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Illustratorでハロウィン装飾&フォトフレーム作ってみた!/Adobeであそぼ!#07
2022年も10月に入り秋の装いになってきましたね。
ということで今回はAdobe Illustratorでハロウィンを彩る装飾を作ってみます!
今回解説するのは、
ジャックオーランタン
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蜘蛛の巣
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オバケ
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この3つを作っていきます。
ジャックオーランタンの作り方
①まずは楕円形を作り、楕円形のパスをすこし移動してかぼちゃっぽくします。
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楕円形の両サイドのパス2点を少し上に移動させるとナチュラルな形になります。
②楕円形に 効果 〉パスの変形 〉ラフ
をかけてゴツゴツした表現に。
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私が設定したラフの数値は、サイズ1%、詳細3/inch、ポイント「ギザギザ」
③口の形状を楕円2つをずらして重ね、
パスファインダーで形を切り抜く。
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欲しい口の形をイメージして形の違う楕円をズラして重ね、パスファインダーの「分割」で欲しいパーツだけを切り抜きます。
④口の中に歯の形状も追加。
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歯の形状をイメージして長方形を配置、パスファインダーで切り抜く。効果 〉パスの変形 〉ラフ でゴツゴツした表現に。
⑤パーツを組み合わせてジャックオーランタンの完成。
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三角形を追加。パーツの大きさやレイアウトで表情やキャラクターが変わります。
蜘蛛の巣の作り方
①蜘蛛の巣パーツ1つめ、8角形を描き、中心を同じにして小さい8角形を追加。〈ブレンド〉と〈パンク・膨張〉を適用。
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大きさの違う8角形を〈ステップ数2〉でブレンド。効果 〉パスの変形 〉パンク・膨張(-12%)を適用させて引っ張られている曲線にします。
②蜘蛛の巣パーツ2つめ、
垂直な直線を放射状に回転させてコピー。
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直線を回転(45度・90度)で回転・コピーさせます。
③2つのパーツを組み合わせたら蜘蛛の巣の完成。
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2つめの直線パーツは〈22.5度〉回転させれば、1つめのパーツと奇麗に重なります。
④完成した蜘蛛の巣を変形させてパースをつけると使いやすい。
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まず、線で描いた蜘蛛の巣に〈分割・拡張〉を適用して「線」から「塗り」に加工。パスファインダー「合成」で1つの図形に。
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1つの図形になった蜘蛛の巣に、効果 〉パスの変形 〉パスの自由変形 でパースを意識して変形させます。
オバケの作り方
①オバケの元になる形をつくる。
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直線だけで左のような図形を描き、一番先端の角を「ライブコーナー」の機能で丸くさせます。
②アピアランスを開き、図形の「塗り」に「パスのオフセット」を2回適用して、角の無いなめらかな形状に。パスを変形させても効果は続きます。
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「パスのオフセット」1回目は数値を増やす(今回は40px)、2回目は数値を減らす(今回は-15px)。両方とも角の形状は「ラウンド」に設定しておくと、角の無いなめらかな形状に。
③できた形状に 効果 〉ワープ 〉円弧 でいろいろな形状のオバケを作る。
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円弧の数値を変えるごとに形状が変わるので、さまざまなオバケが作れます。
せっかく作ったので
フォトフレームまで作りました。
PicoN!のアプリ限定の機能ですが「PicoN!フォトフレーム」に今回作例で作ったハロウィン装飾のフォトフレームを追加しました♪
もしよかったらハロウィン気分を盛り上げる写真で使っていただければ嬉しいです!
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ジャックオーランタンのフォトフレーム
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「#オバケがあつまってきた」フォトフレーム
ではみなさま、2022のハロウィンをご安全にお楽しみくださいー♫
文:PicoN!編集部 横山