お金をかけずに感性を磨く -東京でアートを無料で楽しむ3つの方法-
「アートに興味はあるけれど、最近の美術館や博物館の展示は入場料が高すぎる!」と、感じている人もいることでしょう。しかし、東京には無料で質の高いアートやデザインに触れられる場所・機会が数多くあります。今回は、学生でも気軽に楽しめる「無料でアート」の楽しみ方を3つご紹介します。
1. 企業ギャラリーを巡る
企業が運営するギャラリーは、無料でありながら質の高い展示を開催している穴場スポットです。
SHISEIDO GALLERY
資生堂ギャラリーは1919年にオープンした、現存する日本で最古の画廊といわれています。途中、震災や戦争、建物の改築による中断を除き、「新しい美の発見と創造」に取り組み、日本の芸術文化の振興に寄与してきました。これまでに開催した展覧会は3,100回以上、資生堂ギャラリーを作品発表の場として、後に日本美術史に大きな足跡を残した作家も数多くいます。
1990年代からは、現代美術に主軸を定め、前衛性と純粋性を兼ね備えた同時代の表現を積極的に紹介しています。
2001年には、「東京銀座資生堂ビル」の地下1階にリニューアルオープンしました。 5mを超える天井高をもつ銀座地区で最大級の空間は、様ざまな表現を可能にする場として、海外の作家からも注目を集めています。(引用元:SHISEIDO GALLERY|資生堂ギャラリー)
Ginza Graphic Gallery(ggg)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ginza graphic gallery)は、グラフィックデザインの専門ギャラリーとして3つのgの頭文字から「スリー・ジー(ggg)」の愛称で親しまれています。1986年、グラフィックデザインと密接なかかわりを持つ大日本印刷株式会社は、文化活動の一環として、創業の地であり、画廊のメッカでもある銀座に、gggを設立し、展覧会やレクチャーの開催、gggBooks等の出版活動を継続し、多くの方々にグラフィックデザインの素晴らしさと出会う機会をご提供しています。(引用元:公式HPギンザ・グラフィック・ギャラリー)
グラフィックデザインを学ぶ学生なら一度は訪れたいスポットです。ポスターや広告、タイポグラフィ、ブックデザインなど、国内外の優れたグラフィックデザインを紹介しています。レイアウトや文字の使い方、コンセプトの伝え方など、多くの発見があります。企業ギャラリーは展示替えの頻度も高いため、何度訪れても新しい刺激を得られるのが魅力です。筆者も学生の頃、授業終わりによく足を運んでいました。資生堂ギャラリーとギンザ・グラフィック・ギャラリーは徒歩3分と場所が近く、展示の開催期間が重なっている場合はハシゴすることもオススメです。
2. 街を歩いてパブリックアートを探す
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3. 美術館の無料開放日を活用する
多くの美術館では入館料がかかりますが、実は無料で入館できる日が設けられています。例えば、国際博物館の日(5月18日)には国立近代美術館、国立西洋美術館、国立科学博物館などの常設展(コレクション展)が無料公開されます。また、東京都現代美術館、東京都美術館などは都民の日(10月1日)に無料で鑑賞できる展示が開催されることがあります。企画展は入館料が年々値上がり傾向ですが、常設展や所蔵作品展はまだまだリーズナブルな料金設定であることが多く、無料開放日を活用すれば名作を気軽に鑑賞できます。美術館の公式サイトやSNSで最新情報をチェックしておくと、お得にアートを楽しむチャンスを見逃さずに済みます。無料の日をきっかけに「一度行ってみたい!」と思っていた美術館に訪れてみませんか。
番外編 キャンパスメンバーズ制度を活用する
- 東京国立近代美術館
- 国立西洋美術館
- 国立新美術館
アートを楽しむために、必ずしもお金をかける必要はありません。お金をかけても絶対に良い作品と出会えるとも限りません。「企業ギャラリーを訪れる」「街中のアートを探してみる」「無料開放日に訪れる」「キャンパスメンバーズ制度を活用する」まずは、足を運ぶ機会を増やして良い作品との出会いのチャンスを増やすことで、きっと有料級の経験を得られますよ。