Illustratorで不思議な3Dライン/Adobeであそぼ!#08

第8回の「Adobeであそぼ!」でご紹介するのは、
不思議な3Dラインの描き方です。

Illustratorの「ブレンド」という機能でこれが描けます。

(個人的にこの「ブレンド」は楽しくて不思議な要素を入れ込みたいときに多様しがちです。笑)

難しそうに見えるかもしれませんが、めちゃくちゃ簡単なので使いたくなったらこの記事を思い出して試してみてください♫

ステップ1

〈塗り〉をグラデーションで色付けした図形(今回は円形)を作り、2つに複製します。

 

ステップ2

2つの図形を選択した状態で、
〈オブジェクト〉▶〈ブレンド〉▶〈ブレンドオプション〉を開き、「間隔」を設定して、〈ブレンド〉▶〈作成〉を押すと2つの図形がつながったラインができます。(今回設定した間隔は〈距離:1px〉)

 

ステップ3

ペンツールやブラシツールで好きな曲線を描いて、先ほど作ったグラデーションのラインと両方を選択、
〈オブジェクト〉▶〈ブレンド〉▶〈ブレンド軸を置き換え〉をすると…
という、大きく3ステップほどの説明で終わってしまいます!

「ブレンド軸の置き換え」をすると元のあったブレンドの棒が無くなってしまうのでそこはちょっと気を付けてください♫

では、このブレンド3Dラインは他にどこまでできるのか、やってみましょう。

2つのグラデーションの色を変えて作ることも可能。(ただ色選びを考えないと、ブレンド途中の色が見本みたいに濁った色になっちゃうよ!反対色が混ざると濁る!色の知識がこういうところで活きてきます。)

 

四角形でするとこんな感じ。

 

三角形だとこんなん。

 

複数の図形をグループ化したものでもブレンドできちゃいます。すごく複雑な見た目になります。

 

といこうとで、第8回目のAdobeであそぼ!はIllustratorの〈ブレンド機能〉を使った不思議な3Dラインの作り方でした!

このブレンド機能は他にもいろんな表現に使える機能なので、ぜひ試しながら遊んでみてください♫

それではまた。

 

文:PicoN!編集部 横山

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