-1.0(2023年11月3日 公開)
公式Webサイト

個人的に今年1番の楽しみと言っても過言ではない、ゴジラ最新作「ゴジラ-1.0」の立体モデルです。

庵野監督の「シンゴジラ」とも違い、平成ゴジラの凛々しい印象を残しつつ、着ぐるみ感のない生物らしさが作りこまれたゴジラの姿に心が躍ります。

どうですかこの顔。

ものすごいイケメンです。

 

 

展示の様子をいくつかご紹介させていただきましたが、まだまだ展示作品は数多くあります。

立体現物の展示だけでなく映像作品の展示も圧巻ですし、映画の中に入って写真が撮れるスペースも会場には作られています。

 

内覧会の最後に、山崎監督を撮影させていただけるお時間をいただき、第一作目の「ジュブナイル」”テトラ”と山崎監督のツーショットを撮影させていただきました。(山崎監督、リクエストにお応えいただき本当にありがとうございます!感涙です。)

展示会は2023年10月29日まで。

ぜひ長野県 松本市美術館で山崎貴監督のSFとリアリティと夢が詰まった展示をご覧いただければと思います。

 

「映画監督 山崎貴の世界」

会期:2023年7月15日(土)~10月29日(日)
会場:松本市美術館(長野県松本市中央4-2-22)
観覧料:大人 1,300円、大学高校生 900円
公式HP

 

最後に、

山崎監督の映像作品の”中に入れる”アトラクションもぜひ。

現在、西武園ゆうえんちで楽しむことができる
「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」

西武園ゆうえんち/ウルトラマン・ザ・ライド LINK

こちらも山崎さんが「映像監督」として制作に入っています。

告知の映像をぜひご覧ください。

ワクワクが溢れだします。

 

 

PicoN!編集部 横山

 

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