卒業生に会いに行こう![株式会社アマナ]レタッチャー
クリエイティブ業界で活躍するNDS&NPIの卒業生にインタビューしてきました!
第4回目は、
日本写真芸術専門学校(以下、NPI)を卒業され、現在、広告ビジュアル制作会社・株式会社アマナにてレタッチャーとしてご活躍されている木村凌さんにお話しを伺いました。
株式会社 アマナ
東京都・品川区に本社をおく業界最大手の広告ビジュアル制作会社
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自己紹介をお願いいたします。
木村:2019年に明治学院大学を卒業して、その後、就職しました。
2023年3月にⅡ部(夜間部)写真科を卒業後、株式会社アマナに入社しました。
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現在のお仕事の内容を教えてください。
木村:プロダクトカットや人物カットのレタッチをしています。合成が必須な案件では撮影現場に赴いて、簡易的に合成してクライアントに見せ、持ち帰ってレタッチをしています。
仕事のやりがいはどんなところにありますか?
木村:派手な案件や地味な案件問わず、レタッチを行っているときにやりがいを感じます。
レタッチャー昇格試験を受ける為に制作された作品。撮影は前回のインタビューでご紹介したカクユウシさん。
お仕事をなさっている中で、意識していることがあれば教えてください。
木村:クライアントやAD、カメラマンの意見を集約してビジュアルに落とし込むことが必要な為、コミュニケーションを取ることを意識しています。
写真のお仕事に携わっているからこそ得られたスキルや技術があれば教えてください。
木村:日々膨大なグラフィックを見るので審美眼とレタッチスキルを得られました。
仕事で大変だったと感じたことはありますか?
木村:撮影の翌日納品の案件は大変でした。
NPIでは、どんなことを学んでいましたか?
木村:1年目はドキュメンタリーフォト、2年目はファッションフォトを学んでいました。
学生時代はどんな作品を作られていたんですか?
木村:ハーフのポートレートと日の出日の入りの水平線、セルフポートレートを毎日撮影してました。
印象に残っている授業や先生はいますか?
木村:倭田先生と河野先生のファッションポートレート系の授業です。広告業界に就職したのも影響を受けています。
学生時代に力を入れていた活動はありますか?
木村:とにかく写真を撮る、観る、アートに触れる。日々の街中の変化を観察することに力を入れていました。
在学中にこれはやってよかった、逆にやっておけばよかった事はありますか?
木村:暗室の授業を取ればよかった。大判カメラで撮影すればよかった。
図書室で写真集を見て、インプットすることと、印象に残った写真はマネて撮影することはやってよかったです。
就活はいつ頃からはじめられましたか?どのように進めていましたか?
木村:1年目から始めてました。最初は新聞記者のカメラマンになりたかったのでOB訪問をしてました。2年目にレタッチャーになろうと思ったので、リクルートサイトや企業のHPをみて応募しました。
なぜアマナの採用に応募しようと思ったのですか?
木村:卒業の年、たまたまレタッチャーを募集していたので応募しました。
最終的にアマナに入ろうと決めた理由を教えてください。
木村:広告業界でレベルが高くて、心身がつかれそうな点が決め手でした。レタッチャーとして活躍するための基礎体力や耐性が早くつくと思いましたし、レベルが高い環境で負荷を掛けることで技術が向上すると考えたからです。
新卒1年目から2年目の間にどのような経験をされたのか教えてください。
木村:基礎的なレタッチ業務と会社員としての事務作業や雑務を徐々に学びました。
レタッチャーとしての考え方も学びました。
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学生時代の経験が今に活きているなと感じることはありますか?
木村:スタジオでのライティングはレタッチに活きています。
最後に、写真の仕事を目指すみなさんへのメッセージをお願いいたします。
木村:沢山撮影して、作品を人に見せる、継続できる人がなんだかんだで強くて、人を惹きつけると思うので頑張ってください。僕も頑張ります!
木村さんありがとうございました!
取材/PicoN!編集部 市村
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