写真の未来予想図 ~これからの写真の発展性~ 03

この記事では「新・写真論」の著者である大山顕氏と日本写真芸術専門学校(以下、NPI)講師の調文明氏による、現代における写真とは 「写真の未来予想図 ~これからの写真の発展性~」の対談をお届けする。

1,「新・写真論」よりマンガ・アニメと写真の関係性
2,スクリーンショットは新しい写真史になりうるのか?
3、撮る人が写真を決めるのではなく、AIがそれを決めている
4,巨人の肩に乗る

今回は最終章となる、『撮る人が写真を決めるのではなく、AIがそれを決めている』『巨人の肩に乗る』を合わせてご覧頂きたい。

いかがだろうだったか?全3回を通じて、これからの写真の発展性を考えてきた。
まだどんどん変容していく写真の形、これからも楽しみである。

前回のお話 

大山顕
1992年、千葉大学工学部工業意匠学科(専攻は環境デザイン)に進学。 卒業後は同修士課程を修了し、1998年、松下電器産業(現・パナソニック)に入社。 10年間勤務した後に退社し、2007年に写真家として独立。 現在は、執筆・撮影・出版・テレビ出演・イベント主催などで活動中。

調文明
1980年、東京生まれ。写真史研究/写真批評。NPI講師。『アサヒカメラ』『日本カメラ』『写真画報』『PHaT PHOTO』『STUDIO VOICE』などで執筆。論文に「A・L・コバーンの写真における都市表現――三つのニューヨーク・シリーズを中心に――」(『美学芸術学研究』東京大学美学芸術学研究室、2013年)、「御真影と『うつし』」(展覧会カタログ『かげうつし――写映・遷移・伝染――』京都市立芸術大学@KCUA、2013年)、「ジェフ・ウォール――閾を駆るピクトグラファー」(『写真空間4』、青弓社、2010年)など。

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