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【怖いフォント】禍々しすぎる「怨霊フォント」の使い方を考えてみた。 – クセすごフォントvol.2

「怖いもの見たさ」という言葉があるように、人はなぜか「怖いもの」に惹かれるもの。ホラー映画やゾンビ映画、怪談、都市伝説など、「怖い」コンテンツは古今東西、普遍的かつ根強い人気を博しています。

今回 “クセすごフォント” として取り上げる「怨霊2.0」は、デザインの中に「怖い」要素を加えたいときに使えるフリーフォント。その概要を紹介するとともに、マジメに使い道も考えてみます。

フリーフォント「怨霊2.0」とは?

フリーホラーフォント「怨霊フォント2.0」は、「怨霊が書いた文字をイメージしたギスギスしたもの」をコンセプトにデザインされたフォントとのこと。2009年~放送開始の大ヒットアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』にも使用された、由緒正しい(?)ホラーフォントです。

使用頻度の低い漢字(JIS第二水準漢字)までカバーされているのがありがたいところ。たとえば「薔薇」「珈琲」「卍」など、使う機会は少ないけれどよく目にする漢字も、怨霊フォントで表現できます。

「怨霊2.0」の使い道を考えてみる

さてこの「怨霊2.0」、どんなデザインをつくるシーンに活用できそうでしょうか? いくつか使い道を考えてみましょう。

どぎつく注意喚起したいとき

とても禍々しくインパクトのある「怨霊2.0」は、何か禁止事項を強く注意喚起する広告物をつくるときに役立ちそうです。たとえば、

・いじめ撲滅ポスター
・薬物乱用防止ポスター
・「ポイ捨て禁止!」のポスター
・「廊下は走るな!」の貼り紙

……などなど。「怨霊2.0」で書かれた言葉を目にすれば、きっと誰もが恐れおののき、きちんと決まりを守ってくれるようになるはずです。

ホラー系の制作物をデザインしたいとき

より直球ですが、ホラーテイストのデザインをつくりたいときにも「怨霊2.0」が使えそうです。

・ホラー漫画のタイトル文字
・怪談系YouTube動画のサムネ
・文化祭のお化け屋敷の看板

「怨霊 2.0」を使ってみた

ということで、「怨霊2.0」で実際にポスターをつくってみました。

はい。『PicoN!』読者にはクリエイターの皆さんが多いので、「納期遅れ、ダメ。絶対!」の啓蒙ポスターをつくってみました。ぜひ自宅や作業場の壁に貼り、クリエイターが絶対に犯してはならない禁忌「納期遅れ」を起こさないよう、自戒の念を胸に刻みましょう。

「怨霊2.0」が気に入った方は、こちらから無料でダウンロードできますので、サイト内に記載された注意事項等をよくお読みのうえ使ってみてくださいね。

文・編集部 佐藤

↓PicoN!アプリインストールはこちら

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