【クリエイティブ業界への就職を目指す人必見!】「ポートフォリオ」ってなに?
「絵を描く仕事がしたい。」「デザインをつくりたい。」クリエイティブ業界への就職を目指すときにときに必要になるあるもの…それは〝ポートフォリオ″です。
目次
まずは一般的な就職活動の流れを見てみましょう!
企業によって、選考スケジュールは異なりますが(企業ホームページを確認しよう!)、今回お話するポートフォリオは、この「書類送付・書類選考」にかかわる内容です。
そもそも就職活動で使われるポートフォリオって?
ひとことで言うと、クリエイティブ業界へのパスポートです。
パスポートがないと国外に出られないように、ポートフォリオがないとクリエイターとしての第一歩を踏み出せない、それくらい重要なもの。
なりたい職業につくためには、履歴書だけでは伝わらない技術力やセンスなどを視覚的にアピールする必要があります。
「かっこいいイラストが描けます!」「おしゃれなデザインが作れます!」と言葉ではなんだって言えちゃいますが、「じゃあ実際に見せてみてよ!」と言われてしまうのがクリエイティブ業界の就職活動。
グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、イラストレーターといったクリエイティブ系の就活ではほぼ間違いなくポートフォリオの提出が求められます。
💡ちなみに…ポートフォリオの提出方法は企業によって異なり、紙に印刷して郵送することもあれば、PDFなどのデータで送ることもあります。
ポートフォリオの作成手順をみていこう!
取りかかる前にまずは自己分析と企業研究を進める事がオススメ!
なぜなら志望業界によって、ポートフォリオで注意すべき点が変わってくるんです。
ここで大事なことをお伝えします!
ポートフォリオは一度作っただけでは完成しないのです。いろんな人にアドバイスをもらって、選考通過しやすくなるようなポートフォリオを目指していきましょう!
志望する業界や職種が決まったら、掲載する作品を選ぼう!
授業課題や、自主制作作品、アルバイト・業務委託などで作成した制作物など、過去の制作物をリスト化し、志望企業の人事担当者にアピールしたい作品を選定しましょう。
企業によって見ているポイントが異なるため、明確な正解はありませんが、やみくもに作品数を増やすのは×。
ヒント:募集要項に記載されている業務内容から、その企業が普段作っているものや、取引先をみてみよう!
💡商品パッケージ制作がメインの会社なら、パッケージ作品を増やしてみる。
→お菓子のパッケージを作っている会社なら、お菓子のパッケージ作品をいれてみるとやりたいこととマッチしていることが人事担当者にも伝わります!
ポートフォリオの基本構成をみていこう!
①表紙
自分らしい、オリジナリティあふれる表紙だとgood!
②目次
どのページに何が載っているのかわかりやすくするためにも、まずは目次があると丁寧。
他のページにも共通することですが、読み手への思いやりを忘れずに作っていきましょう!
③自己紹介(プロフィール)
名前やこれまでの経歴など…基本的な情報に加えて、どういうものを作るのが得意か自分の強みをアピールしましょう。
④作品紹介作品紹介ページでは、以下を載せていきます。
- 大きな作品画像
- キャッチ―な作品タイトル
- 作品の概要説明(プロジェクト名、グループワークでの役割など)
- 作品の制作ツール、作業時間
- 作成時の注力ポイントや、裏側のエピソード
- 「この作品で○○の賞をとりました!」など、作品の成果
↓作品数が少なかったらこんなものも入れてみよう!↓
- ラフやアイデア構想
- ロゴの色彩案
- 駅ナカ広告(実際の掲示イメージを合成)
⑤連絡先やSNS、ポートフォリオサイトの情報
必ず連絡先やポートフォリオサイトなどを載せるようにしましょう。
作品発表用のSNSアカウント情報なども載せておくと、あなたの新たな一面を伝えることができて◎。
次回は内定を勝ち取った、実際のポートフォリオを見ていきましょう!
文 : PicoN!編集部 濱田