【クリエイティブ業界への就職を目指す人必見!】内定を勝ち取った「ポートフォリオを見ていこう」
ポートフォリオとは、自分がどんなものをつくれるかわかりやすく伝えるための道具だということを前回の記事ではご紹介しました!
↓前回の記事はコチラ↓
ポートフォリオを活用することで、自分のスキルや経験をアピールすることができ、企業の採用担当者に強い印象を与えることができます。
しかし、ポートフォリオ作成において失敗してしまうと、逆にマイナスの印象を与えてしまうことも…。
今回は、内定を勝ち取ったNDS卒業生のポートフォリオを実際に見ていきながら、注意すべきポイントなどをおさえていきましょう!
最初のころはプレゼン資料を作るような、固い感覚で作っていたんです。正直作っていても楽しくなくて、書類選考でポートフォリオを提出しても落ちてしまうことばかりでした…。
ある時、あまり固く考えず、自分らしさが現れているポートフォリオ作りが大切だと気づきました。 とにかく自分の色を出すことを意識しましたね。
ここからは実際のポートフォリオを見ていこう!
\制作者のこだわりポイント①💡/
これは、『まんぷくぼうや』という私が考えたオリジナルのお菓子です!そのパッケージを考えました。
“商品画像をでかでかと載せる”とどういうものを紹介するのか一目で分かります。
採用担当者も限られた時間の中でポートフォリオを見るので、「まずこの作品は○○です!」をわかりやすく伝えることが大切です。
\制作者のこだわりポイント②💡/
次のページには企画から売り出すためのプロセスを明記しました。
自分がどういう風に考えてこれを作ったのか、コンセプトって一番大事ですし、作品に対するこだわりを伝えましょう。
社会人になったつもりで、商品を一つ作り上げる気持ちで作りました。だからこそ、仮想の商品ではありますが、どうしたらこれが売れるかしっかり考えましたね。
採用担当者も、ここを読んでくれたら納得しやすいと思いますし、社会に出ても「どうしたら売れるかを考える力」は必ず役に立ちます。
\制作者のこだわりポイント③💡/
このページでは、商品のウェブサイトのイメージを載せました。ここからは販売促進を高めるための展開案ですね。
子供向けのお菓子って、世間で売られているのを見ると、ぺこちゃんとかもそうですけど、「あのキャラといえばあのお菓子!」ってキャラクターからお菓子に繋がることが多いので、キャラクターをブランド化することにしました。
↓でも紹介しますが、全部の展開案をキャラクターをメインにしてブランド化するイメージで作りました。
このページでは、什器と駅広告ポスターのイメージを載せました。
駅広告ポスターもキャラクタードーン!にしてみました。
一つ反省点としては、キャラクターが全部同じ表情・ポーズなものを使いまわしてしまったことです…。
もっと立っているポーズのイラストがあったほうが良いよなぁとか、作っている時に薄々気付いてはいたんですが…見て見ぬふりはだめ!
ここは見習わないでください!
一人で作って、誰にも見せなければ、なかなか内定をもらうことは難しいと思います。
Before
これはオリジナル文具ブランドのWebサイトを作ってみたんですが、
ただWebのイメージをポンポン載せてるだけで、フォントのサイズもバラバラだし、高さも揃っていないんです。だからコンセプトの文字も読み手に入ってこない残念なポートフォリオになってしまっています。
After
読み手のことを考えて、フォントも見やすく、こだわりポイントも記載しました。
ただイメージ画像をポンポン載せたのよりもだいぶ伝わりやすくなったのではないでしょうか。
作品のデザイン力も大事なんですけど、そもそもポートフォリオを作るのにもデザイン力って必要だと痛感しました。
ポートフォリオを作るのって本当に勉強になりますし、手を加えることを繰り返すことでデザイン力がアップします。
先生方は「自分がなりたいものを考えよう!」と言いますが、時にはそれがプレッシャーになることもあります。
どの授業もしっかり受けていたため、だんだんと自分が本当にやりたいことが分かりました。ちゃんと授業を受けていなかったら、そもそも自分のなりたいものが分からなかったかもしれませんね(笑)。
【クラムボン・E】
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