社長・会社経営者に聞く「入学の動機から業界の裏話」

専門学校日本デザイナー学院(以下、NDS)は、今年で58年目を迎えています。
これまで、何万人と卒業生を業界に送り出し、会社経営者としてご活躍されている卒業生も多くいます。

そこで、今回はその一人である、山道順和さんをご紹介させていただきます。
山道さんには、入学の動機から業界の裏話などをインタビュー形式で聞いてみました。ぜひ、ご高覧ください。

山道 順和
1995年4月 専門学校横浜日本デザイナー学院デザイン専門課程グラフィックデザイン専攻入学
1997年3月 専門学校横浜日本デザイナー学院デザイン専門課程グラフィックデザイン専攻卒業
1997年4月 有限会社アングル入社
2006年6月 有限会社アングル解散 株式会社アン・デザイン創立 専務取締役就任
2006年12月 株式会社アン・デザイン業務開始
2022年6月 現在に至る

Q1. 数多くあるデザイン系専門学校から、なぜNDSを選択したのですか?

1997年当時、私は神奈川県の平塚に住んでいました。将来グラフィックデザイン関係の仕事がしたいと考えていまして、自宅から通学できて知識、技術を修得できる専門学校を探していました。
そこで、NDS東京校と横浜校、バンタンデザイン研究所他のパンフレットを請求しました。自宅に届いたパンフレットを隅から隅まで目を通しつつ通学距離を考えた時、やはり横浜が最も家から近いし、学費も他と比べたら安いことがわかりました。それで授業見学もさせてもらったところ、楽しい雰囲気で授業を行っていましたし、ここなら頑張って勉強できそうと思いまして入学することを決めました。

Q2. 在学中に講師や学生から、どんな影響を受けましたか?

グラフィックデザイン業界で有名なお仕事をされていた先生もいましたが、在学中の私のレベルで考えたら影響を受けるなんておこがましいと思っていましたので、先生の影響というより同級生の存在が大きいかったと思います。

もの凄くポジティブで優秀な学生もいれば、遊びに来ているような人達もいたのは事実です。その中でも私は、学習意欲に満ち溢れている同級生の制作する作品はじめ、考え方、言動等に着目し影響を受け、この学校を選んで良かったと感じていたのを今でも覚えています。

Q3. デザイン関係の仕事をしてよかったこと、楽しかったことは?

グラフィックデザインの仕事を進めていく上で、クライアントの要望に応えるためのコミュニケーションの交わし方、提案の仕方、その上で制作、納品した物に幾ら支払ってもらえるか、自分の給料分を稼ぐためには何を?幾らで?いくつ?受注しないとならないか、それに加えてお客様との打ち合わせから納品までいくら経費がかかるか、その分差し引いて会社としての利益がどれぐらいでるか等、制作以外のことも教育を受けました。これは、卒業時に就職した広告制作会社の社長に学び、トライさせていただいたのですが、その経験があったからこそ今の私がいると思っています。

また、グラフィックデザイナーの仕事は、「デザイナーはお客さんの悩みをロジックで解決する」いわば、クリエイティブのコンサルタントですね。この仕事に就いてよかったと感じています。

Q4. グラフィックデザイン以外で手掛けたお仕事もあるそうですね?

今までイベント会社に発注していた横浜の元町クリスマスイベントの企画がマンネリ化し、新しい発想をとのことで、弊社に改めて相談がきました。
どういうキービジュアルにするか?そもそも人をどのようにして集客するか?と考えた時、毎年元町商店街から少し離れた桜木町は、クリスマスの日にカップルをはじめ大勢の人で賑わうので、そこから元町商店街まで無料ラッピングバス(ロンドンバス)を運行し、移動して来てもらう企画はどうだろうか、とクライアントに提案しました。これが好評で、企画が通りました。
イベント開催時だけバスを運行させるために国土交通省はじめ警察署等に折衝して、一方通行の道路まで通れるようにしてもらいました。何よりサンタクロースが赤白の定番でなく、緑色にしたことが元町商店街にある衣料品店他、緑色で装飾したことが好評で、コロナ前まで賑わったイベントを開催できていました。
このように、業種や媒体にこだわらず、デザインに関する案件であれば基本チャレンジするスタンスで仕事をしています。

Q5. 仕事をしていて苦労した点はなんでしょうか?

まずは、人材育成ですね。立場によって違いますが、自立できるデザイナーを育成していくことが難しいです。

それと勝てるプレゼンテーションですね。弊社はプレゼンテーションに注力しています。どうやってクライアントに選んでもらえるプランやデザインを作り上げ、プレゼンテーションで勝てるか!は常に考えています。生みの苦しみもありますが、楽しみが勝ります。

Q6. 『PicoN!』とひらめく時は、どんな時ですか?

お風呂に入っている時、TVコマーシャルを見ている時、フラッと街中をぶらぶら歩いている時、雑談している時、ブリーフィングしている時等に閃くこと多々あります。逆にいうと会社の机に座って「これだ」というものはなかなか浮かばないです。大半の人がこんな感じではないでしょうか。またアイデアだけでなく、客観的な目線で見ないといけない時もありますのでネット検索含めて、共感ポイント、他社分析等情報収集もしています。

Q6. 最後に、クリエイティブ業界を目指して、NDSに入学を考えている方に一言お願いします。

クリエイティブの職に就きたいと考えていて、これから入学しようと考えている方は、渋谷、魅力的な場所です。実際に目で見て、手に取って触れられる物が街に溢れていますからおススメします。ご自身の強みを引き出すためにも、刺激ある都市の中にある学校でクリエイティブの知識や技術修得に励んでください。

PicoN!編集部・宮脇

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