今注目の屋外型アートT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOに行ってきました!
屋外型国際写真祭T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、「日本の写真文化 /写真の未来について考える」をコンセプトに、(1)写真展、(2)学生プロジェクト、(3)トーク&イベントの3つを柱に展開するフォトフェスティバルです。NPI講師の菅沼比呂志先生が運営に携わっています。
都心オフィスエリアの公共空間を使い、東京という都市を見つめてきた写真家たちの作品を「雑誌」のように展開。鑑賞施設で行われている写真展とは違い、屋外展示なので八重洲・日本橋・京橋の街を巡りながら作品を発見する楽しみも味わうことができました!
作品展示
講師と卒業生が作品展示をしました。
T3 STUDENT PROJECT 公開オンラインレビュー
全国14校の美術大学・専門学校から選抜された79名の学生の中から、海外審査員が各校の代表者1名を選出し、選ばれた14名の学生が、公開オンラインレビューでプレゼンテーションをするイベントです。NPIからは写真科フォトフィールドワークゼミ3年の手塚柊冴さんが選ばれ、海外レビュアーの方にプレゼンテーションを行いました。
T3 PHOTO MARKET
10月30日(土)には、「T3 PHOTO MARKET」にも参加しました。「T3 PHOTO MARKET」とは、国内外で活躍している作家や出版社、書店、写真を学ぶ学生によるフォトマーケットで、写真集、プリント作品、zine、書籍などを販売できるイベントです。当日はNPI学生たちが、講師・卒業生・在校生の写真集などの販売をするため東京スクエアガーデンへ伺いました。
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOスタンプラリー
展示されている作品を鑑賞しながら、街歩きを楽しめるスタンプラリーが行われていました。9つの各展示会場に設置されている「QRコード」を読み取り、デジタルスタンプを獲得することができます。私も参加し、9つすべての会場を巡りました!
3つ以上の展示スポットを巡るとT3オリジナルグッズをもらうことができます。
・3つゲットするとT3ロゴステッカー
・6つゲットするとT3オリジナルクリアファイル
・9つコンプリートでT3オリジナルトートバッグorポストカード
ルーレットでポストカードかトートバッグのどちらをもらえるかが決まります。
私はポストカードをいただきました!
都心のオフィスエリアに飛び出した写真展。言葉とともに展示されている写真を観終わったあとは、1冊の雑誌を読んだかのような感覚になりました。一つ一つの距離は遠くないですが、9つ全ての展示会場を巡るには2時間~3時間ほど必要でした。屋外型展示は、普段写真作品に触れる機会がない方や個展に行くことが趣味の方まで、多くの人々が素敵な写真作品に出会えるところが魅力だと思います。サラリーマンが足を止めて作品を鑑賞している姿が印象的でした。会社へ向かう道に、作品が展示してあると出勤も楽しくなりそうですよね。
次回のT3 PHOTO FESTIVAL開催が待ち遠しいです!
菅沼比呂志先生からコメントをいただきました。
多くの方々に写真の魅力を体感してもらいたいと、2017年にスタートした都市型屋外写真祭「T3 Photo Festival Tokyo」も、4回目を迎えることができました。毎年、“アジアの写真界のハブになる!”、“日本の写真界のプラットホームにしたい!” と、少しずつ欲張ってやってきました。その趣旨に賛同していただき、今年は26名の写真家と5名の写真評論家や研究者など執筆人にもご参加いただきました。この輪をもっと大きなものにして、さらに多くの方々に写真を楽しんでもらい、写真の未来を考えるイベントにしていければと思っています。引き続き、ご支援ください!
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO概要
会期:2021年10月22日(金)~31日(日)
展示エリア https://t3photo.tokyo/exhibitions
1 東京スクエアガーデン
2 京橋第一生命ビルディング
3 八重洲ブックセンター本店
4 東京駅グランルーフ
5 東京駅グランルーフ
6 東京駅グランルーフ
7 東京建物八重洲ビル
8 (仮称)新TODAビル計画仮囲い
9 72 Gallery
屋外展示会場
1・7・8・9 Tokyo Photographers Wall Magazine
展示・イベント
4・6 「T3 STUDENT PROJECT 2020受賞者展」
2 「VISIONS-持続可能な未来-」from Sony World Photography Awards
3 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO-DX-by Accenture Art Salon
5 フェスティバルバナー
6 「都市の日常を広げる」展supported by Liberal Arts Lab
9 「Tokyo AM 7:30」展presented by OZmagazine