「想いをつなぐ」電気技術×アートで作り上げたCMの秘話に迫ってみた
みなさんこちらのCMはご存知でしょうか?
こちらは「株式会社 関電工」が公開しているCM、WEBムービーです。現在まででなんと1534万回再生されています!「導電糸」という新しい電気技術のガジェットを使用して、「ひとりひとりが、未来を灯す。」をコピーに温かみのあるCMとなっています。
CMのコンセプトが面白いと思い、制作にかかわった関電工のスタッフさん(以下、関)にインタビューをしてきました!PicoN!編集部(以下、P)がCMの制作秘話、次回のCMについてなど深堀してきました。その様子をお届けします。
P)ではさっそくですが、CMの発端や制作までの経緯を教えてください。
関)若い世代向けに情報発信をしたいというリクルート目的となっています!CMから企業イメージを変えていきたいと思い、制作チームにも技術系の若手のクリエーターさんに多く協力してもらいました。アート×技術の融合をテーマに作成しました。
P)CMを拝見したところ、かなりアート的な表現が強く、見ていると心が温まったり、感動を覚えるようなCMだなと思いました。制作もかなり苦労されたのではないかなと思うのですが、いかがでしたか?
関)そうですね。1カット1カットにとても時間もかけましたし、撮り直しも何回も行いました。その中でもよりリアルにするための工夫として初めのテーマや素材選びを大切にしました。今回は形を作りやすく、「つなぐ」という電気×人というテーマにマッチしていた「導電糸」をつかいました。他の素材として「粘土」も候補にあがりましたね。
P)そうだったんですね!CMの糸を通して、電気が繋がる瞬間は見ていてとても気持ちが良かったです。具体的には1カットどのくらい時間がかかったり、何テイクぐらいしたのですか?
関)撮影に数日間かかっています。私たち関電工のスタッフは自然災害を表現した葉っぱをつまむシーンをお手伝いしました。
そのシーンだけでも5~6回は撮り直ししたと思います。その中で大変だと感じたのは、シーンの冒頭は糸がぐしゃぐしゃの状態で、撮り直しになるともう一度同じ状態に戻さないといけないことです。
セッティングの時間や手間はすごくかかったと思います。1カットずつ撮り終えたときは、現場で拍手が起こってましたね(笑)
P)1つ1つがすごく繊細に作られているからこそ、CMで見たときの感動も大きいのですね!特にこのシーンは見てほしいなどはありますか?
関)実はCMの中に企業メッセージをかなり詰め込んでいます(笑)関電工では「富士山の森づくり」の活動や、パラスポーツの未来を応援していくための「日本パラスポーツ協会」への協賛活動、スポーツ振興による社会貢献としての「全国高等学校ラグビーフットボール大会」への協賛活動などさまざまなESGの取り組みをしています。それがCMの中でも垣間見えるので、是非注目してみてください!
P)そんなメッセージが隠されていたとは、、もう一度見直してみます!最後に今回のCMは「光を灯す/future with bright lights」の第二弾とお伺いしましたが、第三弾も予定されているのでしょうか?
関)次回作については何も決まっていません。第一弾、第二弾とおかげさまでかなり好評をいただいているので、かなりハードルは上がっていますが、、(笑) CMやWEBムービーで社会インフラの大切さを伝えていきたいと考えています。次の発表を楽しみにしていてください!
P)とても期待しています!今回はお話ありがとうございました!
株式会社 関電工様ご協力ありがとうございました!