ポケモン×工芸 ~どんな化学反応が起きている?~

国民的アニメ『ポケモン』と高度な技術やこだわり抜いた素材で作られる『工芸』が出会ったらどうなるのか?

そんな展示が多くの伝統工芸が集まっている街、金沢の国立工芸館で開催されています。
ポケモン第一世代から遊んでいた筆者が現地に行ってきました!

早速、展示されていた作品をご紹介していきます!

画面の向こうで見たポケモンが、作家の手によって命が吹き込まれ、目の前に現れる!

子どもの頃に夢見た世界が現実になった気分です。

製作者が選んだポケモンを持ち前の技法で表現されています。
ギャラドスの鱗や、アーボックの模様など、見れば見るほど細かい部分まで作り込まれているのが分かります!

工芸品の中に隠れているポケモンたちも!

ポケモンを通じて機能性と美しさを兼ね備えた工芸の魅力を感じられます。皆さんも探してみてください!

キャラクター以外の作品も!
ポケモンの魅力を余すことなく作品に落とし込んでいます。
こちらは、旅の様子が描かれている作品ですね。

 

ポケモンの「技」を題材にした作品も!
「つららおとし」を表現した作品です。

 

こちらは「情報」をテーマとした作品です。

「交換システム」や「遺伝子工学」で生み出されたミュウツー、大きなサイズのポケモンも捕まえられるモンスターボールなど、考えてみればポケモンの世界も様々な情報と技術が集まっていますね。

より、生活に近しい形での工芸作品もありました。
普段の生活に新しい彩りを加えてくれそうです!

設計図やラフ案も展示されていました。
今回の企画は国立工芸館が東京から金沢に移る3年ほど前から企画されていたとか。

今や知らない人はいない『ポケモン』と日本の伝統的な『工芸』のコラボレーション、いかがでしたか?

作家が磨いてきた技術とポケモンの出会いで生まれた作品の数々は、時間を忘れるほどじっくり楽しめる展示でした。

写真撮影可能な展示なので、ポケモンと工芸の出会いで生まれる、新しい発見をいろんな人と共有できるのも魅力ですね。

最後にお土産をゲットしました!

本展は2023年6月11日まで金沢の国立工芸館で開催中です。金沢観光も兼ねて、ぜひ立ち寄ってみてください。

「ポケモン×工芸展 美とわざの大発見」
会場:国立芸文館(石川県金沢市出羽町3-2)
期間:3月21日(火)~6月11日(日)
観覧料:一般900円/大学生500円/高校生300円/中学生以下無料
公式HP:https://kogei.pokemon.co.jp

PicoN!編集部 山崎

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