デザイン系学校が舞台の漫画【3選】

4月になりました!

新学期や新生活がスタートした方も多くいるのではないでしょうか? デザイン系学校である日本デザイナー学院にも、多くの新入生の方がご入学されております。記 事を読んでいただいている方には「デザイン系学校ってどんな感じなの?」と思われている方もい るのではないでしょうか。 そこで今回は、デザイン系学校を舞台にした漫画作品から3つご紹介をしたいと思います。 あなたが読んだことのある作品はあるでしょうか。それでは1つ目の作品です!

ブルーピリオド(既刊11巻連載中)

https://afternoon.kodansha.co.jp/c/blueperiod.html

昨年テレビアニメ化もされた大注目の作品です。 不良ながら優等生だった主人公の矢口八虎(ヤグチ・ヤトラ)が、高校時代のあるきっかけで美術 と触れ合うことから物語が進んでいきます。 美術大学として大変著名な東京藝術大学を目指す過程や、美術を学んでいく様子が鮮明に描か れています。 絵を描いていく喜びや厳しさなど、この道を進んでいく方なら強く共感できるストーリーも含まれて います。『月間アフタヌーン』(講談社)の作品が好きな方にもおすすめしたい作品です。

 

ひだまりスケッチ(既刊10巻連載中)

https://houbunsha.co.jp/comics/detail.php?p=%A4%D2%A4%C0%A4%DE%A4%EA%A5%B 9%A5%B1%A5%C3%A5%C1

『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)2004年から連載されている、美術系高校に通う学生 たちを描いた日常系の4コマ漫画です。 作者は『魔法少女まどかマギカ』のキャラクターデザインなども担当する蒼樹ウメ氏です。緩く 優しく描かれる作品ですが、日常系作品にしては珍しい、時間が経過していく作品です。テレビア ニメもこれまでに4クール制作されており、デザインあるある情報も多数紹介されています。 余談にはなりますが、アニメに付随して制作されたネットラジオ「ひだまりラジオ」シリーズがとに かく面白いです!専用サイトでほぼ全話お聴きいただけますので、ぜひ検索してみてください ね。

 

かくかくしかじか(5巻完結)

https://cocohana.shueisha.co.jp/story/higashimura/kakukaku/index.html

最後は、第8回マンガ大賞、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した作品です。 『海月姫』や『東京タラレバ娘』などの作者である東村アキコ氏が自身の半生を描く、自伝エッセイ 漫画です。『バクマン。』や『かくしごと』など、男性の漫画家を描いた作品はありますが、女性漫 画家が売れるまでを、ここまで丁寧に描いた作品は少ないのではないでしょうか。 ネタバレは避けたいので深くは書けないのですが、東村先生が関わる人々との関わりが涙無くし て語れません。もちろん脚色もありますが、現実にあったことだからこそ深みのあるストーリーが 展開されています。

以上が、今回皆さんにご紹介したいデザイン系学校が舞台の3作品です。 完結した作品やアニメ化された作品もありますので、デザイン系学校を知るきっかけとして手に 取ってみてはいかがでしょうか?

    

PicoN!では専門学校日本デザイナー学院講師の藤田岳生先生による漫画連載も掲載しており ます。こちらもぜひご覧くださいね!

マンガ連載~1~ デザインの学校とは?

 

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