溝端貢さんが影響を受けたクリエイターは誰ですか?
業界で活躍するクリエイターに影響を受けた作品や人物について聞くこの企画。今回は、溝端貢さんにお話を伺いました。溝端貢さんが影響を受けたクリエイターを勝手に紹介していきます!
溝端貢さんが影響を受けたクリエイターを教えてください
佐藤雅彦さん
ピタゴラスイッチの企画・監修に携わっている方です。佐藤さんのデザインは割とシステマティックに作られてて、ある種感情を廃してる、そういうものの作り方がありなんだと感銘を受けました。すごい良いバランスで、すごい綺麗な色使いで、っていうのでなくてもデザインはつくれると実感しました。
引用:https://liebbooks.stores.jp/items/5d18625b7521796b9dc1bf80
マルセル・デュシャン
■「泉」
デュシャンがいるから現代美術は面白くもなったけど、難しくもなっている。こういう発想してもいいんだなっていうのはやっぱり単純に面白いなと思いました。
参考サイト:https://muterium.com/magazine/stories/duchamp/
■「大ガラス」
この作品の好きなところはガラスが割れ、途中で作るのをやめてしまったらしいんですけど、本人は歓迎的だったところです。
輸送中に割れてしまったけど作品にしたとか、人間個人が考えられることには限界があって、偶然性みたいな作品が発想面でおもしろいと思います。
引用:http://blog.livedoor.jp/a_delp/2018-11-15_Duchamp
ジャクソン・ポロック
今では技法として目新しいわけではないですが、画材の素養がなくても絵が描けちゃう。筆を使わなくても、一般的には絵画で使われない道具で絵を描くイラストレーターもいてもいいと思います。偶然性により人間が考えられない物ができたりするのがおもしろいと思いました。
赤瀬川源平さん
「モノを見る視点・観察」を重視している気がします。『実用性からずれた面白さ』という部分からモノ作りを始めても良いんだと思わせてくれた方です。商業的なデザインには応用にしくいですが、こんな発想をしてもいいんだ!と感じました。
■「宇宙の缶詰」
引用:https://yoshiteru-blog.com/artappreciation002/
■「トマソン」
引用:https://nostos.jp/archives/162763
■路上観察学入門
引用:https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480028181/
溝端貢さん、ありがとうございました!次回もお楽しみに!
溝端貢
アートディレクター、デザイナー。1975年大阪府生まれ。成安造形大学卒業、武蔵野美術大学修士課程修了。2010年(株)アジールより独立。2002年第20回ひとつぼ展グラフィックアート部門入選。2003年、2011年TDC(Type Directors Club)入選。2015年、株式会社ikaruga. 設立。
https://ikaruga.design/about
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